う~、やっと読み終えました。と言うのは、なにせ編み物の季節じゃないですか。だから...(^^;)。
少し編み物を封印して集中したらけっこう早く読めてうれしかったです。面白いから読むスピードも速くなる?
日本語のタイトル、どうなるのかなぁ? 直訳だと「魔法使いが困る」なんですけどね。「魔法使いも人の子だ」にしてみました。
なぜって、この本に出てくる魔法使いは、家代々が魔法使いの家系というのではなくて、普通の人間だったのにある日「覚醒」して魔法使いになってしまうから。
魔法使いたちが主人公の中編2つ、あとの中編1つと短編1つはSFっぽい小説でした。
この魔法使いたちがソウルのロッテワールドに集合させられる。口実は悪獣を探し出して退治することなのですが、実はまったく意外な理由で集められていたのがわかります。だまされていたわけです。ま、1人の魔法使いの色恋沙汰に関係するとでも言いましょうか(^^;)。
奇想天外な話しなのに、文章を読んでいていろんな場面が映像で浮かぶんですね。
あとの中編は途中まで、ハリー・クレッシングの「料理人」を思い起こさせる展開の話しでした。つまり美味しい料理の材料は?という恐ろしい話し(^^;)。涙ぐむ場面もありました。
韓国語の実力の無い私でも、時間さえかければ楽しく読める1冊でした(^^)。