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Channel: ハーちゃんの「ゆらゆら日記」
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上橋菜穂子 「守り人シリーズ」全10巻読み終えました

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「守り人シリーズ」を読み終えました。

先に「精霊の守り人」「闇の守り人」を読み、先々週、「夢の守り人」「虚空の旅人」「神の守り人・上・下」の4冊 を読みました。




残りの4冊 も図書館から借りて来て読みました。「蒼路の旅人」「天と地の守り人・第一部、第二部、第三部」です。これで一応「守り人シリーズ」の10冊を読破したことになります。




タイトルに「~の守り人」となっているのは、短槍使いバルサが主人公で、「~の旅人」となっているのは、皇子チャグムが主人公の物語です。

それぞれの内容についてはこちらを読んでくださったらおわかりになると思います。

1話ごとに主人公がバルサだったり皇太子チャグムだったりしますが、最後の「天と地の守り人」では死んだとされているチャグムが自分の祖国、新ヨゴ皇国を救うために人を殺めてまで自分の決意を固めて行く課程が描かれています。

結局、このシリーズでは、皇子チャグムが父である帝に命をねらわれるようになってバルサ、タンダらと逃亡生活を送った11歳から、17歳までのチャグムの成長ぶりを描こうとしたのかな。

最後にバルサとタンダが一緒に暮らす未来をほのめかすラストで終わるのですが、その二人のその後の生活ぶりがちらっとのぞけるのが「春の光」という短編でした。本当に短いものですが、やっとバルサの闘い続ける毎日が遠いものになったのかなぁ、という安心感を得られました。

なにしろバルサの戦闘シーンは大変なもので、かすり傷で済む時もあれば、縫わなくてはいけない深手を追うこともしばしばなのですから。

こうして続けて10作品を読むと、登場人物が自分のまわりにいるような感覚に陥ったりもしますね(^^)。

1つのシリーズをいっぺんに10冊も読む経験は初めてでした。

これに続いて同じ著者の「獣の奏者」全4冊も読み始めました。azukinakoさんのおススメのとおり、最初から物語に没頭できる物語です(^^)。


おまけ: 今日はアリオ亀有の「BAQET」というお店にお昼を食べに行ってきました。パン食べ放題でした(^^)。



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