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Channel: ハーちゃんの「ゆらゆら日記」
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チャネルアイランド 作り目 (動画あり)

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三國万里子さんのこの本 を借りてきました。




「アラン ロンドン フェアアイル 編みもの修学旅行」という本で、中に珍しい作り目が載っていたので何度か試し編みをしてみました。

「チャネルアイランド」という作り目ですね。

ただ、この本に載っていた作り目のやり方だと、いったん糸を切ってしまうので、作り目をしてから新たに糸をつけて編み出さないといけません。

結局いろいろやった結果が上の動画になりました。

YouTubeでも検索したのですが、日本のかたのは見つけられませんでした。

「Channel Island Cast-on」で検索したら、外国のかたのはたくさんありました。動画も動画でないのも。

動画で見ると、やり方も人それぞれで、編み方も「アメリカ式」やら「フランス式」やら混ざっています。

この「チャネルアイランド 作り目」の良いところは、「ピコット編み」をしなくても作り目するだけで「ピコット編み」のように見えるところでしょうか。

三國さんのこの本の中では、セーターの裾に使われていましたが、帽子や手袋など、いろいろ使える作り目だと思います。

日本では一般的でない編み方で、外国ではよく知られているこういう編み方(この場合は作り目ですが)もあるので、新しい知識が増えるのは楽しいです(^^)。

今日の東京は強風が吹き荒れていて、きっと外に出たらかなり寒いと思いますねぇ。もう明日は2月ですから、いちばん寒い時期にさしかかっているわけですねぇ。

三國万里子著 「アラン、ロンドン、フェアアイル 編みもの修学旅行」

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昨日は動画を載せましたが、本の内容を紹介していませんでした(^^;)。

編み物好きな人ならたいてい知っている「三國万里子さん」の名前。ニッターさんでもありデザイナーさんでもある三國さんのニットは、ステキだけど編み図だけでは首をひねるところもあります。私の編み物に対する無知のせいだと思うのですが。

その三國さんが、シェットランド諸島、アラン諸島、ガーンジー島、そしてロンドンを旅した紀行文です。

もちろん、それぞれの土地では編み物にたずさわる人、お店、工場を訪ねて、そこの編み物の歴史、そして現在のニット産業についても取材しています。

そして、なかほどには10作品と編み方が載っています。ティーコージー、セーター、ミトンなど。


フェア島在住のニットデザイナーのマチさんの作品とおうち




なんと彼女はベネズエラ出身で、フェア島に来た時には建築家だったそうです!


これはガーンジー島のガンジーセーター 。裾の作り目が、昨日動画にした「チャネルアイランド」の作り目になっています。




島の名前は「ガーンジー島」で、編み物は「ガンジーセーター」です(^^;)。

こちらはロンドンにあるヤーンショップ「PRICK YOUR FINGER」というお店に並んだ「ジェイミソンズ」のシェットランドヤーン 。すべての色が我が家にあったらどんなに幸せでしょうか(^^)。




私が12月7日の記事に載せた写真の靴下 が、ジェイミソンズのシェットランドヤーンで編まれたものでした。




三國さんは、古着屋さんで買った古いアランセーターやカーディガンはたんすからはみ出るほど持っていらっしゃるそうです。それをニッター、デザイナーの目から「どういう作りになっているのか」を詳しく見る。

そのたびにやっぱりいいなと思うのが「Cleo」というタグのついたクリーム色のカーディガンだそうで、今回ダブリンの「Cleo」に行くことができたそうです。ダブリンですからアイルランドですね。


どの島もどのお店も行ってみたいですねぇ。


書き忘れたことが~(^^;)。るるるさんに対するお答えです。

東京書籍刊「編みもの 英文パターン ハンドブック」という本です(^^)。



おまけ: 強風の今日の落陽。一片の雲もありません。


「チチカカ風」の帽子 完成

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あまり私の好みの色ではないのですが、変わった編み方で編みたくて「かぶらなくてもいいや」という気持ちで編みました(^^)。

ヒントにしたのは、こちらの帽子 。1月10日に記事にしたエストニアの帽子です。




最初の作り目は、ラトビアの「3本の糸で作る作り目」の方法で編みました。この編み方だと太い作り目になります。私のこの帽子では、3色(茶色、レンガ色、ブルー)3本の毛糸で編みました。下の写真 のふちの部分です。




ふちの上の横のライン
(レンガ色と白)は1月12日の記事中の「2色のライン」の編み方 です。




目数はゲージをとって計算し、あとは自分の好きなように編みました。オリジナルと言えますね。

娘に写真を送ったら「これかなりいい。チチカカっぽい」とのこと。

「ポンポンは1色が良いかね?」ってたずねたら「オレンジに白の霜降りみたいなのが良い」と言うのでそのように作りました。かなり大きなポンポンで、150回は巻いたと思います(^^;)。

「ラトビアの手編みミトン」と言う本と「3本の糸で作る作り目」は、明日ご紹介しますね(^^)。

連日、編み物の話題で、興味の無いかたには申し訳ないで~す!



おまけ: 「野川」の岸辺にあった「ムクゲ」に種がついていました。


エストニアの「3本の糸で作る太めの作り目 」(動画あり)

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前に借りた「エストニアの手編みこもの」の著者の書いた本です。中田早苗著「ラトビアの手編みミトン」




その中に「3本の糸で作る作り目」があって、実際にやってみたわけです。太い作り目が簡単に作れました。昨日の帽子のフチには3色でこの作り目をしてみました。

今日ご紹介する本には、エストニアとともにバルト三国のひとつである「ラトビア」に伝わるミトンの由来、編み方、地域ごとのデザインなどが紹介されています。

「ラトビア」の4つの地方で編まれてきたミトン は、糸、形、色、柄、などにそれぞれ特長があるそうなんですね。





こんな可愛らしい花柄のミトン も。




この本には20以上のミトンの編み図が載っていて、スタンダードな1つの作り方が、写真入りで詳しく説明されています。

「ラトビア」でのミトンの役割は、寒さを防ぐ以外に、冠婚葬祭に贈り物として使われたそうです。特に結婚式には、100組以上のミトンを用意したそうで、それもすべて違う柄にしないといけなかったそうですよ!

「ラトビアの手編み靴下」の本も図書館に届いたそうなので、後で取りに行ってきます(^^)。

それにしても、バルト三国は手仕事の文化が色濃く残っている国々なんですねぇ。森の中で開かれる民芸市は有名らしく、一度行ってたくさんの民芸風な編み物を見てみたいです。


おまけ: また週末に婿さんが作ったチョコレートケーキです。8ピースのうち5ピースもらいました。作るのが好きなのであって、食べるほうはそれほどでもないそうです(^^)。



心臓内科の通院でした

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えっと、2ヶ月ぶりくらいでした。お薬も70日分も出ていましたし。「心房細動」で通っています。

「どうですか?」と血圧測定、先生がこれまでのデータを見て「良いですね」。それで終わりでした(^^)。

次回は4月1日です。桜も咲いているころですねぇ。

いつもその先生の日は混み混みなのですが、今日はがらーんと空いていて 、アッと言う間に診察と会計が済んでしまいました。




明日はまた娘の通院の送迎係なので、セルフのガソリンスタンドで給油しました。またまた価格が下がっていましたよ




灯油を買いに来る人 もいらして混雑していましたね。




帰りにセブンイレブンで買い物して、セブンカフェのコーヒー を注文。うちはなんと庶民なんでしょう!




このカップの大きさを表すのに「R」「L」になっていて、これにクレームが来ているそうですね。普通に「M」「L」のほうが、パッと見てわかりやすいのは確かです(^^;)。

娘は先週先生に、「運動しないと」と言われたので歩いたりスクワットをしていたためか、胎児が下がって来た気がするそうです。明日、診察の結果、どう言われるか、が問題ですねぇ。


いよいよかな、と言う感じです(^^)。


おまけ: 蔵前橋通り沿い、亀戸にある「升本」と言うお店。お店の入り口に「亀戸大根」らしきものが置いてありました。検索したら、「亀戸大根」のお料理が食べられるお店とのこと。「あさり飯」で有名なのかと思っていたのですが(^^)。



雪の中の通院

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娘のセンターへの通院が毎週になって二回目でした。

首都高の渋谷あたりから雪が降ってきて、センターにいる間、だいぶ降ったり雨が混じったりしていました。土の上にはこれくらい 積もったんですよー!




葛飾区に戻って来たらまったくの雨になっていました。夜遅くなったら完全に雪になるでしょうか?

センター では、採血・採尿をし、結果が出てから肝臓内科を受診しましたが、異常ナシ。先生としては、肝臓に負担がかからないのは帝王切開だ、とのこと。ですが、これは産科の先生がお決めになることのようでした。




産科では、またノンストレステストをやったそうです。胎児は元気でした。お腹の張りがまだ足りないので、予定日より後の出産になるらしいです。

子宮口は1.5cm開いていて、先生から「スクワットやったでしょう」と言われたとか。1.5cm開いていると内診も痛くなかったようで、スクワットの効果抜群ですね。

今日も採血は45分も待たされました。娘のあとの人は60分待ちだったそうです! これはなんとか改善されないものでしょうか?

首都高が渋滞ナシで走れたので、家からセンターまで45分で着きました。これからもこの記録は破られないのではないかしら(^^)。

今日は私が一睡もせずに運転することになるので、主人に「行きだけ運転してもらえないかな」と頼み、首都高の嫌いな主人が運転! 助手席の私がハラハラしましたよ(^^;)。

それで、センターに早く着いたので、雪の中、岡本3丁目の坂 を走りに行くことにしました。




そこに行くまでの道も狭かったりワインディングあったりでしたが、この坂のスリル満点なこと! ジェットコースターで下るような感じでした!

まだ外は雨のようです(^^)。

似鳥航一著 「お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 2」

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これはるるるさんに教えていただいて図書館に予約した本だったと思います。だった、と言うのは、予約待ちが多くてなかなか来なかったから(^^;)。

やっと来たと思ったら、「1」じゃなくて「2」のほうでした。これだと主人公たちの馴れ初めはわからない...。「2」を読んで想像するしかない...(^^;)。

主人公の青年「栗田」は、浅草仲見世通りから少しはずれた場所にある和菓子店「栗丸堂」の四代目の店主。幼いころから和菓子作りは教えられていたけれど、後は継がないと決めていました。

ところが両親が他界し、経営状態があまり良くない「栗丸堂」の主人になったわけです。

栗田と共に「栗丸堂」の経営再建を模索するのが謎の美人「葵」です。

どうも良家のおじょうさんらしい。和菓子についての知識は、栗田も驚くほど持ち合わせています。腕にあるキズは、なぜ出来たのか。栗田もいまだに訊けずにいる...。

私が思うには、このキズと葵のなにかコンサルタント的な仕事が結びついているような気がするんですけどねぇ。

この「栗田」と「葵」の2人が、「栗丸堂」を訪れる人々のトラブルを、なんと「和菓子の持つ力」で解決していこうとするんです。

この「2」では、「雷おこし」「饅頭」「桜餅」にまつわる短編が載っています。特に「桜餅」の章では、有名な「長命寺」に桜餅を食べに行ったり、そこに至る「言問通り」を歩きながら葵が「言問団子」の話しもする、といった具合です。

どちらも私が「行きたい、食べたい!」と常に思いながら行けていないところ(^^;)。

和菓子を作る課程、それを食べる人たちの幸せそうなようす。浅草という昔ながらの地域が持つ下町の雰囲気を味わえる本です。

「1」のほうは、きっと2ヶ月ごろに最寄りの図書館に来るんじゃないかな、と思っているのですが...。


おまけ: 昨日、センターの近くで見つけた「梅」。「亀戸天神」でも「梅まつり」をやっていましたっけ。



急に娘をセンターに送ることに

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午後、娘から「破水した」という電話があり、急いで支度をして娘夫婦を拾って4人でセンターに向かいました。「下の道で行って」と言うので、そうしたら、土曜日なのにかなりの渋滞でした。

センターに着いたのが5時過ぎでしたので、救急外来で受付を済ませ、6F のLDRの部屋に通されました。広い個室のような部屋で、そこで診察、分娩もできるようになっているんですね。

先生の診察を受けたら「破水しているので入院してください」とのこと。LDRに荷物を運び込んでから、地下の売店 で買ってきたお弁当を娘以外の3人で食べました。売店は10時まで営業しているそうです。




このまま出産まで待つのかな、と思っていたら「まだまだなので病室に移動しましょう」と言われ、また大荷物を持って4人部屋に移りました。

窓側にお一人はいっていらっしゃるだけでした。

初産の場合、陣痛が10分おきになってから18時間はかかるそうで、考えた結果、3人で一応帰ろうということになりました。娘は不安そうでしたが、出産が明日の何時になるかわからないから、帰って体調を整えるほうが良いと思って帰宅しました。

メールが何通も来ました。

「お隣の患者さんが陣痛が始まって唸っている。こわいよおおお」

だの

「私のびびりっぷりに看護師さんも困って、リラックするするためにアロマ炊きます?って言ってきたけど、アロマくらいでリラックスできるもんか、と思って断った...」

とか言ってます(^^;)。

明日は7人が集まるオフ会の予定だったんです。ブログを通して7年ものおつきあいのあるかたがたに初めて会うことになっていたのですが(^^;)。

3年前にもオフ会の直前に母が骨折して手術になってキャンセルさせてもらったり、おととしも同じようなことがあったんです。なぜでしょうねぇ。今回だって、出産は遅れることになっていたのに...。

私も早く入浴して寝ようと思います。と言ってますが、寝られますかねぇ。


まだ産まれません(^^;) 追記あり

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センターのおひなさま

今朝は婿さんを10時に拾ってセンターへ。日曜日のせいか、50分で着きました。新記録です!

本当は面会は午後の1時からなのですが、今日出産ということで特別に許可をいただいて病室に入りました。今日は満室でした。

娘の話しでは、大部屋からLDRに行って産まれたら個室に、とか、いろいろ移動があるらしいですね。

病室ではあまり会話もできないので、談話室に娘もヨタヨタと歩いてきて、4人でそれぞれ好きなものを食べたりしていました。

その後、娘と婿さんは病室にもどり(腰が痛いのでもんでもらうそうです)、私と主人は地下をウロウロしに行ったりもどったりしていました。

とにかく待つしかないわけで(^^;)。

娘はお腹が痛い、と言うのですが、診察では「今日産まれるかどうかわからない。陣痛間隔が1分にならないと何も始まらない」と言われてしまったそうです!

胎児が元気なので、なるべく自然な陣痛を待つらしいです。

今はこんな「陣痛アプリ」とかいうものもあるんですねぇ。驚きです!




どうも待っていても今日は産まれなさそう、と判断して、私たちは帰ることにしました。婿さんはマンガ喫茶で時間をつぶすそうです。明日も有休をとるとのこと。

帰宅後、娘から来たメールによると「まだ7分間隔。いだだだだ! 今夜は寝れなさそうだなぁ。お母さんはゆっくり休んでー。産まれそうになってから連絡します」とのことでした。

婿さんが立ち会い出産をするので、彼だけそばにいれば大丈夫らしいです(^^)。

私も家のこともやらなければいけないし、明日ももしかしたら明け方とかに運転して行かなければいけないかも知れないので、早めに(家に6時半着)帰宅しておいて良かったです。

面会は午後の1時から夜の8時までなんですね。だから家族も夜間はいづらいようです。

何時ごろに連絡が来るでしょうか?


追記: 
その後、何通もメールをやり取りしました。現在(9時前)のようすですが、「陣痛は来てるけど、子宮口は全然開いていない」と言われたそうです。やはりまだまだですねぇ。婿さんも家に帰るそうです。

明日の朝、婿さんは会社に寄ってから娘のところに行くそうで、うちのクルマで会社まで来てもらえるとありがたい、と言っているんですけど、赤子が早く産まれてしまったら、婿さんは置いて行かないと(^^;)。

難産でしたが、孫が生まれました(^^)

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コメント、ありがとうございました(^^)。ご心配をおかけしました。

大変な難産だったと思います。

この3日間のことは、日記を見返さないと覚えていないくらい曖昧な記憶の中です(^^;)。

おととい帰宅したものの、いつ連絡が来るかも知れないと思って、お化粧も落とさずにいました。1時間しか寝ていないころに「LDRに移ります」と娘がメッセージが来たので、婿さんにも電話して、朝の4時過ぎに家を出ました。

真っ暗な首都高 はガラガラで、45分でセンターに着きました。





破水があったのは土曜日なのに陣痛がなかなか来ないんですね。それが問題でした。

自然に陣痛が来るのを待ちましたが、結局「陣痛促進剤」を点滴で入れました。そこから「痛い~!」の連続で、無痛分娩にするための麻酔はいつから始まるのか、娘はそれを気にしながら唸っておりました。

子宮口が5センチにならないと促進剤の投与はしない、とのことなので、それを待ちましたが、その時間が長かったです。LDRの外まで「痛い~!」の声が聞こえそうなくらいの絶叫が~(^^;)。

あ、LDRには家族はいていいんです。最後は「立ち会い出産」をするのに婿さんは残りましたが、それまではずっと一緒にいられました。私も「立ち会い出産」してもかまわない、と言われたのですが、お断りしました。

やっと麻酔の点滴が始まり、少しずつ痛みはおさまって来たのですが、娘のようすが変です。目をつぶったままで反応が無い!

ほっぺたを叩いて名前を呼んでも、ボーッとしています。

内科の先生が急きょ呼ばれて採血をしたり「お名前は言えますか?」「今日は何日ですか?」などという質問をするのですが、目をつぶったままだいぶ経ってから自分の名前をぼそぼそと言うばかり。

それで時々「あれっ」なんて目を開けててはまたつぶって反応無し。

出産そのものよりもこの時が一番ゾッとしました。赤ちゃんが生まれても、母親が植物状態みたいになるのではないか、と!

採血の結果は問題無かったそうですが、どうしてそういう状態になったのか謎です。

しばらくしたら、やっと正常にもどりましたが、その時の安堵感と言ったら!

どうも、あまりの痛みのせいでそうなったらしいです。気を失っていた、と言うか...。もちろん寝不足もあったとは思いますが。

診察のたびに私たちは外に出され待つ。を何度繰り返したか覚えていません。

ただただ子宮口が10センチまで開くのを待つばかり。

結局、9センチになったところで「これから出産ですので」と言われましたが、もしそれが出来ない時は帝王切開になる、と聞いていました。

助産婦さん二人、産科の先生たち数人など、8人くらいの人がLDR内にいらしたそうです。

私たちには声だけ聞こえるのですが、無痛とは思えない娘の「痛い~!」という声に、ただ不安なばかりで。

40分後くらいになって、やっと「ほらいきんで! がんばれ!」という声が聞こえ始め、だいぶしてから「おめでとう!」という先生たちの声も聞こえた時は、涙が出ました。

いつも診ていただいている肝臓内科の主治医も来てくださり「おめでとうございます。良かったですね」と笑顔でおっしゃっていました。

赤ちゃんは思っていたほどは大きくなく、3070グラムでしたが、すぐに娘の胸に乗せられ、娘は痛みは忘れたように「可愛いね」を連発しておりました。

おっぱいの近くに移動させたら、元気に飲み始めました。これで安心です。

2時間後にLDRから荷物をすべて病室に運び終えたのが、夜の10時半でした。

婿さんと家の近くのサイゼリアでお水で乾杯(^^;)。

こんなに疲れたのは、ここ数十年無かったです!

今日も午後の面会時間に合わせて行ってきます(^^)。

体のダメージが大きいようです

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二人がかかりで慣れないオムツ交換

おとといは出産が無事に済んだ、という事だけでいっぱいいっぱいで、そのようすの一部始終は娘から聞いていませんでした。

でもその後、帰宅してからの娘とのiMessageのやりとりで、知らなかった事実がいろいろわかりました。

まず会陰切開ですが、ふつうは一ヶ所だと思うのですが、娘の場合、なんと4方向4ヶ所、切られたそうです! だから排尿時、痛むとか。

それからこれもなんと、ですが、肛門まで少し裂けたらしいんです。力み過ぎて。

だから縫合もすごく痛かったし時間もかかったそうです。ま、そうでしょうねぇ。

それに、母子同室とのことでしたが、昨日のお昼まで別室だったとか。いろいろ検査があったため、と思われますけども。

昨日私と主人が1時半に着いた時には、赤子は娘のベッドの横に寝かされていました。赤ちゃん用の小さいベッドですね。

そして娘がシャワーをちゃんと浴びられるか、も母子同室にするかどうかの決めてになるようでした。

本来なら、昨日の午後に11Fのお部屋に移ることになっていましたが、まだ娘の体が本調子ではない(シャワー中に倒れたとか)ため、11Fへの移動は延期になりました。疲れとストレスのせいでしょうねぇ。血圧も低いらしいです。

看護師さんから母乳チェックが頻繁にあるそうです。娘はたっぷり出ているし、乳房の状態も褒められているそうです。


今日来たメッセージでは、また倒れたため、赤子は新生児室でお世話になっているとか。血圧がかなり低いんですね。

赤子の世話に夜中中追われて、一睡もできなかったようなんです。特に、赤子が泣くと看護師さんがすぐに来るし、同室の患者さんにも迷惑だ、ということもストレスらしいです。「早く帰りたい」って言ってます。

「先生は何と?」ってたずねたら「寝ろ、って」とのこと。なにか点滴とかされるのかと思いましたが、寝不足と判断されているのかな、と思います。

同室にも同じようなおじょうさんがいるらしく「大部屋も入院もつらいみたいで泣いてる! 看護師さんに、帰りたい、早くお父さんお母さんに会いたい、って言ってる」そうで、みな大変なんですねぇ。

個室に移りたいと看護師さんに言ったら「満室」とのことでガックリきていましたが、「急に1室空きました!」とうれしい知らせが来たそうです。

個室はやはり「超快適~!」とのこと。赤子の泣き声を気にしなくて良いだけでもストレスが減ることでしょう。

出産までLDRから聞こえて来る音声を主人が録画で録っていました。床にビデオカメラを置いたままなので、映像としては行き来する人の足元だけです。音が録れれば良いので。

それを短く編集したものを娘にも婿さんにも送ってやりました。娘の返事は「うぇ~ん(泣)」。

婿さんからは「す、すごいです。ありがとうございます! 貴重な記録です! 頂いた写真もすごく良かったですし、音声も残っててとてもありがたいです。うちの両親にも送りたいと思います」と言ってきました。録っておいて良かったです(^^)。

この音声について娘にいろいろ説明されました。面白い話ですが、いずれまた。

娘の体調が心配です。明日、食べたいというものを持って行ってきます。



おまけ: 暗くなってからの運転はイヤでしたが、うっかり4時半にセンターを出てしまいました。これはゴチャゴチャしている「箱崎ジャンクション」。私は7号線を進みます。


新生児黄疸で光の治療を受けていました

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面会時間の1時過ぎに行ったら、下から光の出るベッドに赤子がいました。新生児黄疸だそうです。娘がお乳をやるあいだだけお部屋に戻してもらえますが、あとは新生児室でその治療を受けるそうです。

それから聴力検査も受けに行っていました。娘がその小さなベッドを押して、下の外来の診察室に行ったようです。聴力は異常ナシでした。

今日は3時ごろに婿さんのお母さんがいらっしゃいました。その時は授乳タイムの後だったので、新生児室に赤子を見にいらっしゃいましたが、赤子のどちらかの親+1人しか中に入れません。私は今日も顔を見たので、婿さんのお母さんに中に入ってもらいました。

お母さんは「可愛いわぁ」と何度もおっしゃっていました(^^)。

4人で談話室でおしゃべりして、また授乳タイムになったので赤子がお部屋に戻って来ました。その後しばらくしてお母さんも私たちも家路につきました。

娘が黄疸のことを心配しているので、メールで「新生児黄疸はそれほど心配しない」と言ってやりましたが、「大したことない確率のほうが高いんだろうけど、それでももう頭の中がそればかりになってしまうと言うか。何も手につかない感じがする。黄疸だけでこんな心配なのに、胆道閉鎖とか言われたら発狂ものだよね。大変でしたね」と言ってきました。

それに対して「やっとわかったか!」って返してやりましたよ(^^;)。

娘は授乳服は数枚買いましたけど、すべて長袖なんですね。病室は異常に温度設定を高くしてあるので暑くてしょうがないそうです。家にあるのを前開きにしてもらえないか、と言うのでリフォーム屋さんになり直してやりました。けっこう時間がかかりました。

こんな感じ になりました。




明日は休もうと思っていたんです。でも婿さんが手続きするのに母子手帳
が必要なのに、それを今日私に渡すのを忘れたとか。また明日1人で往復してきます。かなり疲れているのですが~(^^;)。

娘が貧血で鉄剤がでました

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今日出た「お祝い膳」だそうです。「おいしい」ってメッセージが来ました。

娘は貧血がかなりあるそうです。でも下に手続きに行ったり、赤子の世話をしたり、と忙しそうです。

赤子はおかげさまで、光治療を受けてはいますが、だいぶ良くなったため同室になりました(^^)。

退院も予定どおり日曜日だそうです。

娘からのメッセージの情報で感じることは、みなさん過密スケジュールで赤ちゃんの世話をしているんだなぁ、と言うことです。睡眠時間が異常に少ないんですねぇ。これでは産後ウツにもなりかねないなぁ、と思いますね。

娘が自分のツイートを送ってきたのですが、おかしいのでここに写します。娘の許可をもらってます(^^)。

『暖かく励ます派の看護師さんもいれば、「お母さんがそんな弱気でどうするの!赤ちゃんがかわいそうですよ!」って過剰なスパルタ派もいてなんかすごい...。廊下やトイレでわんわん泣いてる新米ママさんとかもいっぱいいるし。産科の病棟って究極のカオス』

『手先が不器用だから搾乳がうまく出来ないんだけど、それを看護師さんにポロリと漏らしたら、手をぎゅっと握られて、「大丈夫! あなたはすごくがんばってる!いいお母さんですよぉーー!ね!」って育児ノイローゼの母親向きの励ましをされてしまった...』

大変なんですねぇ、産後のママたちは。

夜中に赤ちゃんが泣くと、授乳室に連れて行くそうなんですが、そこでよく泣いているママを見るとか。

今日は4人のママたちで、産後の生活についての講習を受けたそうです。娘以外はみなさん世田谷在住の40代の人たちだったそうです。

娘がかなりダメージを受けていたと思っていたら、その方たちのほうがヨロヨロで、歩くのも壁伝い、といった具合だったらしいです。

センターは、リスクのある妊婦さん、あと高齢出産の人限定みたいなところがあるみたいですねぇ。普通の人は受け入れられにくいそうですね。娘は胆道閉鎖症でここにかかっていたから入院できたようです。


赤子と娘がなんとか予定どおり退院できそうで良かったです。退院してからがまたいろいろあるでしょうけれどね。

娘は「実家が近いからなんとかなる、って楽観的~」「実家が遠かったら産まなかった」なんて言っておりますが~(^^;)。


そう言えば、偶然なのですが、娘と私が同じかたをフォローしているのがわかりました。

私がそのかたを知ったのは、胆道閉鎖症がらみの事だったんですが、娘は病気とは関係なく、そのかたの主張している意見が好きでフォローさせていただいているそうです。面白いですねぇ。

明日退院ですが

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今日は私と婿さんでセンターに行って来ました。

赤子は光治療も終わり、いつ母乳をあげても抱っこしても良くなりました。婿さんはデレデレです(^^)。

診察の結果、問題なかったので、娘の退院は決定しました。赤子は、今日の血液検査の結果はOKですが、念のため明朝もう一度血液検査をし、それをパスして退院決定とのこと。

今日は沐浴指導があって、母親+家族1人が一緒に受けられるとのこと。私も危ないけど、何と言っても婿さんでしょうね、受けるべきなのは。

そして明日は一度自分の家に戻ると言っていたのに「無理」とのことで、直接我が家に来ることになりました。ですので私はとっとと帰りました。掃除と買い物と準備のため(^^;)。用賀から錦糸町の出口まで20分で走れました。

今来たメッセージによると、沐浴のあと、赤子は12分で61gの母乳を飲んで看護師さんに褒められたとのこと。

母乳の良く出るのは良いのですが、出過ぎるので特殊なパッドを当てないと服がびしょびしょになるそうです(^^;)。困っているようです。

ここからはビロウな話しになりますが、昨日尿漏れがあってショックだったとのこと。テキストには「よくあること」と書いてあるらしいのですが、尿意を感じないのが不安だそうです。

そして、笑わないでくださいね。気になって股間を見たそうです!

会陰切開のところも肉が見えて怖いけれど、問題は肛門のようだ、とのこと。治るのに時間がかかりそうです。

そして、「赤子に婿さんを取られてしまったな。デレデレでさみしい。ホントにウツになりそう。恐れていた事態が起きた、って感じ。下の子に親を取られた上の子の気持ち。もっとクールでいて欲しかった。さっき沐浴の時も、Mちゃん、Mちゃんって連発して看護師さんに笑われているし。恥ずかしいし。今までは私がMちゃんのポジションだったのに。居場所がなくなったー(泣)」などど嘆いております(^^;)。

「まだ母親の自覚が足りてないわ、私」とも言っております。本当です。

明日は早めにセンターに行かないといけません。これからが正念場、ですね、きっと(^^;)。


おまけ: 湯島聖堂の「サザンカ」です。



湊かなえ著 「山女日記」

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ベストセラー作家の湊かなえさんの新刊です。「やまおんなにっき」と読みます。新刊と行っても2014年7月刊の本で、図書館に予約してからだいぶ待ちました。

娘に見せたら「あ、湊かなえ!」って。「ミステリーじゃない」と言ったのですが、「文章が好きなの」だそうです。

「山女日記」というタイトルに魅かれて借りました。この「山女日記」とは「山ガールが集ううェブサイト」の名前です。この短編集に登場する女性たちが、このサイトを参考にして山道具を買ったり、どこの山に登ろうか、考えたりするんですね。

主人公たちが登る山は

妙高山
火打山
槍ヶ岳
利尻山
白馬だけ
金時山
トンガリロ            の7山。

最後のトンガリロだけ、海外、ニュージーランド北島にある山です。

これらの山に登る主人公たちは、プロポーズされて結婚が目前に迫っているのだけれど、その結婚に「?」を感じていたり、お見合いパーティで知り合った男性と一緒に山に登ろうとする40代女性。夫に離婚話を切り出され、どうしたら良いかわからず、娘と妹の3人で登山に来た良妻賢母を自負していた女性、などなど。

1章に現れる女性たちは、次の章でもいくらか繋がりがある設定になっています。

私は登山が好きだったので、それだけでも面白かったですが、1つの山を登って行く課程で、主人公たちにおとずれる心理変化が微妙で、同じ女性としてわかる部分が多かったです。

この7つの山の中で、登ったことがあるのは「白馬岳」です。栂池から白馬大池、乗鞍岳、白馬岳、のコースでしたが、テント泊で荷物が多かった上、夜行列車で行ったのがマズかったと思います。白馬大池で高山病にかかり、24時間、心臓の動悸がおさまりませんでした(^^;)。

足が良かったら今でも山に登りたいですけどねぇ。残念です!

娘、今日退院して我が家におります。赤子ですが、お腹が空くと大声で泣きますけど、それ以外は大人しい赤ちゃんです。

東京は強風で、日差しはありましたがやはり寒いです。この冬は雪が降らないまま春になるのかなぁ、なんて思っているのですが、果たして?



おまけ: 「ニワゼキショウ」の葉っぱが元気なので撮りました。それから「アネモネ」についたつぼみ。何色でしょうか? 赤か紫、かな?






도진기 「나를 아는 남자」

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娘の出産前に読み終えていた本です。

ド・ジンギ著「私を知る男」。

数ヶ月前に読んだ「順序の問題」と同じ著者の、今度は長編推理小説でした。

主人公のジングは、証券会社でアルバイトをしているのですが、恋人のヘミから変わった仕事を頼まれてしまいます。

証券会社でジングの上司であるパク・ミンソの家に忍び込み、不倫の証拠を見つけ出してほしい、というものでした。不倫相手の名前は、パン・スヨンと言います。

依頼人は、パク・ミンソと別居中の妻、ムン・ソンヒで、ヘミとは親しい年上女性です。

ムン・ソンヒから、今夜は夫が留守なはずだから、捜索を実行してほしい、と連絡があって不法侵入で入り込んだジングは、誰もいないはずの部屋で、なんとパク・ミンソの死体を発見してしまいます。

驚いたジングは、自分の指紋を拭き取って逃げ去りますが、警察に留置され、その後も真犯人だろうと目星をつけられて何度も呼びつけられることになり窮地に陥ります。

昼間はマナーも人当たりも良い上司、パク・ミンソには、実はまったく別な夜の顔があったのが、じょじょにわかってきます。

彼がつけていた手帳には、付き合った女性たちに対する彼の評価が短く書かれていました。ヒドいものです。これを見た彼女たちの誰かが、パク・ミンソに殺意を抱くのは当然と言って良いほど。

こんな風です。

 ムン・ソンヒ  つまらない女。でも金はある。

 パン・スヨン  あと何回か寝たら捨てる。

犯人か、と思われる人物があと二人登場します。ムン・ソンヒの父親とパン・スヨンの前夫。証拠となるその手帳をめぐって、前夫は父親から金を脅し取ろうという魂胆です。そして前夫もまた殺され...。

最後にジングは犯人と対決するのですが、途中まで「やっぱりこの人が犯人かぁ」と思っていたのとは違う結末でした!

「順序の問題」でもそうでしたが、ジングという青年、法すれすれ、いや法を犯しても事件を解き明かそうとするので、読んでいるこちらはヒヤヒヤします。

著者のド・ジンギさんは、現役の判事さんとのこと。判事さんが、法を犯す文章を書いてどんな気持ちなのかな、なんて思うのですが(^^;)。

とても読みやすくて「どうなるの?」感でかなりのスピードで読めました。おススメです!

今、娘は主人と買い物に出かけました。私が赤子の見張り役で、ドアを開けてようすを見ながらPCに向かっています。時々、息をしているか、確認しに行きます。

授乳と授乳の間は、最高でも3時間しかあけられないので、急いで買い物をしているはずです。

「私が行けば良いのかぁ」と言ったら「ダメ。お父さんじゃ、赤子の面倒見られないと思う」と言われました。そうかなぁ?

我が家で作った「新生児用コット」

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居間で食事をしている時など、娘の部屋にいる赤子をチェックしなくていけなくて、センターで使われていた新生児用コット のようなものが欲しくなりました。




ホームセンターで、まず「半透明の衣装ケース」を買いましたが、あまりに
も背が低く使いづらい。

主人が考えて、これまたホームセンターで「キャスター付きメタルラック」を買って来て、「衣装ケース」を上にしっかりくくり付けました。

これに赤子を入れると、高さが70cmになり、着せ替えたりおむつ交換もラクにできるようになりました。食卓に座って赤子を眺めるにもちょうど良い高さです




これなら、娘が1人でいる時にトイレに行くにしても、ガラガラ押してそばに置いておけます。

娘の時はベビーベッドをレンタルしていました。この自家製のコットで、寝返りするくらいまで過ごせると思います。寝返りするころになったら、また何か考えるでしょう。

それから、赤子の入浴ですが、洗面台でしています(^^;)。センターでの沐浴指導でも看護師さんが「洗面台でも良いですよ」とおっしゃったそうで、私などちょっとビックリしますが、検索するとたくさん画像が見つかりました。

こんなベビーバス も買ったのですが、洗面台が高さ的にもシャワーで流すにしても適当なんですね。ただ首と背中を左手でささえるのがシンドイと言うので、私が手伝ってやっています。だんだん慣れて1人でできるようになるでしょうが、まだ体力的にキビシい状況です。




今日の朝、葛飾区は雪でした。少し積もりましたがミゾレになり雨になって融けてしまいました。見られたから良いかな(^^)。



西村知子著 「編みもの『英文パターン』ハンドブック」

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最近出版された本で、新聞広告で知りました。

外国の編み物の本には編み図は無く、編み方が文章で表されています。英書なら英語で。慣れていないとさっぱり理解できません。

これはそういう人のために書かれた本で、英文のニットパターンで作品を編みたい人のために丁寧に解説してあると思いました。

「はじめに」に書かれていて「え!」と思ったのは、「英文パターンで編むと、編み図に書けないような操作でも編める」という文章でした。これは実際にやってみないとわからないことでしょうね。

この本の構成は「基本編」「データ編」「実践編」の3編から成り立っています。

まず「基本編」で「英文パターンを手に入れる方法」「英文パターンの特徴」「1枚のセーターを実際に編んでみる」などを紹介。

「1枚のセーターを実際に編んでみる」では、左ページに英文パターン、右ページには日本語訳が載っています




「データ編」では「用語集」「知っておきたい表現や編み方」が載っています。

「実践編」で面白いな、と思ったのが「英文パターンでよくある質問」コーナーでした。これは役に立ちそうです。

たとえば、「yf、yrn、yo、yfrnは全部『かけ目』と訳されていますが、どう違うの?」なんていう質問もあって、私などは「なんのこっちゃ」ですけども、本当にこういう悩みを持つ編み物愛好家には「あ、そうなのか!」になるページでしょうね。

最後に6作品(三角ショール、ウィンドウペイン模様の帽子、ギャザー入りのスヌード、ジグザグ模様のスカーフ、パッチワーク風ハンガー、花モチーフのメジャーカバー)が、やはりこれらも左ページは英文パターン、右ページは日本語で解説されています。

私が思うに、この本を横において実際にやってみる。そして慣れる。これが大事かな、って。

見ていて「?」と思って編んでみたのがこれ です。「知っておきたい表現や編み方」の中の「主な棒針の作り目」のうちの2つ。




上は「編みながら作る作り目・その1」の編み方 で編んだもの。




下は「編みながら作る作り目・その2」の編み方 で編んだものです。





説明文の中の最初の作り目「slip knot」は、普通に作り目を始める時の1目め です。2番目のところです。




こんな作り目の方法、知りませんでした!

ブロ友さんで、英文パターンでステキな作品を編んでいるかたがいらっしゃるのですが、きっともう解説など必要ない域に達していらっしゃるんでしょうねぇ! 

あのコットが出来てから、娘は2時間でもぐっすり眠れるようになりました。赤子はメリハリのある子で、時々家に赤子がいることを忘れるくらい大人しく寝ていることが多いです(^^)。

ところで、今夜また雪かも、とニュースで言っていました。東京はちょっとの雪の予報でもキャスターが大騒ぎしています(^^;)。
どうせ降らないと思うのですが...。

やっぱり疲れが...

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どうにも眠くて、今日は午後まで寝てしまいました。こんな感じ です。さすがに疲れが体のあちこちに出たようです(^^;)。

まず、不整脈がときどき。左足をかばうせいでしょう、右ヒザが少し傷みます。食欲が無いわけではないのですが、そちらのほうに気が向かない感じがしています。体重は...あ、あまり減っていない...(^^;)。おかしいです!

深夜に婿さんが赤子の顔を見に来たりして、「送って行かなきゃ」と思っていたのですが、娘が「そんな事すると、早く帰れ、みたいになるから止めて~」と言うので止めたり、そういうのもちょっとストレスだったのかな?

やはり結婚してしまうと、娘であっても、言いたい事を考えてしまうところが出て来ますねぇ。ちょっとさみしいですね。

娘が幼いころ、同じマンションの人から「可愛いのは3歳までね」と言われて、「まさか~」と思っていましたがある意味その言葉は正しかったです。結局、手のかかる大変な時期が親子にとっては蜜月の時代なんでしょうか?

赤子が退院してまだ4日目。一ヶ月健診まではまだまだです。

今のところ順調に体重も増えています。

娘の時は、一ヶ月健診で先生に「なんか元気が無いんですが」と言ったのにもかかわらず、「異常は無いですねぇ」でおしまい。その2日後くらいに区の休日診療所に連れて行ったのです。

そこから娘の脳出血、それから胆道閉鎖症が見つかったんですね。

だから赤子を見ていても、「同じことにならないように」と思わずにはいられません。



おまけ: 今日の夕日です。




よく見ると、都庁の2塔のあいだに太陽が落ちて行っています。


さとうみゆき著 「なんびょうにっき」

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著者のさとうみゆきさんは、40代、北海道出身のフリーのイラストレーター。

同居しているお母さんが倒れ、介護に全身全霊を尽くしていたら、「肌に違和感を覚えるようになり、ファンデーションも化粧水も受けつけなくなり」「体もだれかを背負っているように重くなり」

その数日後、早起きした彼女が見たものは、ぴっちりとピンクの皮湿だらけになった太もも!

近所の皮膚科の先生は皮湿も見ずに「これは肝機能の低下だね」

皮湿のかゆみもおさまり仕事はなんとか仕上げたものの、足がまったく動きません。なんと、ヒザから下が象の足のようにふくらんでいたのです!

自力での歩行も困難になった彼女は、お母さんが入院していた大学病院に助けを求め、即入院。

いちばん苛酷だった時期のページ です。




一番の悩みは仕事のこと。事情を説明して〆切りを伸ばしてはもらったものの退院できなければ迷惑をかけるだけ。仕事を降りる決断をして担当さんに連絡した彼女が思ったこと。それは「いつかこの病気が治って、社会復帰できる日が来たとしても、もう戻れる場所はないだろうな」ということでした。

次の不安は、まともじゃないお母さんを1人にしていること。

検査が続くばかりで、やっと病名を聞かされたのは入院してから22日後のことでした。

病名は「成人スティル病」。その晩から薬の投与が始まり、退院予定は1、2ヶ月伸びることになりました。

この副作用の強い薬「ステロイド」は、私も投与されたことがあります。

子宮筋腫の手術の翌日、血小板がほとんどゼロになり輸血をされました。その結果、肝機能がひどく悪化したので、この「ステロイド」を使われたわけです。

副作用のひとつの「ムーンフェィス」にもなり、鏡を見るたびに「これはだ~れ?」状態でした。

「成人スティル病」がどんなツラい病気なのか、文章ではなかなか理解できませんけども、さとうさんのこのイラスト本を読むと、「わー、これは大変だ!」と感覚的にわかる気がします。イラストの威力を見せつけられた気分です。

こちらは退院間近のページ です。さとうさんの世話をしているうちに、お母さんがしっかりなさいました(^^)。




2ヶ月後に退院したさとうさん、体力不足、筋力の衰えを痛感します。副作用のむくみが解決したと思ったら今度は抜け毛。これも私はインターフェロン治療後に経験済みです。

でもあの「ステロイド」とは4ヶ月でさようならすることができました(^^)。

お仕事もいただけるようになり、退院の半年後には雪の東北に取材に行けるようになったそうです。

「あとがき」で、さとうさんはこう書いています。

この本がきっかけになって、病気に対する認識と理解が深まってくれたらうれしいです。特別な人だけがなるのではなく、誰にでも可能性があること、些細なきっかけでなるかもしれないことを解ってもらえたら、それが予防にも繋がると思います。得体の知れない病いに泣く人がこれ以上増えませんようにーー

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