うちの区の図書館から借りている本です。
猫沢エミ著「猫と生きる。」
村井理子著「家族」
「1DAY マクラメ」
今井ようこ著「ヴィーガンサンドイッチ」
「毛糸だま 2022 Vol.194 夏号」
です。
「猫と生きる。」は、友人から教えられて借りて読みました。
内容ですが
ミュージシャン、文筆家の猫沢エミとパリに渡った一匹の猫の物語。8年ぶり、待望の復刊。新規の書き下ろしを80ページ加え、新たな運命の猫との出逢い・別れの物語を特別収録。(出版社HPより)
著者の飼った4匹の猫の物語。特に1匹目の「ピキ」は、パリにまで連れて行って共に生活した猫で、帰国する時の手続きの大変さは気が遠くなるほど!
そして4匹目の猫「イオ」は「扁平上皮がん」にかかってしまいます。その「イオ」の最期をどのように過ごさせるか、著者の悩みは深い。
結局、安楽死を選ぶわけですが、読んでいる私も猫大好き人間なので、涙が流れました。
村井理子さんの「家族」の内容は
舞台は昭和40年代、港町にある、小さな古いアパート。
幸せに暮らせるはずの四人家族だったが、父は長男を、そして母を遠ざけるようになる。
一体何が起きたのか。家族は、どうして壊れてしまったのか。
ただ独り残された「私」による、秘められた過去への旅が始まる。謎を解き明かし、失われた家族をもう一度取り戻すために。
『兄の終い』『全員悪人』の著者が綴る、胸を打つ実話。(出版社のHPより)
実は私、「兄の終い」を3ヶ月前くらいに読んでいたんです。この「家族」を先に読んでいたら、「兄の終い」に対する気持ちも変わっていたはず、とも思いましたが、「家族」は今年の2月に第一版が出ている新しい本なんですね。
「エピローグ」で著者は
琵琶湖のそばの田舎町に、私は二人の息子と夫、そして愛犬とともに暮らしている。これ以上ないほど平凡な日々には違いないけれど、わが家にはとても静かな時間が流れている。育った家とは正反対の穏やかな空気に満ちたこの家で、常に心の片隅に両親と兄の存在を感じながら、私は暮らしている。
この文章を読むだけで、育った家庭がどんなに波乱に満ちていたかわかりますね。
ところで、新型コロナの感染者数、昨日は京都と茨城で過去最高だそうで。大丈夫でしょうか...。