花さんは寡作の人なので、図書館で新刊を見つけるたびに借りています。
「犬の...」は、数冊の写真集とフォトエッセイからまとめたもので、たしかに読んだ文章、見た写真もありました。
「道端に...」は、写真集で、2011年出版になっていますが、初めて借りました。
花さんの写真は、よくありそうな風景なんだけども、そこだけ切り取って私たちは見ていないんだろうな、というところが一般人の目と違うところでしょうか。
猫や犬の写真も多いのですが、それが主人公でバーンと前面に出ているのではなく、風景の中にちらっと存在している、みたいな作品が多いです。猫の表情が実に良い。
花さんのことは、お母さんである百合子さんの著者「富士日記(上・中・下)」や「日々雑記」で知っているので、とても親しい人のように感じてしまいます。
「富士日記」では、花さんの小さいころから大学生になるまでがわかりますし、「日々雑記」では、離婚して家に戻ってきた花さんと百合子さんの日常がつづられているので、どうしても知り合いのおじょうさんの半生を見てきたような気にもなります(^^)。
泰淳氏と百合子さんが亡くなったあとの花さんの生活まで心配になると言う...(^^;)。
私よりうんと年下のような錯覚を覚えるのですが、生まれ年を確認すると、歳は私とそれほど違わないんですね。
花さんのエッセイは、やはりご両親の血筋でしょうか、なにげない風景を描写しても何か違う...。
それと、花さんはどうも知らない人からよく話しかけられるタイプのようで、そのやりとりもおかしいんです。
土日は娘と赤子が自宅にもどっていたので、ほとんど私は惰眠をむさぼっていました(^^;)。好きなだけ寝られる境遇のありがたさを実感しました。
もうすぐまた来ますが、今回からは火曜日の夜か水曜日に返すようにします。だんだん1人で世話するのに慣れてもらわないと、です!
おまけ: またまた婿さんが作ってくれた「チョコプリンタルト」と「レアチーズタルト」。ささっと作るらしいです!