きっとみなさんはご存じだったと思うのですが、赤ちゃんが泣きやまない時にこれを見せると、96.2%の赤ちゃんが泣きやむ動画があると知りました。
娘はだいぶ前に育児エッセイなどで知っていたそうで、自分の子どもで実験できるとなって喜んだようです(^^;)。
これは、ロッテの「かむミルク。『カフカ(袋)極うまミルク味』」のプロモーションとして、公開された動画です。
「ふかふかかふかのうた」というタイトルです。
それで実際にグズって泣きやまない孫に見せてみたら、急に体の動きが止まり、視力は良くないはず(0.01~0.02程度)なのに画面を注視しているではありませんか!
娘はiPhoneで、私はiPadminiで見せています。
何度かためしてみましたが、本当に泣きやむんですよ。
これは子どものぐずり泣きに悩む母親層に向けて、科学的根拠に基づいて開発されたWeb動画だそうで、テレビでおなじみの、(前)日本音響研究所所長の鈴木松美さんが監修したものなんですね。なんか納得です(^^)。
鈴木さんは、「もともとこの動画は、生理的な要因ではなく『グズり泣き』の子どもが泣きやむように、子どもが何にでも興味を示して反応する『定位反射』という現象を利用するよう意図して制作いたしました。小さなお子様が聞きやすい周波数帯の音を使う、様々な楽器や歌い方によって曲に常に展開を与える、など作曲時にはいろいろな工夫をこらしました」とコメントなさったそうです。
音楽プロデュースは、福井洋介さん、映像監督は富永まいさんです。
大人が聞くと、「これで赤ちゃんが泣きやむ?」と思う軽快な音楽で、子守唄とはだいぶ違う印象を持ちますよねぇ。
ところが鈴木さんがおっしゃるには、「子守唄のようなゆったりした歌よりも展開が早くいろいろな楽器を使っているヘビメタのほうが子どもが泣きやみやすいということがある」そうです!
ただ、オムツが濡れていて不快な時や本当にお乳が欲しい時は、最初の2分くらいは大人しいのですが、やがて泣き出す時も(^^)。
海外でも評判だそうですね。
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「泣きやみ動画」を見せてみました
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