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Channel: ハーちゃんの「ゆらゆら日記」
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上橋菜穂子著 「バルサの食卓」

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バルサの食卓」は、上橋さんの「守り人シリーズ」「獣の奏者」「狐笛のかなた」の中に登場した食べ物・飲み物を実際に作ってみた本です!




上橋さんは最初、「この企画は実現不可能だ」と言っていらしたんですね。「ゴシャなんて魚、築地じゃ売ってないし、マイカの実なんてのも、この世にはない」から。

ところが「南極料理人」として有名な西村淳さんを始めとする7人の「チーム北海道」のみなさんが、このトンデモ企画を引き受けてくれたんですねぇ。

中はこんな風 です。




上橋さんはこう書いています。

「もちろん、この本に出てくるレシピは『物語の中でバルサたちが食べた料理そのもの』ではありません。でも『チーム北海道』の皆さんが、創意工夫によって生み出した、『今の日本で手に入る食材で作ってみたら、あの料理はきっとこういう味になる』という料理なのです」。

上橋さんの本を読んだ人ならきっと「これはどういう味なんだろう。どういう見た目なのかな」と思った料理の数々。それらが写真とレシピで紹介されていて、私の読んだ限りでは「作れそう」というモノが多いです(^^)。

「バム」「ファコ」「ノギ屋の弁当風鳥飯」「マッサル」「タンダの山菜鍋」「ジョコム」などなど。

それらの料理の登場シーンと上橋さんのエッセイも載っています。

そのエッセイを読むと、上橋さんは子どものころから見たり読んだりした文学・映画の中に出てくる食べ物にかなりの思い入れがあるようです。

そしてご自身の専門が文化人類学であり、特にオーストラリアで先住民族アボリジニの研究をなさっていらっしゃいます。ですから、オーストラリアや世界各国を旅して回った経験から、著書の中の飲食に関するアイディアも生まれて来たのではないかと思われます。

文庫版で薄いんですけれど、上橋さんの作品の愛読者だったら手に入れていらっしゃるかた、かなり多いのではないでしょうか(^^)。


おまけ: 今日撮った「クレマチス・モンタナ」の白花です。これはクレマチスの中で、剪定の不要な種類です。挿し木もわりと簡単です(^^)。




塚谷裕一著 「スキマの植物図鑑」

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図書館の新刊案内でみつけて予約した本です。「スキマ」という3文字に目がとまったので(^^)。

うちのマンションの駐車場でもコンクリートのスキマに雑草が出ているとつい見てしまいます。よく見かける雑草なのですが、どうしてこんなところで育つのかなぁ、と思っていました。

ところが私たちが、スキマなんて良い環境じゃないだろうにと思うのは、人間の勝手な思い込みらしいです。

植物にとって幸せな状況とは、「
水も肥料分も潤沢にあり、通風も適度にあって、そしてさんさんと太陽の光が射す」状況だそうです。

そしてあとがきに、スキマでなぜ植物がうまく育つのか、詳しく書いてありました。

それによると、植物は太陽光を受け取ろうとして、一所懸命に茎を伸ばそうとする。その結果、ヒョロヒョロとなってしまう。ところがアスファルトの割れ目のようなところでは、その競争をする必要がない。なぜなら周りはすべてアスファルトだから。

しかもアスファルトの下はあまり乾くことがない。アスファルトが水分の蒸発を防いでくれるから。

問題になるのは太陽光があまりにも強い場合があること。これは植物のほうでも自分に合った環境を探し、日陰の好きな植物はスキマを避けて暗めの環境に適応している。

またもう一つの問題は大気汚染と人に踏まれる危険性。でも植物は意外に適応性のあるものが多いそうです。

取り上げられている植物は、いわゆる雑草・野草と言われるものから、「え、園芸種でしょ?」って驚くものまでありました。「ノースポール」「キンギョソウ」「ゼラニウム」「ペチュニア」などですねぇ。

こういうものは、育てている家からタネが飛んできたりしたものらしいです。うまいことスキマにタネがはさまって発芽したんでしょうね。

スキマ植物の中で、このへんでも見られる花をご紹介します。

まず「ナガミヒナゲシ」




この花は10年前くらいに千葉県側から都内に攻めてきて、うちのマンションそばにも花が咲いています。と思っていたのですが、なんと最初に日本への帰化が確認されたのは都内だったそうです! はびこるスピードが速くて怖いです。日本中を制圧しそう(^^;)。

「ユウゲショウ」




これ は本の中の写真ではなく、今日、市川市で撮ったもの。我が家にも毎年出てきますが、私は「アカバナユウゲショウ」と呼んでいます。前に検索したらそうなっていたので。帰化植物だそうですが、4弁の可愛い花です(^^)。

この本ではそれぞれの植物について、その植物の説明とそれがスキマにどうやって適応しているか、などが書かれています。

文章を読むだけでも楽しい本です(^^)。



おまけ: 庭の「フジ」に蜂でーす。


大柏川第一調節池緑地に行ってきました

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いよいよ今日からGWに突入しましたね。東京は良いお天気~(^^)。のんびり庭の片付けなどしていると、オナガは飛んで来る、飛行船は飛んで来る! 

昨日は市川市に行ってきました。

母の入所している施設では、スイーツバイキング が行われていました。





美味しそうな和洋中のスイーツが並べられ、動物のかぶりものを頭にした職員さんたちが入居者のかたのクルマ椅子を押して行き、そのかたの好きなスイーツを選ぶ、という趣向ですね。

私たちもお相伴にあずかりました。頂いたのは、ティラミス、お団子、プリン、パンケーキ、桃饅頭、わらびもち、でした。

この施設では、入居者のために各種の催しをやってくれます。来月はお祭りがあるので是非来てください、とのこと。職員さんたちは介護で忙しい上にこういう準備もあるから大変だと思います。


施設の駐車場入り口で咲いていた八重桜 。このボテボテ感がたまりません(^^)。




母にさよならしてまた大柏川第一調節池緑地に行って一休みしました。

金曜日なのにけっこう子どもたちが網を持って池でメダカをすくっています




親子連れ もここなら安心してくつろげます。




鳥を撮影しに大きなカメラを持ってきている人たちもいました。

これ はシラサギ。




俗にシラサギと言っていますけれども、白いサギ類を総称してこう呼んでいるようで、ダイサギ、
チュウサギ、コサギ、、カラシラサギがこれに当たるそうです。

途中のコンビ二裏で満開だった菜の花 。菜の花は千葉県の県花です。「なのはな体操」という県民体操もあります(^^)。




調節池緑地で偶然みつけた「キュウリグサ」は、「スキマの植物図鑑」にも載っていた花です。小さいのでよくわかりませんが、水色の忘れな草によく似た花です。名前の由来は、ちぎったり揉んだりした時の匂いから、だそう。





おまけ: さっき庭に飛んできたオナガ。キレイな鳥。集団で来ますね。




お仕事のあるかたもいらっしゃると思いますが、どうぞ楽しいGWをお過ごしくださ~い(^^)。

2011 올해의 추리소설 「목련이 피었다」

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2011年度の韓国の推理小説短編集です。表題は、収録されているある短編のタイトルで、「モクレンが咲いた」です。

ゾンビものが1つ。あとは殺人事件がらみの短編でした。

どれも読みやすかったですが、最後の殺人事件が韓国っぽいかな、と思いました。その原因になっているのが行き過ぎたネットの世界だから。

タイトルの「개티즌」を検索したら「인터넷상에서 정보통신 예절 (네티켓)을 지키지 않는 매너없고 불손한 행동을 일삼는 네티즌들을 이르는 말」と出ていました。

「ケティズンとは、インターネット上で情報通信の礼儀(ネティケッ)を守らず、マナーを知らず、不純な行動を常にするネティズンをさすことばである」と。

その後に「
개 + 네티즌」と書いてありました。

「ケティズン」の内容ですが、ある日、電車の中で優先席に座っていた若者に酒に酔った老人が注意するところから始まり、その若者が近くにいた妊婦を足で蹴ってしまう。その場面を携帯で撮った写真がインターネットで広がってしまうんですね。

その若者の行動に対してネティズンたちはひどい悪口を書き込むわけです。この悪口のことを韓国語で「악플」と言うのですが、このことば、ヌルボさんのブログで知ったところでした。

結果、若者はウツ病になって自殺をし、その父親はアルコール中毒になって家を出て行ってしまう。母親は精神病院に...。家族はバラバラに。

若者の姉が、携帯で撮った写真をアップした女性に復讐する、という怖いお話しでした。

読み始めたら読めるのに、日本語の借りた本があるとそちらから読んでしまうので、なかなか読み終わらないんですねぇ。海さんにお借りした本、これで7冊は読み終えました。

話しは変わりますが、今朝の新聞に載っていた広告




前から乗ってみたかった「神田川クルーズ」ツアーです。お茶の水駅から下に眺めるあの神田川をクルーズして、最後に日本橋でしゃぶしゃぶのランチだそうです。ランチは要らないんですけどね(^^;)。

是非行きたいです。時間も4時間くらいしか、かからないようですし。すぐに予約で埋まりそうだから早めに決断をしないといけませんね。


今日も良いお天気(^^)。だけど仕事に出かける前の主人と険悪な雰囲気に...。もう行っちゃったけど。「離婚しなさそう」ってまだ言えないわ(^^;)。なんちゅうGWだ!

我が家のGWはゴールデンじゃない!

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主人は鼻血が出やすい人なのですが、また止まらなくなり心配しました。ワーファリンという薬(血液をサラサラにする)を飲んでいるので血が止まりにくいんですね。だから採血してワーファリンの量を微妙に調整しているんですが。

それでフッと「我が家のGWは鬼門だなぁ」ということを思い出しました。

まず娘が生後1ヶ月で救急車で都心の大病院に運ばれたのが5月4日! この時は「なんだか元気が無い」ので休日診療所に行ったのです。先生がいろいろ調べてくれて「大丈夫だと思うが顔色が気になるなぁ」と、あっちこっちに電話してくださり救急車まで呼んでくださったわけです。

後で考えてみたら、この先生は娘の命の恩人です!

都心の病院でも先生が診てくださって、「なんともないと思う」とのこと。でも私がグズグズしていたら、娘の手が少し痙攣を起こしたんですね。それで先生が「娘さんだけ入院させてください」って。

夜遅く電話があり「検査した結果、脳に出血がある」とおっしゃるじゃないですか!

長くなるので省略しますが、脳出血はビタミンKを投与していただいた結果、落ち着きましたが、今度は「胆道閉鎖症」の疑いがあるとのこと。転院して手術を2度受けたんです。

それから主人が2000年の4月に心臓の人工弁の手術をしたのがGW前。だいぶ良くなって母がお見舞いに来ました。翌日母が脳梗塞で倒れたのがGWごろだったと思います。

2005年に主人が突然、洗面器いっぱいぐらいの血を吐いたのもGWごろだったかな、と思って日記をめくってみたら、それは6月6日でしたが、とにかく私の記憶としては「GWごろに具合が悪くなる我が家」というイメージが定着しているんですねぇ。

この時も救急車でかかりつけの病院に運ばれ即入院。胃潰瘍でしたが薬で治りました。

おととし、私がインターフェロン治療後に死んだようになっていたのがまさにGWごろですし。日記には「食欲無し。立ちくらみひどし」って書いてあります。

だから鼻血が止まらないのもGWのせいではないか、と思ったわけです。

どうも仕事が重なって夜も寝ないでやっていましたから、疲れから来た鼻血だったようで、今は元気になりました。

みなさまは体調を崩すことなくGWを楽しんでくださ~い!

あ、「神田川ジャングルクルーズ」予約しました。が、まだ人数が集まっていないので催行は未定だそう。他の日はキャンセル待ちになっているのですが。


おまけ: スズランが咲きました! 香りが好きです(^^)。


西村淳著 「面白南極料理人」

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この本についてはずいぶん前から知ってはいたのですが、なんとなく読まないままでした。

ですが今回「バルサの食卓」の料理を担当したのが西村さんだと知って、図書館から借りたような次第です。

著者は南極越冬隊に2度も参加しているんですね。1度目は、第30次隊として昭和基地で1年間越冬生活を送っています。

この本で描かれている舞台は昭和基地ではありません。第38次隊として、昭和基地から1000キロも離れた「ドーム観測拠点」での料理人としての1年間をつづっています。

この「ドーム基地」があるのはとんでもない所! 標高が3800メートル、平均気温マイナス57.9度。

メンバーは、各方面でのスペシャリストたち。著者は海上保安官、他に気象学者、雪氷学者、大気学者、医者など、著者をふくめて計9人。

苛酷な環境の中での楽しみは食事、というわけで、まぁ豪勢なメニューにはビックリさせられます。

たとえばある隊員さんの誕生日のメニューはこんな風です。

 前菜:  鴨スモーク カマンベールチーズ からすみ ハムの和風      マリネード
 小鉢:  花イカのネギ和え
 酢の物: 赤貝 冷凍キューリ ワカメ
 造り:  マグロ 牡丹エビ しめ鯖 オゴ トサカ
 焼き物: 小鯛 はじかみ生姜
 揚げ物: 天ぷら(エビ キス 穴子 ゴボウ)
 椀物:  鴨南蛮そば
 赤飯   香の物

ですよー!

誕生日以外にも宴会はしょっちゅう。お酒の減ること、減ること。

またレタスなどは野菜製造器で育て、ビールもドーム内で作るんです! ビールの味はまぁ、言わないほうが良いかも(^^;)。

食べ物以外にも南極ならではの各種トラブル、ケガや凍傷、燃料が底をつきそう、などなど。

この「燃料が無くなりそう」な時がこの隊が内部分裂寸前の危機に満ちた、超やばい時だったようです。

1本約180kgのドラム缶を、150m離れた場所からどうやって運んで来るか? 

結局、ドクターが人力で転がして運ぶという荒技をやってのけ、助っ人が一人また一人と増えて行ったそうです。

この本、平成16年発行の本ですから、もうお読みになったかた多いでしょうか? もし読んでいらっしゃらなくて機会があったら是非! 笑えます(^^)。

GWの前半、外に出ませんでした。今日はどうしても図書館に行かないといけなかったので、またうちの区と江戸川区の図書館に行ってきました。

その後スーパーに寄ったら幼稚園時代からのママ友と会ったので、ちょっと立ち話。今度ゆっくりお昼でも、ということになりました。この歳になると、知り合いのお子さんの結婚やら出産の話題が多くなりますね。


おまけ: 庭に咲いている「ゲンペイコギク」。




別名「エリゲロン」。
先日借りた「スキマの植物図鑑」にも出ていました。園芸品種だったのに、今やその地位を失った、と書いてあって苦笑しました。うちでもわざわざタネを買ってまいたので(^^;)。もう20年くらい前の話しです。

これが私のGW?

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GWの前半はどっこも行かず家でおとなしくしておりました(^^;)。

昨日の夜、主人が仕事先の会社に請求書を届けに行く、と言うのでくっついて行きました。帰りに秋葉原のハナマサに寄って、その後スカイツリーを見に行こうという提案に乗ったわけです。

GWに行く観光地としては変な組み合わせですけどねー(^^;)。しかも夜だし。

ハナマサ は、いつも横をクルマで通るだけで一度も中に入ったことはありません。主人が都心に行った帰りに、ここで肉やレトルトカレーを買ってくるのですが、業者が買いに来るお店、みたいに聞いていました。




実際に入ってみたら迷路のようで、どこになにがあるかまったくわかりません。主人は慣れているのか、ドンドンあっちこっち回っているんですけどねぇ。

娘が「お金が無いので肉を買えない」と言っているので、電話して何が欲しいか聞いてやりました。親がお金を出すからか、「ヒレステーキが良い」なぞと言いましたが(^^;)。

ヒレステーキは賞味期限が29日になっているのでそう言ったら、二人でゴチャゴチャ相談しているようす。

結果、「賞味期限が今日の肉でも、明日食べてもかまわないだろう」と婿さんが言っているそう(^^;)。

その他、婿さんの好きな辛子明太子だのコーラだの買ってやりました。

秋葉原から浅草通りにまわると、正面にスカイツリーが大きく見えて壮観です。昨日は「粋」の水色のライトアップでした。

ソラマチから見上げたスカイツリー 。小雨で少しけむっていました。




ふもとから見ると、我が家のバルコニーから見るスカイツリーとは全然違う迫力ですねぇ。「登って夜景を見たいなぁ」と思いました。

クルマを止めてソラマチ に入ってみましたが、9時を過ぎていたので閉店になっているお店がたくさんあったので、すぐに出て来ました。昼間は動けないくらい混雑していたと思われます。




その後、市川駅前の娘のところに食材を届けてやって帰宅しました。

休日の夜の道路は空いていて、80キロ出せるところもあり走りやすかったです。

短時間ですが私のGW前半のお楽しみ、でした(^^)。



おまけ: 咲き出した小輪バラ「ノゾミ」。冬のあいだに植え替えをしてやらなければいけなかったのですが...(^^;)。ゴメン!


山田清機著 「東京タクシードライバー」

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これは新刊本で、なにかの書評で見て図書館に予約してあったものです。

内容は、著者が東京のタクシー会社に出向いて、そこでドライバーとして働いているかたに話しを聞く、というもの。なぜタクシードライバーになったのか、が主なテーマですね。

学校を出てそのままタクシードライバーになるかたもいると思われますが、ほとんどのかたは何らかの事情があって転職したかたではないでしょうか。

1人目の荒木さんのタクシードライバーになるまでのいきさつは、ドラマ以上に波瀾万丈です。

13年間勤めた会社をやめる→実家の食堂を手伝う→家を飛び出し都内で「新聞の販売拡張員」になる→やめてホームレス状態でいるところを「ホームレス支援団体を名乗るNPO法人」にさらわれる→テレクラ勤務→タクシードライバーになる

こんな風。これはごく簡単に書いたのであって、実際は離婚して親権を奥さんにとられ、子どもさんに会えないなど、さらにいろいろな苦労を味わっていらっしゃいます。

他の12人のドライバーさんも、「結婚相談所で知り合った、バツイチで3人の子どもさんのいる女性と結婚し、かれらのために一所懸命に働く高木さん」「初めての営業で7万円もだまし取られながらも、お金が無いと言う客に金を貸してしまう権藤さん」「不倫している女性客の話しを聞いてやって、自分と付き合えと言ってしまった上野さん」「会社勤めは向いていないから専業主夫になるという夫の言い分を認めて、自分がタクシードライバーになってしまった児島さん」「ブルガリア相手の商社を設立し、得意の絶頂にいながらも、東欧民主化の余波を受け8億円もの借金を背負った高橋さん」などなど。

タクシードライバーの仕事としての良い点は「時間が自由に使えること」「人の下で働かなくてもいいこと」などのようです。

またタクシー業務のあれこれや、どうやったら良いお客をつかまえられるか、などという裏話も載っています。

女性のタクシードライバーさんを私は尊敬しているんですね。運転にも自信があるんだろうし、もっとも早く目的地に行く道も把握している。元気で若かったら挑戦したい仕事の1つです(^^)。

もちろん大変なこともありますよね。密室に二人きりなんかにもなるんだし、その人がそのスジの人だったりもするだろうし。

そういう意味も込めて、尊敬しています。


ドキュメンタリー番組を見ているような、そんな感じの本でした(^^)。


おまけ: ビオラにタネができ始めました。手袋が破れてるけど...(^^;)。



5月上旬の庭 ・ 2014

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今日は汗ばむくらいの陽気です。午前中に病院に薬だけ処方箋を書いてもらいに行ってきました。おとといが心臓の通院日だったのですが、行けず、昨日は主人のドライバーとしてお茶の水に行ったので行けず。今日はどうしても行かないと明日から4連休ですからね(^^;)。

今日のルーフバルコニーのようすです。

いつも私が居間の自分のイスから見ている庭の風景




バラ類も咲き始めました。

「ナニワイバラ 」




「カクテル





「白モッコウバラ」




「フジ 」は花が終わり花がらを切り取って、このようなサッパリした姿になりました。手前は「スイートピー」です。




「美女ナデシコ 」
の赤






「ビオラ」 は丈が伸びてきました。こうなると盛りは過ぎた、ということです(^^;)。切り花にはちょうど良いですが。




「テリハノイバラ」の鉢に生えた「フラックス 」




「チドリソウ 」は、ビオラに負けているかも(^^;)。「ビオラ」を抜くべきか?




「ミニシクラメン」は葉っぱが出てきて一安心です(^^)。




あと、「ペチュニア」と「ミニトマト」の発芽を待っているところです。

5月に入るとタネまきしなくてはいけないタネが目白押しです。「百日草」「風船とうわた」「サルビア」「センニチコウ」「ルコウソウ」「アサガオ各種」です。あ、「オキナワスズメウリ」を忘れてますね(^^;)。

この時期いつも悩むのが、鉢が足りないということですね。鉢の数を増やさないようにしているので、ビオラが終わらないと直まきするアサガオをまけないのです。困ります。

「赤毛のアン」関係の本 2冊

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1冊目は図書館から借りてきた「赤毛のアンの世界へ」という本 です。




プリンスエドワード島の豊かな自然が写真で紹介され、アンの世界に浸れる1冊です。

実は借りたかったのはこれではなく「村岡花子と赤毛のアンの世界」という本。でも予約待ちが6人いて、まだ借りられません(^^;)。NHKの朝ドラの影響でしょうか。

それからこれ は、私が前から持っていた本。なんと発行日が昭和58年になっています!




「この本は、赤毛のアンの数々のエピソードにあわせて、カナダ風家庭料理や手作りの小物を紹介する入門書」と書かれているように、お料理が70種、手作り小物が40種ほど、載っています。

これ はポテト・チャウダーとハム入りサラダの夕食。




タイトルは、「三人の気詰まりな夕食 マリラ風ポテト・チャウダー」です。マシューが馬車を駆ってでかけるのを見たリンドのおばさんが焦ってグリーンゲイブルスを訪ね、食卓を見回して、「食器は3人分、お料理はふだんのものだから、特別なお客ではない」と判断してましたよねぇ。そんなお料理を再現したもの。

これ は「ギルバートにも似合いそう 男女共用のセーター」というタイトルのモチーフつなぎのセーターです。




どうしても編みたくなって娘のを編んだのがこれ




アイディアだけ頂いて、編み方とかサイズとかは自分流で編んだものです。

アメリカのメイン州に行った時にあるご家庭に滞在しました。その家に「赤毛のアン」の世界を見た気がしました。足元には「みつあみマット」だったし建物の概観もまさにグリーンゲイブルスでしたから!




この「みつあみマット」の作り方は、最初にご紹介した「赤毛のアンの世界へ」に載っています。

メイン州のお宅である日の夕食に頂いたのが「クラム・チャウダー」で、この地方の名物ということでした。

そこからプリンスエドワード島まではフェリーですぐだったのですが、週に何便とか決まっていて、日程が合わなかったのです。もうそんな機会は無いと思うと本当に残念です。

NHKの朝ドラ「花子とアン」は視聴率が良いそうですね(^^)。
ご覧になっていらっしゃいますか?



おまけ: 韓国旅行のおみやげをたくさん頂きました(^^)。そのうちの一部を~。私のほうれい線を考えて買ってくれた「トニー・モリー」のほうれい線パッチと、痛むヒザに貼る湿布剤です。ふふふ、効きそう!


津島佑子 申京淑著 「山のある家 井戸のある家」

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かなり前に出た本で知ってはいたのに読まないでいました。たまさんのブログの最近の記事を見て図書館から借りた本です。

これは日韓2人の作家が1年間、毎月、自分たちのことばで手紙をやりとりした往復書簡集です。

タイトルは、津島さんの家には古い井戸があり、申さんはソウルの北漢山の近くにお住まいだからですね

内容ですが、「日韓のかくれんぼ」「靖国神社」「家族の話」「戦争について」などなど。もちろん作家として考えることなども。

そして津島さんの「地球上のさまざまな場所で起こっている、こうしたそれぞれのできごと(豪雨、地震、テポドン、テロなどを指している)におろおろしつつも、私自身の日常はささやかなことに追われながら、一日一日過ぎていきます」という文章に共感しました。

また津島さんと私は生まれ年が近いせいか、「電気冷蔵庫もない、冷房装置、洗濯機、掃除機、電話、電気炊飯器もなかった時代に育った」というところも同じなんですね。

「アメリカの家庭雑誌を見るようになったら、そのページに『幸せ』が写っている気がした」という文章には、たぶん主人が「うん、うん」と言ってうなずくと思います(^^;)。

私は申さんの作品は「オンマをお願い」「月に聞かせたい話」しか読んでいないと思います。




「オンマをお願い」や「離れ部屋」には、申さんの家庭環境が映し出されている部分があるんだな、ということが、この書簡集を読んでわかりました。

申さんがご自分のお父上がどういう人だったか書いた後に、津島さんに「よかったらお父様のお話を聞かせてくださいませんか」と頼みます。

それに対して津島さんがお父さんである太宰治について返事を書くのですが、その返事に対して申さんが「書いて下さいとお願いはしたものの、こんなに率直に書いてくださるとは思ってもいませんでした」と書いています。


津島さんにとっての父、太宰治という人は、申さんが言っているように「暗くて重い『秘密』を持つ人」だったんですね。

あとがきで津島さんは「申さんと私は往復書簡の試みを終えた今、おそらく世界のだれよりも親しい小説家の友人として、互いを感じ合っている」と書いています。

この本の中の申さんの手紙は韓国語から日本語に翻訳されたものですが、翻訳者のきむ ふなさんの文章がなんとも素晴らしい日本語なんですね。翻訳とは思えない。申さんが日本語で書かれたかのように感じられる文章でした。

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GWも庭仕事 ・ ビオラのタネ採り

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今朝は大手町で震度5弱の地震が発生しました。

葛飾区は震度4とのことでしたが、3月11日の震度5弱の時くらいの恐ろしさでした。横にガタガタ揺れ、パニックに陥りました。

娘の住む市川駅前のマンションは、エレベーターが止まったそうです。

だいぶ広範囲に揺れたそうですが、みなさまのところはいかがだったでしょうか?

さてGWも残すところ明日だけになりました。私は相変わらず家におります(^^)。

ビオラの花もどんどんしおれて行きますが、花がらを取る時 にすることがあります。




それは花の根元を指先で触ってみること




触ってみてふくらんでいるようならタネができています




ふくらみを感じなかったら摘み取ります




ふくらんでいても同じ色のタネが多く採れそうなら、やっぱりそれも摘み取ってしまいます。

そして、できているタネを確実に採りたかったら、不織布でタネを覆う方法もありますが、私はひんぱんに見て回ってはじけそうなものを採るようにしています。けっこう知らないうちにはじけてしまうので、注意が必要です。

採ったタネをまかずにこぼれ種で発芽したものだけを育てる、というやり方も良いと思います。ただ年内には咲きませんけどね(^^;)。

昨秋にまいた「スイートピー」がやっと開花しました。




「美女ナデシコ」のピンク も咲いています。




4月28日にタネまきをした「ミニトマト」2種 が発芽しました。




「ミニトマト CF千果」と「ミニトマト オレンジ千果」という種類です。赤とオレンジのミニトマトが成る予定(^^)。

今後の庭仕事の予定は、発芽した苗の管理と次のタネまきですね。

主人は咲いた花だけ見ていれば良いけれど、実際はタネまきから定植まで、さらに日頃の水やりや雑草抜きなど、目に見えない作業で花が咲くわけなんですけどねぇ(^^;)。

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꿈을 걷다 2010

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GWも終わりましたが、本当に近くを用事でチョロっと移動しただけ、でした。ある意味、素晴らしいGWでした(^^;)。




この本ですが、ファンタジー、SF、武侠などのジャンルの短編集です。タイトルは日本語では「夢を歩く」です。

武侠小説というのは初めてでした。池波正太郎の「剣客商売」を彷彿とさせました。

タイムマシーンを題材にしたものも2作品ありましたね。

私が面白かったのは「門番」という作品で、これも武侠小説です。

門番の父を手伝おうと、門前に積もった雪を片付けている6歳の少年の前に男が現れて少年のやろうとしていたことをさっさとやってくれるんです。その男は自分も門番だ、と言うのですが、後になってその本当の意味が明らかになってきます。

のどかな始まりと思ったこの作品ですが、実はかなり緊張感ただよう展開になって行きます。

6歳の雪の日に、9歳の時の血にまみれた夜に、そして11歳の暖かい秋の日差しの中で登場したその門番の男。その男の存在、その男に関する記憶が、少年をまた父親と同じ門番という職業に就かせることになるんですね。

私はファンタジーとかは縁の無いものだとずっと思ってきました。でもいろいろ読んでいるうちに全く違和感を感じない、それどころかその中に引き込まれて行くのに気づきました。この短編集の作品も「?」と意味のわからないものもありましたが、それはそれなりに面白く読めました。

ただ残念なことが1つありました。

それは6番目の「ミシン リンク」という作品を途中で投げ出してしまったこと(^^;)。

どんなに辞書を引く回数が多くても今まで途中で読むのを止めた作品はありませんでした。でもどうしてもダメだった。始めの8ページくらいはがんばって読んで行ったのですが、辞書を引いてもわからない単語が多過ぎる、SF特有の用語が散りばめてある、文章の言っていることが理解できない、などで放棄せざると得ませんでした。ガックリです。

私のしつこさ、ガマンが足りなかったのかなぁ...。

でもそれを除くと、読むスピードが上がったかな、という実感も持てました。やはり少しずつでも毎日読む、これは大事ですね。


おまけ: 「十月桜」に実がひとつだけ成りました(^^)。



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深夜の徘徊 秋葉原・神田明神・スカイツリー

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今日の深夜1時ごろから、また主人が請求書を放り込みに行くと言うのでついて行きました。

GW最終日の夜中とあって、クルマのいないこと! 後ろにも前にも対向車線にもいない、という珍しい光景に出会えました(^^)。ふだんだと深夜でもタクシーがバンバン走っているのです。

仕事先の会社から神田明神 へ。




誰もいませんでした。

おみくじを引いてみました




結果は末吉




だけどあまり悪いことは書いてないんですね(^^)。

お金を入れてからお獅子が動くんですけど、その間ずっとけっこう大きな音でお囃子
鳴って焦りました。あれ、近所にうるさくないですかねぇ(^^;)。

そこからまたまた秋葉原のハナマサに寄って買い物をしました




そしたらなんと「韓国産 チャメ」が売られているではないですか!




新大久保のスーパーなどではいつもあるのかな、と思いました。

そこからまたまたスカイツリーのふもとに行って来ました。深夜のスカイツリー はライトアップもなく「地味」の一言です(^^;)。




とても寒かったけど、カップルが一組だけベンチで幸せそうにしていらっしゃいましたよ。

途中、携帯で写真を撮って娘に送ったら「よくスカイツリー飽きないね。真夜中に出歩いて不良だね」と返事が来ました(^^;)。

家に帰ったのが3時くらいでした。

チャメをしげしげと見ていて思い出したことがありました。ソウルで買ったこの本 。「新妻ヨーコちゃんの韓国ぐらし」という本です。




ここにこんなマンガ が。




チャメの切り方についてアジュンマごとに説明が違う、という...(^^;)。

チャメはマクワウリの一種でしょう。日本だったら真ん中のアジュンマの切り方で食べるのが普通じゃないですかねぇ。

深夜に東京を徘徊して帰宅し、それからご飯を炊いてはや~い朝食を食べ寝ようとしましたが眠れません。結局朝の9時過ぎに寝たかしら?

午後に心臓のほうで通院してきました。近頃は歩いて往復しています。私は歩くのが遅いので8分くらいかかります。ダイエットにはそれくらいは歩かないとね(^^)。

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チャメの味 &庭のあれこれ

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きのう買った韓国のまくわうり「チャメ」を切って食してみました。

切り方はやっぱり昔まくわうりを食べていた時の切り方 です。




味ですが、甘味が薄いまくわうり、と言えばいいのかな(^^;)。

昔は日本でもまくわうりをよく食べていたような記憶がありますけれども今はメロンになっちゃったのかな? 農家の人が作らなくなったのかも知れませんね。

小さいころ、母が一度だけ(だったと思います)作ってくれたおやつが、まくわうりを横半分に切ってタネを出し、そこに薄甘く味をつけた寒天汁を流し込んだものでした。

寒天が固まったところは覚えているのですが、それをどうやってスライスしたのか、味はどうだったのか、完全に記憶のかなた~です(^^;)。

母親も、当時は今でいうDIY生活ですよね。障子張りから和服の洗い張り。ゆかたなんか全員が縫えたんじゃないでしょうか? 

それに比べると今の私なんか何も出来ていないと反省するばかりです。便利な世の中になると人は怠惰になっていくんですねぇ。って、私だけかも...(^^;)。

ところで「オキナワスズメウリ」のタネをもらって下さるかたが現れてうれしかったです(^^)。どうぞ欲しいかた、遠慮せずにコメントしてください。コメントにご住所とお名前を書いて下されば、そのコメントはアップせずにタネだけお送りしますので。

さて、ビオラのタネがドンドン出来ています。もう知らない間にはじけてしまったのもあるので、実がパンパンにふくれて中身が透けて見えるようになったタネを採り始めました。

こうやって採って 萼もとり、1日ぐらいおくと




こんな風にはじけています




毎日すべてのビオラ鉢を見回るのはなかなかですけど、楽しくもあります。花よりタネが出来るのを見るほうがワクワクするタイプなので(^^)。

ビオラもきっと何千粒も、採れると思います。

土の上に振りまいて自然に出たのを育てるだけだったら手間はかかりません。まぁ、スズメなんかに食べられちゃう可能性は大ですけどね(^^;)。

ですのでどうぞ欲しいかたいらしたら、もらって下さい。

まくのは9月くらいです。

ところで、これ が本来の色の「ゲンペイコギク」です。




別名「エリゲロン」。ピンクから白に変わるので「源平」の名がついたようです。先日アップした写真は真っ白でしたが、こちらが正解です(^^)。

李相杓著 「当てずっぽうの法則 漢字でひらめく韓国語」

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図書館の新刊の中から見つけて借りてみました。

まず「この本の特徴と使い方」のページに「この本は初・中・上級を対象としている」こと、そして「当てずっぽうの法則は韓国語を勉強するほぼすべての方に役立ちます」と書かれています。

そのわけは「韓国語単語のほぼ70%が漢字語だから」。

この本での「当てずっぽうの4法則」とは「初声の法則」「母音の法則」「パッチムの法則」「同音異字の法則」を指しています。

そしてそれぞれの説明とそれに続く実践練習があり、その後の300ページは「漢字語を読もう!」になっています。その中身はこんな感じ です。




日韓共通で使われている主な漢字を日本語の読みの順に掲載してあります。そしてそれぞれの漢字に、最大3つの漢字語(熟語)と、その漢字語を使った例文が載っています。

単語と例文にルビがふってありますが、初心者のかたには便利かと思います。上級のかたにはそこがわずらわしい気もしますが(^^;)。

でもこの本で漢字語に慣れておけば、韓国語の読書をする時にも役立つかも?

そして、韓国語の漢字語には基本的に1つの漢字には1つの読み方しかないので、読み方を覚えてしまえば、日本人ならではの「推測」ができますね。これは韓国語を勉強する上でとても有利だと思います。

例外の、2つの読み方がある漢字も7つ、載っています。金、省、切、復、殺、北、便ですね。

厚みが2. 5センチあります。かなり重いです。あと字が大きめ。


読んでみて思ったのは、この本はやはり初・中級者のかた向きかな、ということでした。


おまけ: お茶の水の街路樹の「エゴの木」が開花していました。数ヶ月前には可愛い実をぶら下げていたのですが。季節は巡る~。


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