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Channel: ハーちゃんの「ゆらゆら日記」
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堀切史郎著 「朝顔」

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この本、実にていねいに「アサガオ」のすべてについて説明してくれています。

なんと昭和55年発行の本!

実はこれ、図書館で何度も借りた本なのですが、ある時、もよりの図書館のリサイクル棚で見つけてありがたくいただいた本なのです。

裏ページに「この資料は、葛飾区立図書館で除籍処理したものです」の印が押されています。

カラーで各種アサガオの写真が20ページも載っており、その中に「朝顔に類似した植物」として、私が毎年まいている「マルバアサガオ」と今年まいた「ルコウソウ」の写真 もありました。




この本によると、「アサガオ」の鉢の置き場所は

 一日中日光がよく当たる場所
 風通しのよい場所
 水はけのよい場所
 
だそうです。

摘心については詳しく絵入りで説明してありますが、基本的には、本葉が8~9枚くらい出たときに、本葉を下から数えて4~6枚目のところをハサミで切る、とのこと。

そして、その作業は晴れた日に行うこと、と書いてあります。

私は、野生化しているほど生命力旺盛な「マルバアサガオ」と「アメリカアサガオ」に関しては摘心は行いません。

「桔梗咲きアサガオ」も、あまりツルが伸びないので、これもほうっておきます。

その他の園芸品種の「アサガオ」は、摘心したほうが良いように思います。「アサガオ」は親ヅルよりも子ヅル、子ヅルよりも孫ヅルのほうがつぼみがよく付くからですね。

タネ採りについて興味深いことが書かれています。

それは、「大きな花でも小さな花でも同じ形質を秘めているので、なるべく長く花を楽しんだあと、花が小さくなってから採種用に花を残したほうが良い」ということです。

「最初から採種用に花を残すと、そのあとの花はやや小さくなってしまうから」だそうです。

タネ採りの時期ですが、朔(さく)が枯れ、茶色になったころ、指で押さえてみてすぐ割れるようになったら適期だそうです。

私にとっては「アサガオ」の虎の巻みたいな本です(^^)。

今日は都心に出かけ、帰りに道を間違えたら東京タワーのふもとに出てしまいました(^^;)。明日、写真をアップしますね。


おまけ: 今朝の花々。「5センチの高さでも咲いているサルビア」と「曜白アサガオ」「ルドベキア」です。





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