今日の東京は雷がひんぱんに鳴り、雨も降ったり止んだりの不安定な天気です。また三鷹市で雹が降ることはないと思いますが(^^;)。
この本、4ヶ月くらい待ってやっと図書館から借りることができました(^^)。
日本テレビ系の「世界の果てまでイッテQ !」で、珍獣ハンターとして活躍しているイモトアヤコさんの書いた本です。
5年間で60カ国以上を訪れたそうで、そのロケのスケジュールははんぱじゃないそうです。
「一度成田を飛びたつと、国をいくつも移動しながらのロケが10日続き、帰国するとすぐにスタジオ収録、そして四~五日後にはもう次のロケ地に向かう」。
そういうわけで、1年の3分の2は海外暮らしだそうです!
海外を旅する上での役立つヒントも載っています。
たとえば
ダニにくわれないようにビニールシートをベッドの上に敷く
薬一式は持参
野外でトイレをする時は、ティッシュ持参で。そのへんの葉っぱなどで拭かない。風向きに注意する
インドなどでは宗教上の理由から、子供の頭に勝手にさわると怒られる
スーツケースはとにかく頑丈なものを選び、鍵はかけない。大事なものは手荷物に
などなど。
そしてこの本を通して著者が言いたいことは「日本で机で勉強していてもわからない。一度成田から飛び立って世界を自分の目で見て経験しよう」ということなんだと思います。
海外を旅するのに意外と重要なもの、として著者は
お酒を飲めること
社交性があること
語学力もある程度あったほうが良い。英語はもちろんだがスペイン語が同じくらい役に立つ
臨機応変に対処できる柔軟性と素直さ
強靭な肉体
などを挙げています。
そして最後に「覚悟」が必要だとも言っています。
「海外では必ず思いがけないことが起こる。そんな窮地に立たされた時、勝負を分けるのが覚悟の有無だ」と。
「それは要するに、普段から覚悟を持って生きているかどうかということです」と言い切っています。
これ、本当に全部イモトさんが書いたの?って疑うくらい、今風の売れる文章(!?)でつづられています(^^)。
面白おかしい旅先でのエピソード満載ですが、日本人として海外を旅する上で大切なことについてもストレートに書かれています。
海外でも僻地には行かなさそうな私ですが、「なるほど」と思うところが多くてタメになりましたよ(^^)。