とっても可愛い着物になったと思います(^^)。模様の大きさがお人形の着物にぴったりの小ささだから、かも知れませんね。
Fさんから送られてきた布地は、60cm×60cmの正方形で、周りは処理済みのもの。ソランちゃんの着物、最近のは50cm×50cmの布では足りないんです。60cmだとちょうどでした。余り布はほとんど無いくらい。
着物だけでは着られないので、足袋とこの帯をセットにしてお送りしますね。
着物地と長襦袢に使えそうな裏地も送っていただいたので、どうしようか考え中です。
まだ小さいお子さんだと、長襦袢を着せてまた着物と帯、と言うのはハードルが高そうですよね。
大人が着せて楽しむんだったら、長襦袢はあったほうが本格的な気分が楽しめると思うんですけども。
この布で着物を、とおっしゃるかたいらしたら、喜んで縫いますのでご遠慮なく〜(^^)。
話は変わりますけども、最近借りた本です。
通崎睦美著「天使突抜一丁目 着物と自転車と」
実はこの本、う〜んと前にも2度も借りて読んだ本。
通崎(つうざき)さんはマリンバ奏者です。京都で生まれ育った「生粋の京女」と言いたいところですが、通崎さんの友人によると「きみは生粋とちがうやろ?」と言うことになるらしい(^^;)。
なぜなら、通崎さんのお母上は京都の人ではないから。
その友人は「ぼくのところは、四百年ほど、京都以外の血は混ざってへん」とおっしゃったらしい。
「京都人」と認められるのはなかなか簡単ではないようなのですね(^^;)。
そういう京都の内情から、ご自分の着物に関するあれこれ。着物を着て自転車に乗ることについても面白く書かれているから3度も借りちゃうわけなんです。ホント言うと買って持っていたい本。
通崎さんがご自分のコレクションのアンティークの着物を着ている写真もたくさん見ることができます(^^)。
中島梓著「着物中毒」
幼い頃からの着物との付き合い。自分で着物を買えるようになってやっと好みの地味な色を選べるようになったこと。
着付けや小物についても詳しいアドバイスが載っていて、着物愛好家にはとっても参考になるのではないかと思う本でした。
先日借りて読んだ、群ようこさんの「還暦着物日記」を読んでも思ったのは、40年も着物を着続けていらしてもまだ悩みや疑問があるんだなぁ、と言うことでした。
お人形の着物と人の着る着物ではだいぶ違うわけなんですけど、どうも着物つながりで検索して着物関係の本を借りてしまいます(^^;)。