これも図書館の新刊案内から借りた本です。
文章を書くのが苦手で、そんな人間がブログなんぞを始めたので苦労しています (って言いながら、けっこう雑)。
著者は 「良い文章」 とは 「書き手の思いが誰にでもわかりやすく伝わる文章」 だと言っています。
読んでみて自分がいつも実行している注意事項と 「あ、そうか、気をつけなくちゃ」 と思ったことがありました。
前者は 「積極的に改行する」 でした。
後者はたくさんあるのですが、たとえば
「主語と述語を近づける」
「余分な修飾語は書かない」
「難しい漢字の動植物名はカタカナにする」 など。
それから112ページにまとめてある 「ひらがなで書くほうがよい例」 が勉強になりました。
手紙を書いて見る→手紙を書いてみる
花の様に美しい→花のように美しい
できあがって行く→できあがってゆく
やる気が出て来る→やる気が出てくる
見た事がない→見たことがない など。
ここ、本当に 「気をつけよう」 と思いました。
最後に 「けずリング」 というトレーニングのページが少しあります。
550字を450字程度に、次の文章は700字を400字程度に削れ、というもの。 頭をひねりました。 結局、答えを見てしまいましたが 「こうやって削るのか」 と納得。
中身が大文字なのですぐに読めます。 ただ、読んだだけじゃなくて実行に移せるか、が私の場合は問題でーす (^^;)。