コメント、ありがとうございました(^^)。ご心配をおかけしました。
大変な難産だったと思います。
この3日間のことは、日記を見返さないと覚えていないくらい曖昧な記憶の中です(^^;)。
おととい帰宅したものの、いつ連絡が来るかも知れないと思って、お化粧も落とさずにいました。1時間しか寝ていないころに「LDRに移ります」と娘がメッセージが来たので、婿さんにも電話して、朝の4時過ぎに家を出ました。
真っ暗な首都高 ↓はガラガラで、45分でセンターに着きました。
破水があったのは土曜日なのに陣痛がなかなか来ないんですね。それが問題でした。
自然に陣痛が来るのを待ちましたが、結局「陣痛促進剤」を点滴で入れました。そこから「痛い~!」の連続で、無痛分娩にするための麻酔はいつから始まるのか、娘はそれを気にしながら唸っておりました。
子宮口が5センチにならないと促進剤の投与はしない、とのことなので、それを待ちましたが、その時間が長かったです。LDRの外まで「痛い~!」の声が聞こえそうなくらいの絶叫が~(^^;)。
あ、LDRには家族はいていいんです。最後は「立ち会い出産」をするのに婿さんは残りましたが、それまではずっと一緒にいられました。私も「立ち会い出産」してもかまわない、と言われたのですが、お断りしました。
やっと麻酔の点滴が始まり、少しずつ痛みはおさまって来たのですが、娘のようすが変です。目をつぶったままで反応が無い!
ほっぺたを叩いて名前を呼んでも、ボーッとしています。
内科の先生が急きょ呼ばれて採血をしたり「お名前は言えますか?」「今日は何日ですか?」などという質問をするのですが、目をつぶったままだいぶ経ってから自分の名前をぼそぼそと言うばかり。
それで時々「あれっ」なんて目を開けててはまたつぶって反応無し。
出産そのものよりもこの時が一番ゾッとしました。赤ちゃんが生まれても、母親が植物状態みたいになるのではないか、と!
採血の結果は問題無かったそうですが、どうしてそういう状態になったのか謎です。
しばらくしたら、やっと正常にもどりましたが、その時の安堵感と言ったら!
どうも、あまりの痛みのせいでそうなったらしいです。気を失っていた、と言うか...。もちろん寝不足もあったとは思いますが。
診察のたびに私たちは外に出され待つ。を何度繰り返したか覚えていません。
ただただ子宮口が10センチまで開くのを待つばかり。
結局、9センチになったところで「これから出産ですので」と言われましたが、もしそれが出来ない時は帝王切開になる、と聞いていました。
助産婦さん二人、産科の先生たち数人など、8人くらいの人がLDR内にいらしたそうです。
私たちには声だけ聞こえるのですが、無痛とは思えない娘の「痛い~!」という声に、ただ不安なばかりで。
40分後くらいになって、やっと「ほらいきんで! がんばれ!」という声が聞こえ始め、だいぶしてから「おめでとう!」という先生たちの声も聞こえた時は、涙が出ました。
いつも診ていただいている肝臓内科の主治医も来てくださり「おめでとうございます。良かったですね」と笑顔でおっしゃっていました。
赤ちゃんは思っていたほどは大きくなく、3070グラムでしたが、すぐに娘の胸に乗せられ、娘は痛みは忘れたように「可愛いね」を連発しておりました。
おっぱいの近くに移動させたら、元気に飲み始めました。これで安心です。
2時間後にLDRから荷物をすべて病室に運び終えたのが、夜の10時半でした。
婿さんと家の近くのサイゼリアでお水で乾杯(^^;)。
こんなに疲れたのは、ここ数十年無かったです!
今日も午後の面会時間に合わせて行ってきます(^^)。