私と主人がちかごろ気に入って見ている「おとこめし」が新聞に紹介されていて「あら」と思いました。なぜって、毎週金曜日、0時12分放送の深夜番組なので。
これの第一回を主人が見ていて「ヤクザがドンパチやっていてイヤだな」と思ったのですが、途中から面白そうに思えてつい見るようになりました(^^)。
ストーリーは、自分のアパート前でのヤクザ同士の抗争に巻き込まれ、脅されて自宅に彼らをかくまう羽目に陥った大学生の話です。
そのかくまった組長が、冷蔵庫にある残り物で作る絶品料理が毎回登場するわけで、これって料理番組?みたいなドラマです(^^)。
なぜ組長が美味しい料理を作るのか?
組長を演じるのが「生瀬勝久さん」、就職活動がうまくいかない大学生を「柄本時生さん」がやっていて、この人「柄本明さん」の息子さんなんですね。特異なキャラで際立っています。
二人はこんな風 ↓。
原作はマンガだとばかり思っていましたが、検索してみたら、福澤徹三さんの書いた小説でした。
これまでにシリーズ3作が上梓されています。
『侠飯』
『侠飯 2 ホット&スパイシー篇』
『侠飯 3 怒濤の賄い篇』
上の最初の2冊は図書館にあったので予約しましたが、人気があるようで私まで届くには時間がかかりそうです(^^;)。
土曜日の夜、7時54分に始まる「家、ついて行ってイイですか?」もテレビ東京の番組ですが、こちらはドラマではありません。
駅前で終電を逃した人にインタビューして「家までのタクシー代をお支払いするので家までついて行ってイイですか?」と訊くわけです。OKした人の家まで行って、その人の生活スタイルを取材する番組 ↓です。
これを見ていると「人生って色々あるんだなぁ」「ふつうに見える人でも大変な過去を持っていたりするんだなぁ」と思わされます。
家までついて行くパターン以外にも、銭湯から出て来た人に「銭湯の回数券を差し上げますので家ついて行ってもイイですか?」というものもあります。
もうひとつは、山間などにやって来る巡回スーパーで買い物している人に声をかけて「ここでのお支払いをこちらがしますから家ついて行ってもイイですか?」というパターンもあるわけです。
こちらはご老人の家にお邪魔することがほとんどで、やはり年を重ねていらっしゃる方々だけに若い人の生活スタイルとはまったく違うし人生経験も豊富で、なかなか興味深い話が聞けたりします。
テレ東は、お金を使わずに面白い番組を作るのが上手いなぁ、と感心しています(^^)。