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神田駿河台・太田姫稲荷神社の例大祭

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今日の東京、晴れてはいるものの強風の一日でした。庭の鉢がいくつか倒れました(^^;)。

そんな中、またお茶の水に行って来ました。太田姫稲荷神社 の例大祭があるのを知って行ったわけです。




前に私が記事にしたのは、一口(いもあらい)稲荷神社の元宮で、ムクノキにその表示があり、無料でお札を持って行けるようになっていたところでした。そこに元々あった一口稲荷神社が移転したのが今日行った
太田姫稲荷神社です。

ここは何度か移転を余儀なくさせられている神社なんですね。

その太田姫稲荷神社の例大祭が明日の日曜日に開催され、お御輿巡行があるそうです。

今日はちょうど式典があったところで、関係者(氏子さん?)がお祓いを受けていました




いつも感じることですが、神主さんの袴の色がステキ~(^^)。「無文浅葱」というそうですが。

氏子さん にはこのへんの大きな会社なども顔を揃えていて、さすが神田駿河台の神社だな、と感心しました(^^)。




本当はお神輿巡行が見たかったですね。でも明日は母の日なので~。

これ はおととい撮った本殿のようすです。ここは昨年の9月に修復工事が完了したとのこと。




一口稲荷神社については、ブロ友のきくらげさんも上手な文で紹介なさっているのでそちらでもお読みいただくとよくわかると思います(^^)。


おまけ: 太田姫稲荷神社の近くで咲いていた「トチノキ」の花。





実がなるのでしょうか? 秋になったら気をつけて見てみたいと思います。それにしても都心でもお茶の水には色々な樹木があるものですね(^^)。

「母の日」でした

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一番に施設に着こうと(^^;)朝の8時前に家を出たら、ところどころ70キロもスピードが出せたので早く着いてしまいました。

庭のお花をオアシスに挿して持って行きました 。あまり持たないかも知れないですけどね。




母の部屋のベランダにも、私が先日持って行った「美女ナデシコ」と「白花小町草」が咲いていました。「美女ナデシコ」は白だったので、もう少し派手な色のほうが良かったと思いました。歳をとると見えにくくなる色があるそうですからね。

1時間ほど大声でしゃべってきました。

施設の中は夏も冬も無いくらい温度が一定なのですが、それでもさすがに冬物は着ないだろうと、タンスの中を点検。我が家で保管するために
持てないくらいの量を持ち帰りました。

母の仲良しのかたともおしゃべりしてきました。

母のいる施設は1ユニットが10人で構成されていて、それが10ユニットあります。

たいてい、みなさん自分のユニットの談話室にいらっしゃいます。テレビを見たり、ただ座っていたり。母は自分用のクルマ椅子で動けるし話しもできるので職員さんのお手伝いもしているようです。

これは施設の南側にある梨畑 です。施設の北側にも梨畑があります。こないだは梨の真っ白な花で枝も見えないくらいでした(^^)。




帰りの14号線、市川広小路 。右折すると松戸方面、直進して江戸川を渡ると東京都です。




また来年の母の日も母が元気でいてくれると良いのですが(^^)。


おまけ: 居間の私の席からの庭。今日のようすです。ビオラが伸びたので、全体の感じが変わりました(^^)。
ボサボサ?




「一口(いもあらい)稲荷」の「いもあらい」は難読地名の王様でした!

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先日記事にした「太田姫稲荷神社」は、元の名前は「一口(いもあらい)稲荷神社」です。




なぜ「一口」で「いもあらい」になるのか、ブロ友のきくらげさんもその謎を解こうとしていらっしゃったのです。

きのう主人が「一口(いもあらい)は難読地名だって」と言いました。検索したようです。

それは、「国営巨椋池農地防災事業」というHPの中の「巨椋池トリビア」というサイトに載っていました。

「巨椋池」は「おぐらいけ」と読みます。

そのサイトによると「忌み祓い」が「いもあらい」に変化したのではないか、と説明されていました。

京都の「一口」の集落は、かつて巨椋池に三方を取り囲まれ、出口は西に一方だけだったそうです。それで「一口」の名前になったようです。

そしてこのあたりは洪水がひんぱんに起き、疫病も流行ったことから一口の集落の忌み祓い→一口のいもあらい→いもあらい、へと変化して行ったのではないか、ということらしいです。

神田の太田姫稲荷神社は、京都山城国の一口の里にあった稲荷神社を江戸に移したものだそうですから、この土地のことでしょうね。

また「京都の達人」さんのブログによると「疱瘡を意味する「いも」(病気)の侵入を防ぐために「あらう」(祈る)というところから「いもあらい」という読みが当てられるようになった」という説もあるようです。

結局、諸説あるようですから正解はわからない、ということでしょうか。きくらげさんの疑問はまだまだ続く...かも知れない(^^;)。

巨椋池の周辺は湿地帯で洪水がひんぱんに起きたようですが、その事情はこちらでお読みください。


おまけ: 「アイスバーグ」が開き始めました。切り花から挿し木したバラです(^^)。


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「北海道ガーデン巡り」行きたいです!

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ブロ友のけぃ。さんが「風のガーデンに行く」って書いていたので「いいなぁ」って思っていたところに旅行会社の月刊誌が! なんと言うタイミングでしょう。

これです 、行きたいのは。




だけど本当はこちら で行きたいかな? これなら好きに時間を使えますから。




自分のクルマで大洗港まで行き、フェリーで苫小牧港まで渡る、というのも良いですよねぇ。自分のクルマなら運転も不安が無いですから。

「風のガーデン」は主人も熱心に見ていたドラマでした。そのガーデンは旭川にある「上野ファーム」の上野砂由紀さんがデザインしたもの。

脚本は「北の国から」の倉本聰さん。倉本さんから庭のデザインをまかされた上野さんは2年間かけて植栽に取り組んだそうです。

「ビズ」というガーデニングの雑誌があるのですが、それのNo.56号では「風のガーデン」特集として、倉本さん、上野さん、「ビズ」のアートディレクターを担当している長友啓典さんの鼎談を載せています。

「風のガーデン」内での3人
こんな風な、野原みたいに自然に見えるナチュラルガーデンに憧れます。




そして上野さんのガーデンを作り上げるまでの苦労はこのページ に詳しく載っていました。




上野さんは今ではママですけども、可愛い人ですね(^^)。


一番大変だったのは、ドラマのサブタイトルになっている花を撮影するのに、肝心の花が咲いてくれないことだったようです。自然が相手ですからね。

それから、北海道で古くからオープンしているガーデンというと「紫竹ガーデン」がまず頭に浮かびます。

オープンしたのがなんと1992年だそうですから、すでに22年もの歴史のあるガーデンなんですねぇ。広大な庭をデザインしたのは奥峰子さんだそうです。ガーデニングをやっているかたにはおなじみのガーデンデザイナーさんですね。

北海道の花の季節は短いでしょうけれど、イギリスみたいにいっせいに花の時期を迎えるんでしょうねぇ。緯度も高いから花の色も東京などとは違って見えると思います。

同じツアーの話ですが、先日予約した「神田川ジャングルクルーズ」はキャンセルしました。なぜかと言うと、PCの画面に別の神田川クルーズの広告が出ていて、それだとお食事無しなんです。

もともと私と主人はしゃぶしゃぶにはそれほど興味が無かったので「食事は無くてもいいんだけどねぇ」って話していたわけです。

こちらのクルーズは、ホントに船でぐるっと回るだけのツアーなんですね。理想的~(^^)。

しゃぶしゃぶを楽しみにしていた娘に事情を話したら「お母さんたちはしゃぶしゃぶ好きじゃないもんね」って。

船を下りたところが日本橋ですから、ちょっと行けば銀座だし、食事をするところはいくらでもあるでしょう。

地図で見たら、日本橋川はやはりずっと首都高の下を流れているんですね。いや、この言い方はおかしいですね。川の上を首都高が走っている、と言うべきでしたね(^^;)。つまり屋根付きクルーズ? うっとおしいでしょうか? 体験してみないとなんとも言えませんが。

上高地の日帰りバスツアーも載っていますが、また行きたいです。前回は大雨でしたから(^^;)。

柏木博著 「日記で読む文豪の部屋」

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図書館の新刊案内で見つけた本です。

どうも私は「日記」という二文字に弱いかも(^^;)。日記文学が好きです。特に好きで何度も読んだのが、武田百合子著「富士日記(全三巻)」です。

ところで「日記文学」というのは日本独特の文学ジャンルだそうですね。

この本は7人の作家の日記や作品を読みながら、それぞれの作家が自分の部屋や家をどう見ていたのか、また家が作家にどのような影響を与えたのかが書かれた本です。

7人の作家は「夏目漱石」「寺田寅彦」「内田百閒」「永井荷風」「宮沢賢治」「石川啄木」「北原白秋」です。

この中で「寺田寅彦」と「内田百閒」は、ともに漱石を師と仰いだ作家なんですねぇ。2人とも、漱石が亡くなった後、本当の弟子でもない人たちが漱石の門下であると言っていることに対して不快感をあらわにしているのを知って面白かったです。

あら、私は日記と家との関係を考えるよりも、作家たちの人生に興味があるんですかねぇ。

私は「内田百閒」の「阿房列車」の愛読者でもあるので、終戦後の彼の住まいに関しては少し知っていました。掘っ立て小屋のようなところに住んでいたんですねぇ。

二階建ての家で、両親、妻、2人の子どもと穏やかな生活を送っていた時代から、空襲で家を焼かれ、わずか3疂の掘っ立て小屋に佐藤こひという女性とその姉の3人で暮らすことになるまで、私の疑問に答えるような文章が載っていました。

26歳という若さで亡くなった石川啄木の引っ越しの回数には驚きました。これはすべてやむにやまれずした引っ越しで、職も転々と変え、自分の家というものを持てない人生でした。

経済的困窮からふるさとの渋民村にもどっても、母と妻の3人でやっと見つけた住まいは6疂一間の煤だらけの部屋。その一間が3人の寝室、食堂、応接室、そして啄木の書斎までを兼ねていたんですね。

一間でもそこに机を置けばそこが書斎、というわけです。

この本で作家が少しの間でも住まいとして定めた土地として、私の育った市川市、それから現在の江戸川区小岩が二度ずつ登場します。

日記は面白いです。それと作家の家に対する思いをからめたこの本、読んだ後もとても印象に残る本でした。


実は昨日というか今朝(深夜)、手術した左足の股関節のあたりから臀部にかけて痛みが走り、ものにつかまらないと歩けない状態になりました(^^;)。

「もしや脱臼?」と不安になり検索してみても、脱臼を防ぐ姿勢に関してはたくさん出てくるものの、どういう痛みなのか、については無いんですねぇ。不思議です。

脱臼だったら全身麻酔で入れ直さないといけない、なんて聞いていましたから恐ろしかったのですが、少しずつ動けるようになりました。脱臼ではなくて、変に足をねじったのかも知れません。

足を組むのもいけないそうです。これは知りませんでした(^^;)。

大腿骨骨頭壊死で人工股関節置換手術をしている私には、してはいけない姿勢がいろいろあります。靴下を履くのもコツが要りますし、湯船に入る時も注意が必要です。

明日は歯科行き、土曜日はオフ会なので、「行けなかったら困るなぁ」と思っていましたが大丈夫なようです。ホッとしました(^^)。

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新海誠のアニメ 「秒速5センチメートル」「ほしのこえ」

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娘が里帰りしてまして、録画してあった「舟を編む」を2人で見始めました。30分くらい見たところに意外にも早く主人が帰宅! 夜中の1時ごろです。

娘は主人の機嫌を気にする子なので、すぐに「舟を編む」はストップさせました。

すると主人は軽食をとりながら、新海誠さんの「秒速5センチメートル」を見始めました。なんでも先日の地震で本棚の上からこのブルーレイ・ディスクが落ちて来たそうなんです!

このアニメは主人も娘も何十回も見たそうです!

私は2人が見ているのを何かしながら見たり聞いたりしているので、ちゃんと目で見たことはなかったんです。

その中からいくつかの場面 を。








このアニメは3つの短編からなっているのですが、私は「桜花抄」と「秒速5センチメートル」は覚えているのですが、2本目の「コスモナウト」はまったく記憶がありません。


ストーリーについてはこちらをお読みください。

私「このコスモナウトは無くても良くない?」。娘「女性はそう思う人が多いみたい」。

だから娘は1人でこのアニメを見る時は、この「コスモナウト」は飛ばして見ていたらしいんです。だから私も記憶が無いんですねぇ。

主人「やっぱり主人公にこういう青春があった、というのは大事だろう」とのこと。

「桜花抄」では中1だった主人公2人が、「秒速5センチメートル」では社会人になっている。その間をつなぐのが「コスモナウト」なのでしょうねぇ。男性の主人公、遠野貴樹の種子島での中2から高校卒業までの出来事を描いていますから。

そして「秒速5センチメートル」では女主人公の明里はこれから結婚を控えている設定になっている。一方、遠野貴樹のほうは3年間付き合った女性から「1000回メールしても、心は1センチくらいしか近づかなかった」と言われ別れることになり、会社も止めてしまうわけです。

男性のほうはその人を忘れられずにいるのに、女性は意外と現実的に考えて自分の人生を決めるところがありますねぇ。

ところでタイトルの「秒速5センチメートル」とは「桜の花びらの落ちるスピード」だそう。

そして主題歌として使われているのが山崎まさよしの「One more time, One more chance 」です。主人公がどこかで明里を見つけられるんじゃないか、と密かな期待を抱いて街のあちこちを歩き回る、そういう気持ちにピッタリの歌詞ですよね。

新海さんがどういうアニメーターなのか、さっぱり知らないのですが、時間の経過とともに人の感情もすれ違ってしまう、そういうちょっと悲しい青春が描かれたアニメで、いつまでも忘れられない作品です。ストーリーはシンプルなのですが、映像がすばらしいです(^^)。

私はそこでもう「寝る」宣言をしましたが、主人と娘は続いて「ほしのこえ」も見たようです(^^;)。

その中の2つの場面 を。





私はこの作品はマンガで読みました。マンガも良かったけれど、アニメのほうがジンと来ますねぇ。2人の間に何光年もの距離が広がって、メールのやりとりにかかる時間がものすごい事になっていきます。不思議な、だけどリアルに感じられる作品でした。 


ビオラを活ける ・ 今だけの贅沢(^^)

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ビオラも盛りを過ぎ、タネがたくさん付くようになりました。タネが付いているのと付いていないのを区別しやすくするために、付いていない茎を切って活けてみました。それでも庭はまだビオラだらけ~(^^;)。




ところで昨日はだいぶ活動(!?)しました。

朝10時の予約だった歯科も1人で運転して行って来ましたし、帰ってすぐに今度はアリオ亀有に、これも珍しく1人で行って来ました。主人は風邪気味だし、里帰り中の娘は寝るほうを選んだので(^^;)。

1人でアリオに行くのは二度目です。それもこのあいだはブロ友のサトコさんにお会いするためだったのですが、今度はただのショッピングですのでちょっと心細いかなぁ、と思いながら運転して行きました。

まず夏物の毛糸を探しにマノ・クレアールへ行きました。欲しい毛糸の名前とグラム数を書いてもって行き、店員さんに「これありますか」って見せました。

どれも無かったわけですが、すごーく親切に似たような毛糸を探すのを手伝ってくれました。何度も見本帳で見て、それと同じような細さ、材質のものを探してくれました。

買ったのはこれ




1個だけのは紙なんですねぇ。ネックレスを作るのに「ハマナカ・エマイユ」という変わった材質の糸(テープ?)が欲しかったのですが、無かったのでこれを買いましたが、試し編みをしたら太すぎました(^^;)。あちゃー、です。どうしましょう?

フラックスCというほうの糸で編み始めました。夏用のストールです。材質は麻と綿なのでさらっとしています。

編み上がったらまた写真アップします。

それから無印良品やイトーヨーカドー(葛根湯を購入)を見て回り、studio clipというお店で「なんか無いかな」ってあれこれ触ったりしていたらこのロングカーディガン を見つけて買いました。これは麻100%で七分袖です。




私は物欲が無いというか、ほとんど物を買わないのですが、1人のほうがショッピング意欲が沸くものですねぇ。娘も本気でなにか買う予定がある時は1人で行くそうです。

家に帰って家族に自慢しちゃいました。午前中にお茶の水まで運転して行って戻ってすぐに亀有までまた走って、元気でしょう?って。

C型肝炎が治る前は、いつも自分の動ける量というものを考えて出かける予定を立てていましたから。

おまけに夜遅く、自宅に帰る娘を主人と送っても行きました。近いにしても3回も外出するなんて考えられませんでしたねぇ。

ありがたいことだと思います。

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変わり方眼編みのちいさめマフラー完成

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おとといマノ・クレアールで買った糸でちいさめマフラー 編み終わりました。




出ていた本は文化出版局の「リネン、コットンで編む 着回し自在なニットのふだん着」です。




その中の7ページのこれ を編みました。




私が使った糸は「ハマナカ」の「フラックスC」で色は8番。材質は、麻(リネン)82%、綿12%だそうです。麻は「リネンの中でも特に高品質で定評のあるベルギー産を使用」とのこと。

「リネン」は、麻と呼ばれる繊維のうち、亜麻を原料としたものだそうですね。

我が家で咲く「フラックス」は日本名が「亜麻」ですから、ハマナカのこの糸の名前もそこから来ているのでしょうか。

もちろんリネンを採る「亜麻」と園芸種の「フラックス」の花とは別種だと思いますが。

それから「亜麻」のタネからは「亜麻仁油」もとれるとのこと。だから我が家の「フラックス」のタネもツヤツヤして表面が油っぽいんでしょう(^^)。

これからお茶の水でのオフ会に行ってきます。3人です(^^)。

カナダから、北海道から、都内から(^^;)のオフ会

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お茶の水の「咲くら」でのオフ会に行ってきました。

一番遠くからの参加者は、カナダのバンクーバーからの豚ちゃん、次に遠いのが北海道からのばけQちゃん。私はただちょっとクルマで移動しただけです(^^;)。

豚ちゃんとは2月に神田明神で2人だけのオフ会で顔を合わせていましたが、豚ちゃんのブロ友さんであるばけQちゃんとは昨日が初対面でした。ご趣味の幅の広い優しいおじさまです(^^)。

50分も早く着いてしまって、ニコライ堂が見える小公園 で写真を撮ってけぃ。さんに送ったり。




聞けば、ばけQちゃんも1時間も早く着いてやっぱりニコライ堂を散策なさったそうです。

予約時間の5分ほど前に先に「咲くら」に入って待っていました。地下にある、個室がたくさんあるお店なんですね。

和室なのですが、掘りごたつ風になっているので足がラクで助かりました(^^)。

すぐにばけQちゃんと走って来た豚ちゃんも合流。やっぱり初めてお会いする感じがしないんですねぇ。ブログでお互いのことを知っているからでしょうね。

お食事はこんなメニュー で、次々と順番に運ばれてきます。まさに山海の珍味と言ったお料理で美味しかったです。




これ がメイン料理の「和牛と香味野菜のせいろ蒸し」で、ピリ辛のタレにつけて頂きました。




⑩のお料理なのですが、ご飯の上に「なめろう」が乗っていて、そこに⑨のあさりから出たスープをかけてお茶漬け風にいただくものでした。

ばけQちゃんも豚ちゃんも「なめろう」は知らなかったそうです。私は千葉県生まれなので名前はよく聞いてましたが、食べたのは初めてでした。生臭くなくて、アサリのスープとの相性抜群だと思いました。

ここのカナダ人のシェフのケリーちゃんは、豚ちゃんのご主人のお弟子さんになるんですね。背の高い優しい感じのケリーちゃんもいらして豚ちゃんとお話していました。

おなかもいっぱいになり散会しましたが、ブログのこと、健康のこと、などなど、なんと3時間半もおしゃべりしていたことになりビックリしました(^^)。

ケリーちゃんのお心遣いで会計もう~んとまけて頂きました。

お二人はそれぞれJR、地下鉄で宿に帰られました。私はクルマで。夜の運転は苦手(視力が弱いから)なのですが、この道は数百回は走っているのでなんとかOKなのです。

お二人のお住まいの北海道、カナダのお話もたくさん出て、行きたくなりました。今は行く予定は立てていませんけども、人生どうなるかわかりません。カナダも遠いと言っていても行くことになるかも、ですよね。


今日のお二人は、神戸へ、成田山へ、と忙しくも楽しそうなスケジュール! お天気も良くて行楽日和になりました(^^)。

私はと言えば、図書館とスーパーに行っただけでーす(^^;)。

ミニトマトの苗を仮植え

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トマトの記事の前に、昨夜おこなわれたサッカー女子アジア杯でのなでしこジャパン優勝のニュースから(^^)。


             (2014/5/26 朝日新聞朝刊)


ベトナムでの決勝戦は、対オーストラリアの試合になりました。

オーストラリアのスピードのある攻撃にヒヤヒヤしましたが、前半、岩清水のヘディングで1点を取り、そのまま1ー0で優勝しました。

アジア杯は14回目の出場で、初の優勝!

フェアプレー賞も日本が受賞、MVP選手には岡山湯郷ベルの宮間あや選手が選ばれました。

明日の男子サッカー、キリンチャレンジカップ2014、対キプロス戦に向けて良い刺激になったと思います(^^)。男子日本代表もがんばれ~!

ところで、ビニールポットに発芽したミニトマト、根がいっぱいになっていると思うので、1本ずつ仮植えしてやりました。

ビニールポットに土と肥料(マグアンプK)を入れ




移植する苗を抜き




土を足して




水をやって周りを軽く押さえてやります




あとは1日くらい日陰で管理します。

だけどこれだけ 植える場所あるのかしら(^^;)。いつもこういう心配がありますね。




今年はよく咲いている「バイカウツギ」




これから咲き出しそうな赤紫色のスイートピー




5月になってからタネまきしたものは「オキナワスズメウリ」「クレオーメ」「フウセントウワタ」「百日草」「ルコウソウ」「アサガオ(マルバ 桔梗咲き)」「センニチコウ」です。

今後まく予定なのは「アサガオ(曜白 アメリカアサガオ スカーレット・オハラ ラヴィアンローズ)」です。

どう考えても鉢が足りません。毎年今ごろ同じことで悩んでいます(^^;)。

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たばこの煙が及ぼす様々な害について、有識者のインタビューを交え、詳しく解説します

葛飾区の渋江公園に行ってきました

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四つ木のイトーヨーカドーの帰りに渋江公園わきにクルマを止めて初めて中に入ってみました。

クルマの中からは横目で見て「あ、ゲートボールやってる。バラの写真を撮っている人がいる」なんて思っていたのですが、思い切って(!?)寄ってみました。

やはりゲートボールをやっているご老人たちがいらっしゃいました。

それからバラ は残念ながら盛りを過ぎていました。




芝生の広場で見つけた四ツ葉のクローバー 。10分でこれだけ見つかりました(^^)。




それから、私は読んだことがないマンガ、「キャプテン翼」に登場する「岬太郎」の等身大の像 がありましたよ。




どうも作者の高橋陽一さんが葛飾区四つ木の出身だからここに置かれているようで、主人公「大空翼」の像は四つ木つばさ公園にあるそうです。

これ は「カンパニュラ」かな? 立派に咲いてますねぇ。




こちら は帰化植物の「ヒルザキツキミソウ」。雑草扱いなのですが、可愛い花だと思います。お庭に植えるかたもいらっしゃるでしょうね(^^)。





クルマで走っていると、気にはなるけどなかなか寄れない場所があるものですね。昨日はそのうちの一ヶ所に行けてスッキリしました。

アンジェラからの手紙

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昨日、娘からiMessageで、イタリア、トリエステからの荷物に入っていたメモのような文章が写真で送られてきました。

アンジェラというご年配のご夫人からです。

一ヶ月前くらいに婿さんが、地下鉄で築地に行きたがっているアンジェラを親切に案内してあげたそうなんです。その時に住所を交換したんですけど、まぁそのままかな、ってみんな思っていたんですね。でもトリエステともう一ヶ所のガイドブックが送られてきたそうです。

それについていたメモの内容 がわからない、と。

RICORDO CON SINPATIA LA TUA DISPONI BILITA PER INDICARMI IL PERCORSO CHE DORERO SEGUIRE AL METRO.

IO POSSO CAPIRE UN POCO L'INGLESE PERO NON SO SCRIVERLO.

SPERO TU MI POSSA LEGGERE IN ITALIANO.

TI MANDO QUALCHE INFORMAZIONE DI TRIESTE E DELLA REGIONE DOVE IO VIVO.

翻訳機にかければ良いのですが、ボールペンでちょっと殴り書きっぽい字なので判読も確実ではないんですねぇ。

特に1文目の「DORERO」が怪しいです。「DOVERO」かな?

なんとなく意味をとって教えてやりました。

最初の文はどうもスペルがわからないので意訳で「メトロで親切にしていただいてどうもありがとう」にしちゃいました(^^;)。

次はわかりました。「英語は少しわかるけど書けません」。

次も怪しいけど「(あなたが)イタリア語を読めると良いのですが」かな?

最後の文の「TI MANDO」がわからなかったので検索したら「送ります」みたいです。「TI」は「あなたに、あなたを」ですから、文全体では「トリエステと私が住んでいるところのガイドブックを送ります」かな?

イタリア語は30年くらい前に少しかじって、信濃町の名泉会(?)という上智大学の関係の語学学校に3ヶ月通いました。でも英語と同じで、ある程度の文法と単語力が無いと会話なんてどだい無理な話で、「Andiamo(歩きましょう)」しか覚えませんでした(^^;)。

こんな事件(!?)があって、「イタリア語、好きだったんだ。もう少しやりたいな」という気持ちになりました。英語のほうはどうしたんだ、という話ですけどね(^^;)。

フランス語とスペイン語も昔ちょっとやってはみたのですが、動詞の変化でお手上げになったのです。これはイタリア語も同じですけども。

そこ行くと英語はまだ簡単なほうかな、と思います。

図書館で3冊ほどイタリア語の本 を借りてきました。夜中に予約すると、翌朝、遅くとも午後の3時には最寄りの図書館に届くんです。江戸川区のサービス精神、恐るべし(^^)。





さてどうなりますか...。


おまけ: 昨日から雨が降ったので、苗やタネまきをした鉢類をミニ温室にしまい、ビニールカバーをかけておきました。はいり切らない鉢もあるのでお手上げです(^^;)。




鈴木せつ子著 「雑草と育てる 無農薬でバラ庭づくり」

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このごろ雑草が気になっているので、図書館で「雑草」で検索したらこの本 を見つけました。




「雑草と育てる」? なんのこっちゃ! 雑草は抜くもの、という考えでガーデニングをやっていますから。

第二章で、この本の主旨である雑草の働きとバラの手入れについて書かれています。

著者は雑草について「雑草は庭のスーパー肥料だ」と言っています。

そのわけは、「生きているときは土を耕し、バラの根の世話までしている。枯れて地面を覆うと、ミミズたちのエサやバラのぽかぽかカーペットに。やがて朽ちれば 微生物のエサとなり土を肥やす。そのうえ、刈った雑草を燃やして作る草木灰や草木炭は、これまたバラの特効薬、いまだ科学が解明できないミラクル効果を発揮する」と、べた褒めです!

実際の作業としてまずやることは、クローバーのタネまきだそうです! 田んぼや畑でも作物を植え付ける前にレンゲなどを育てていますよね。あれですかね。

その理由は、「マメ科の植物は土を豊かにするから」。

そしてクローバーが育って、庭の土が肥えてくると、雑草の種類もふえてきます。

著者は、「ナズナが旺盛に茂るようになった」と大喜びしたそうです! ナズナは、土を耕す深根植物だから、だそうです。

でも著者は地植えでバラを雑草とともに育てているわけで、我が家はすべて鉢だからどうなんでしょう?と思っていましたが、鉢の中でも雑草は良い働きをするしミミズも出てくるとのこと。

知らなかった。目の敵のようにして抜いていましたから(^^;)。

これ が著者の「雑草と育っているバラの庭」です。




右手前のジャック・カルティエに寄り添っているのが「オニノゲシ」。深根植物だそう。

第一章では、無農薬で育てやすいバラ98種が紹介されているのですが、その中に「プレッア」というバラがありました。




これは、黄モッコウバラ一重の交配品種で、「モッコウバラ」をこよなく愛するイタリア人育種家が、「このバラが返り咲いたら!」という願いを込めて作出したそうです。「モッコウバラ」が返り咲く! 素晴らしいですね!

第三章では、季節ごとの雑草の話。ローズマリー、サフラン、スノードロップが雑草として紹介されています!

この本を読んでから、庭のビオラの鉢に生えているナズナも、抜こうとする手を引っ込めるようになりました(^^)。 

ところでタキイから年に2回カタログが届きます。「花と野菜ガイド 2014夏秋号」。この中でバラ苗のページが18ページもありました。

こんなの




こんなの




買えないので眺めてはウットリしているだけで~す(^^)。

不倫はやめましょう

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新聞などでストーカー被害のニュースを見ますけれど、そういう心配のある娘の友人の話です。

とっても美人で男性に大人気のAちゃん、最近まで家庭持ちの人とつきあっていたんです。

私もその話は聞いていて「早く別れたほうが良いのにねぇ」って言っていたのですが。

最初は「妻とはもうすぐ別れる予定だから、そしたら結婚しよう!」って言われて信じて待っていたらしいんです。

でも離婚する気配ないし、Aちゃんに退職を迫ったり、家から出ないようにGPSをつけたりして、どんどん怖い人になったらしいんですね。

それで彼女、体をこわしてしまい、ついに親に相談したんだそうです。そうしたら弁護士のところに連れていかれて徹底的にストーカー(不倫相手の男性)と争うことになったそうです!

親御さん、蝶よ花よと育ててきた大事な娘がそんな状況に陥っていたと知って、どれほど驚かれたことでしょうか。

彼女がもう別れる決心をしたら、彼、大阪での仕事をやめてこちらに来て彼女の会社の前でズーッと待っているんだそうです。だから今はAちゃんのお母さんがクルマで送り迎えしているんですって。

奥さんとは別居中だとかで、この不倫に関して気づかれているのかどうかわかりませんが、離婚になる可能性大じゃないですか?

なんで美人のAちゃんがそんな人とおつきあいしてしまったのかなぁ。いくらでもステキな人がいるのに!

その後の娘と私のiMessageでの会話

 私:  美人も大変だね
 娘:  ねー。気の弱い美人は大変だ
 私:  E(娘)は安心!
 娘:  ひどい! そんなことない!
 私:  美人じゃないべ? 可愛いんだべ?
 娘:  そーそー。妖精ってゆーか天使ってゆーかね。

ですって! 呆れてものも言えませんわ。視力の悪い婿さんがそう言っているようです(^^;)。

不倫はやめましょうね。若さの浪費だと思います。不倫じゃなくて純粋な愛だったら? それはもう...仕方が無いか...。



おまけ: もうビオラをこんな風に活けられるのもあと少しです(^^)。


草野双人著 「雑草にも名前がある」

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これまた「雑草」で検索して図書館から借りてきました。この本がどんな本か、カバー裏の「紹介文」にはこのように書かれています。

小説などによく登場する「道ばたの名もない草」という表現。しかし、名前のない人間がいないように、カラスだのイヌだの、ひどい呼び名であれ愛らしい名であれ、どんな雑草にも必ず名前があるのだ。人間から邪魔者扱いされながら人間世界にたくみに適応してきた雑草の生態と、同じように社会からのけ者扱いされながらも個性豊かな生を全うした有名無名の人物とを重ね合わせながら、歴史の闇に消えかけている彼らの生涯に光を当てた28篇の好読み物。

たとえば「オオマツヨイグサ」のところでは、「富士には月見草がよく似合ふ」という有名な文章から始まります。


                        (荒川河川敷にて)


でも実際は、太宰治が訪れた御坂峠の茶屋には月見草は無かったそうです。彼は付近を歩いて採ってきた月見草のタネを茶屋の勝手口のあたりにまいたのだそうです。富士に月見草が似合うと思ったから。つまり現実ではなくて未来形だったんですねぇ。

よく知られていることですが、本当の月見草の花は白い花で、近頃ではほとんど見られないそうです。太宰が見たのも黄色い「オオマツヨイグサ」でしょう。でも彼が見たのは、もうひとつの仲間「アレチマツヨイグサ」だという説もあるらしいのですが(^^;)。

この仲間には他にも「マツヨイグサ」「コマツヨイグサ」「メマツヨイグサ」などがあり、見分けるのも難しいようです。

「ヒガンバナ」の章に出てくる人物は「阿仏尼」です。「十六夜日記」の作者として有名ですね。


                 (スカイツリー前の浅草通りで)


藤原為家の側室であった阿仏は、為家なき後に起きた荘園争いのためにまず六波羅探題に訴え出ます。ところが六波羅探題は彼女の言い分を認めません。

そこで彼女は大胆な行動に出るわけですね。なんと鎌倉幕府に直接訴え出ることにしたんですねぇ。その京から鎌倉までの道中記が「十六夜日記」だそうです。

ところで、この本の著者は2人で「草野双人」というペンネームで著作をなさっているそうです。

お1人は、中学卒業後、京都の大徳寺に入ったものの、早朝の起床とお経がつらくて、毎朝の遅刻がひどくなる。そして2年で破門。

そういう事情も面白く読みました(^^)。

他に気になった文章を挙げると

萩で、「カラスノエンドウ」のマメを干している婦人たちに出会い、「それ、雑草でしょう? おいしんですか?」と訊ねて、「都会っ子なんだねぇ」と笑われたそうです。天日で乾燥させたあと、お茶のようにお湯を注いで飲むのだそうです。

これ、得意になって
主人に話したら、知ってました(^^;)。主人は岡山の、わりと山の中で育ったので。

もう少ししたら「カラスノエンドウ」のマメを探してみます!

「ドクダミ」の章では、著者が大徳寺で小僧をやっていた時、茶会の朝、和尚さんが裏庭の隅から白い花の開いた「ドクダミ」を1輪手折ってきて、茶室の小柱の竹の一輪挿しに活けたそうです。それが「なんとも清々しかった」とか。


                 (小松川境川親水公園にて)


それから「ヒルガオ」についても私の気になっていた事実がわかりました。

ピンク色が可愛いから、「ヒルガオ」のタネが欲しいと思って探すのですが見つからないんですね。「ヒルガオ」は白くて太い地下茎で殖えることが多く、アサガオのような種子をつけることはめったにないそうです。そうだったのか...。

また「ツユクサ」は、著者がナイジェリア熱帯雨林の町で1年過ごした時、その日本的な風情で、ずいぶん慰められた花、だそうです。

そして帰国後マラリアを発症して入院。

40度を超える高熱が落ち着いて夢から覚めると、ある外科の先生が担当医になっていたそうです。あまり口数は多くないが、浅黒く日焼けした肌が、精悍な印象を与える人だったとか。

ベッドのうえで退屈を覚えるようになったころ、看護婦さんが、「先生が書いた本ですよ」と持ってきてくれたのが「わがアマゾンートウチャン一家と十三年」という本だったそうです。

なんとその担当医は、グレートジャーニーで有名な探検家「関野吉晴さん」だったんですって!

あと「ヨウシュヤマゴボウ」では、「駅名のような名前だな」と思ったそうです。「ムサシコガネイ(武蔵小金井)」とか「シモウサナカヤマ(下総中山)」というのと似た響きに聞こえたから、だそうです。


                      (横十間川河川敷にて)


JR総武線の「下総中山」は、私の実家の最寄り駅です(^^)。

私の文章では取り上げられている人物がどんな人たちなのか、わかりにくいと思います。

登場するのは、「島秋人」「竹久夢二」「阪庭清一郎」「関根正二」「井上井月」「島田尺草」「牧野富太郎」などです。

この本、実に読みでがあるし、雑学も豊富になるし、おススメで~す。

三浦しをん著 「舟を編む」

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娘に借りてやっと昨晩読みました。遅いですよねぇ。2011年発行になっていますから、もうお読みになったかた多いことでしょう。

三浦さんの小説は今までに2冊しか読んでいません。「風が強く吹いている」「木暮荘物語」です。

たった3冊を比べるのもなんですが、「舟を編む」はずいぶん文章が上手くなっていると思いました(上から目線でごめんなさい)。私は好きです。

最初のほうで、辞書づくりひとすじ37年になる、玄武書房の辞書編集部の荒木がこう言います。

「辞書はことばの海を渡る舟だ」。その舟を編む編集者たちの話ですね。

とんちんかんな性格で、出版社の営業部では能力をまったく認められなかった馬締光也が、辞書編集部にスカウトされ、その言葉に対する鋭い感覚と熱心さで「大海渡」を完成されるまでの物語です。

完成までなんと15年の歳月を費やす作業! 辞書づくりの課程と苦労というものを初めて知りました。

主人公の馬締光也は、下宿先の大家の孫、女板前の香具矢と結婚することになるのですが、香具矢は馬締と結婚した理由をこう述べています。

「辞書に全力をそそいでいるところです」。

そして

「おいしい料理を食べたとき、いかに味を言語化して記憶しておけるか。板前にとって大事な能力とは、そういうことなのだと、辞書づくりに没頭する馬締を見てきづかされました」。

馬締たちが完成させた辞書「大海渡」の完成祝賀パーティーが開かれます。誰もが笑顔です。

俺たちは舟を編んだ。太古から未来へと綿々とつながるひとの魂を乗せ、豊穣なる言葉の大海をゆく舟を


ブロ友さんが「映画を先に見たほうがいい」とアドバイスを下さったのに、先に本を読んでしまいました(^^;)。

「先に映画を」の理由は、ブロ友さんが本を先に読んで
「映画のキャストがイメージと違っていた」と思われたからです。

私もいつも本を読むと頭の中に人物像ができあがってしまっているので、映画を見るとほとんど「う~ん」となってしまいますね。

この「舟を編む」も、ぼんやりながらも顔やたたずまいなど、出来上がっていました。読み終えてすぐに映画を見始めたのですが、少し違和感があり、30分見て止めてしまいました。深夜だったので眠かったせいもあります(^^;)。

でも今日、主人が続きを見始めたので一緒に見ました。

主役の松田龍平くんはわりとイメージと近かったです。

宮崎あおいちゃんが少し違うんだなぁ。小説では「すごくきれいな女性」と書かれているのですが、宮崎あおいちゃんは「きれい」と言うよりも「可愛い」タイプですよね?

小説ではだいぶ笑える場面がありましたが、映画では少なかったかな? 

あと荒木先生の出番が小説より少なかったですね。

でも映画は映画で面白く見ることができました。

映画と原作は別物、と思ったほうが良いですね、どの作品でも。

娘は本は読まず、里帰り中に録画した「舟を編む」を1人で見ていたので、さっき感想を訊いたのですが「難しい」とだけ(^^;)。

ところで三浦さんはエッセイを17冊も出しているそうで、これが面白そうに思えます。図書館で借りて読んでみたいです。たくさんあって選ぶのに困りそうですけども(^^;)。


図書館と言えば、私がこの本を借りようと思った時、あまりにも予約待ちの人数が多くてあきらめたのでした。

今はどんな状態かな、と図書館のHPを見ましたら、うちの区の図書館では蔵書が26冊、予約待ちがなんと261人!

ところがところが、お隣りの江戸川区の蔵書は51冊で、予約待ちはたったの6人になっているではないですか!

これは一体どういうことなんでしょうねぇ。江戸川区は蔵書が多いから、さばき切れたということかな? うちの区の読書好きの人、かわいそう(^^;)。

うちは江戸川区に近いから、そちらに予約して借りに行けますからありがたいんですけどね。遠かったら、待つかあきらめるか、ですよねぇ。良かった、江戸川区に近くて(^^)。


あ、江戸川区には「舟を編む」の韓国語版もありました。「배를 엮다」。そのままですね(^^)。一応借りてみます。原作が手元にあるのだから読みやすいかしら?
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