昨日、図書館から借りてきた本です。
75歳以上の免許更新が、2022年5月13日から変わるそうです。
注目点は、過去3年間に信号無視などの一定の違反行為をした人に義務化される「運転技能検査」。
今までは、高齢者講習の実車指導で助言を受けるだけであったものが、運転技能が採点され、結果によっては免許を失うとのこと。
そして、75歳以上で違反行為がなかった運転者と、70歳以上の運転者が受ける高齢者講習での実車指導においても、点数付けが予定されているそうです(^^;)。
また、「認知機能検査」も簡素化され、タブレットを使ってのテストになるとのこと。
この本では、「運転技能検査」について細かく課題と点数が載っています。
その課題ですが、指示速度による走行、一時停止、右折・左折、信号通過、段差乗り上げ、補助ブレーキ等、となっています。それぞれについても「こうすべき」点が書かれています。
「認知機能検査」は、これまでと違って、「時計描画」がなくなり、「手がかり再生」と「時間の見当識」の二つに減りました。
主人が受けたものはこれまでの検査でしたから、「時計描画」があったそう。
「手がかり再生」というのは、タブレット上に、4つのイラストが4回表示されます。それを記憶するわけですね。
問題なのは、すぐにその解答を出す前に「介入課題」というものがあるんです。数字が並んでいて、タブレットの音声に従い、指示された数字に斜線を引いていく、というもの。これは採点には関係しないそう。
その「介入課題」の後で、自由回答をします。記憶した16個のイラストを思い出して書き出すというもの。
次に、イラストを思い出すためにヒントが出されます。
この本には、A〜Dまでの4パターンのイラスト、16個✖️4が大きなイラストで載っています。
最後に「時間の見当識」の問題です。
今年は何年ですか?
今月は何月ですか?
今日は何日ですか?
今日は何曜日ですか?
今は何時何分ですか?
の5題です。
何年ですか?の答えは、西暦でも和暦でもOK。
何時何分ですか?の答えは、この検査で「始めてください」と言った時刻を「検査時刻」とし、その前後それぞれ30分以上ずれる場合、誤答となるそうです。
書き切れない細かい説明もあって、主人に見せたら、「受ける人は一度この本を読んでおくべきだな」と言ってました。
一度読んでおけばかなり安心できると思います。
価格は1870円。発行は、JAFメディアワークスです。
話は変わりますが、昨日は娘宅、図書館2館に寄ったあと、また「木下川薬師」に行きました。もう暗くなりかけでしたけど、一応「フジ」の花 ↓を撮ってきました。
見頃ですね(^^)。