それは、「英会話をなんとかせにゃならん」ということです(^^;)。
豊国神社で連れの3人が骨董市を回っているあいだに、お隣の方広寺のほうに行ってみました。
ここにはかつて「方広寺の大仏さん」がいてはりました。だけど1973年の火事で焼けてしまったのです(泣)。
私はこの大仏さんが一番好きで、知り合いが京都に来ると案内していたのです。不運な大仏さんで何度も地震などの被害に遭ったのですが、とうとう火事で焼けてしまうなんて!
あ、今日は別の話しでした(^^;)。
そこに欧米人の女性が一人いたので「どちらから?」と声をかけたら、ニュージーランドの人で一人旅だそうです。香港まで10時間、そこから大阪まで3時間かかって今日京都に着いたそう。
うちの主人も釣りでニュージーランドに行ったことがあるのでそんな話しをしました。
その後、円山公園で自販機のコーヒーを飲みながら連れの3人が奥のほうに行ったのを待っていました。すぐ横に民族衣装を着た女性がなんか淋しそうに座っています。3分くらい考えて「どちらから?」って日本語で訊いてみました。
案の定「日本語しゃべれません」って。そこから英語で会話したのですが、パキスタンの女性で、大阪で会議があって今日は一人で京都見物に来たそうです。
ちょうど少し前にテレビでパキスタン特集を見ていたので、そのような事を話しました。
彼女が言うには「パキスタンの女性は店員のような仕事には就けない。教師、エンジニア、医者くらいだ」とのこと。男性は外で仕事をし、女性は家庭を守るのが今までの女性の一般的な生き方だったそうです。
それと「?」となったのは彼女が「日本の女性は結婚が早いですよね」って言ったこと。ビックリして「娘は28でしたし、私は30ン歳でした。東京だと30くらいが普通じゃないかな」と言ったら「日本の女性が若く見えるからそう思ったのかも」って言っていて、おかしくなりました。
彼女の英語はパキスタン訛りというのかな、ずーっとつながっている感じがして、ちょっと聞いたところでは「英語なのかな」みたいな。
こうやって書いているとペラペラみたいに思われるでしょうが、そうではない。
husbandといいたいのに、その前にナンピョン(韓国語でhusband)が、daughterと言いたいのに、その前にッタル(韓国語でdaughter)が出て来る始末です(^^;)。
構文は問題無いと思うのですが、とにかく簡単な英単語が出て来ないんです、韓国語に邪魔されて(^^;)。
こう言うと「韓国語がしゃべれるんだな」と思われてしまうでしょうが、そうではない。
つまり韓国語も英語もろくにしゃべれない状況になっているわけです(^^;)。
そしてその日の夜、また英語をしゃべる羽目に陥りました。今度は私がしゃべりかけたのではありません。レストラン街をグルグル歩き回っていた時に、あるお店の前でメニューを見ていた欧米人の年配のカップルが、突然「英語できますか?」って。
セットメニューを指さして「これ全部で940円?」って訊いているんですね。まぁそれは良いです。だけどその写真の中の餃子や肉団子を説明してくれ、って(^^;)。もうね、いい加減です!
それで30分後くらいだったかしら? 私たちがあちこち回った揚句、レストランが決められずにまたそこに戻ったら、主人が「さっきの人だ」って言うじゃないですか。
「Oh!」「あー」みたいな再会で(^^;)。美味しかったそうです。このお二人 ↓です。
1日でこれだけ英語に接したら誰だって何か考えますわねぇ。
娘は「お母さん、しゃべれていいな」って言ってましたけど、聞いていたらひどい英語だったのがバレバレだったでしょう(^^;)。
韓国語だけじゃなくて英会話もちょっとなんとかしたいと心から思いましたです。はい。
帰宅してから、パキスタンの彼女が国に戻る日に合わせてメール(写真つき)を送りました。素晴らしい英語で返事(写真つき)が来ました。きちんと教育を受けた人の英語の文章でしたね。英会話だけでなく、英語もきちっとやらなければ、と決意を新たにしましたよ!
忙しくなりそうだ...。