Quantcast
Channel: ハーちゃんの「ゆらゆら日記」
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3633

古内一絵著「最高のアフタヌーンティーの作り方」

$
0
0

 

 

 

今年の4月に初版、5月にもう再版された本です。

 

古内さんの「マカン・マラン」シリーズに魅せられた私なので、この本が図書館に届くのを待っていました。意外と早くお隣りの中央図書館に来ましたね。

 

内容は

 

老舗・桜山ホテルで、憧れのアフタヌーンティーチームへ異動した涼音。でも初めて提出した企画書は、シェフ・パティシエの達也に却下される。悩む涼音は、お客様、先輩、そして達也の隠れた努力を垣間見ることで、自分なりの「最高のアフタヌーンティー」企画を練り直し……(出版社のサイトより)

 

都心の真ん中であることを忘れてしまう、桜山ホテルの広大な庭。

 

何ホテルかな、なんて考えたんですけど、最後の古内さんの「謝辞」に、「本作の準備に当たり、ホテル椿山荘さん、鎌倉のシェフパティシエール辻本静子さんをはじめ、調理関係、製菓関係の方々からたくさんの貴重なお話を伺いました」とあって、モデルになったのが椿山荘だとわかった次第です。

 

中にひとりでアフタヌーンティーを楽しむ常連客が出て来るんですけど、その内のひとりは、サラリーマン風の中年男性。

 

見た目はちょっと冴えないただのオジサン。でも、季節にスイーツに合わせた紅茶のセレクトも、スイーツを食べる順番も完璧! スタッフの間では「ソロアフタヌーンティーの達人」とも呼ばれているらしい。

 

この人が最後の方で、「マカン・マラン」の登場人物のひとり「クリスタ」であることがわかるんですねぇ! ビックリしました!

 

美味しそうなスイーツ、何種類もの紅茶、などなど、アフタヌーンティーに関する名前が次々と出て来ます。

 

読了した感想なんですけど、「マカン・マラン」シリーズを超えるものではなかったな、と言うものでした。

 

ただの読書好きな人間の感想なので、著者には失礼かと思うのですが、正直な気持ちです。

 

古内さんの本、前の何冊かも読ませていただいたんですけど、「マカン・マラン」シリーズを凌駕する作品を書くのは至難の技ではないのかな、と思います。

 

とにかく、「マカン・マラン」シリーズの主人公の「シャールさん」の強烈な個性が他の追随を許さない感じ、と言えば良いんでしょうか。

 

「マカン・マラン」、ドラマ化されないかな、といつも考えているんですけど、まず「シャールさん」を誰が演じるか、が大問題ですよね。

 

180cm以上あり、モデルのように彫りの深い顔立ちのドラァグクイーン! 難しいですね。

 

頭に浮かぶのは阿部寛さんかな? 

 

昨日は夕方にお弁当を作って赤子宅に持って行きました。娘はずーっと仕事でアセアセなので(^^;)。

 

娘から来たラインです。

 

 仕事してたらMたんが心配して、フォーク持ってきてお母さんの料理を私の口に入れてきた。「食べさせてあげるから…」って。かわいーーー。芋おいしい

 

だそう。芋とは、フライドポテトのことです。

 

疲れて夕食後に寝てしまい、もう朝かなと思って起きたら夜中でした。夜中の2時にこれ書いています(^^)。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3633

Trending Articles