これ、かなりいろいろ苦労しました(^^;)。
まず、ソランちゃんのサイズは「ミニ」と「6号」のちょうど中間だったので、本に載っているふたつの各部位の寸法を計算して新しい型紙を作りました。
でも完成したのを着せてみたら、ソランちゃんには合っていないみたいで(^^;)。自分の作った型紙の方がソランちゃんの体型には良いようでした。ガックリ疲れました。
次に苦心したのが模様どりです。布端の模様の無い部分の面積が広いんですね。ああでもない、こうでもない、と布をあっち向けたりこっち向けたり。なかなかうまく行きませんでした(^^;)。
また、21日に縫った「なんちゃってあわせ」は、袖のふりの部分はあわせに見えるけれど、袖口はあわせに見えません。そこが気になってなんとかしたいな、と思いました。
それで袖だけはあわせにしたいと思って、頭の中で縫い方を考えました。
まず、袖口を中表に縫ってあわせのようにしたわけです。こんな風 ↓。
そこからはまったくの自己流でやりました。
ふりと帯の部分はこんな感じ ↓。中の長襦袢が短いのでちょっとね(^^;)。
裾回りはちゃんとしました ↓。
帯は18日のこれ ↓を結んだんですけどもなんかしっくり来ません。
それで新たに縫ってやりました。ちりめん地です。文庫結びのアレンジですね。
元になった布地は、柄が大きいので着物に使うのは難しいかな、と思っていたもの。でも帯なら使えました。
和服地をたくさんいただいたのが役に立っています。ありがたいですね(^^)。
そして昨日ご紹介した「人形 DOLL」の本の「ワンポイントレッスン」にも、お人形に着せる着物について参考になることがたくさん見つかりました。
表紙のお人形の作者、松浦加代子さんの「レッスン」には、身長40cmのお人形の着物の寸法が載っています。
浜肇子さんの「レッスン」には、浜さんのお人形の着物寸法が出ていましたが、そこに「袖口布」「袖振り布」の寸法も出ていました。つまり「なんちゃってあわせ」だと思うんですよね。
稲邉智津子さんの「レッスン」には、柄の取り方のポイントが書かれています。
「最初に前身頃にどの部分の柄を使うか検討する。腰上げの位置で折り曲げてみて、柄の見え方を確認すること」だそうです。
赤阪瞳さんの「レッスン」では次のような文章が。
「小型サイズの人形には、大きめの図柄が入った古布は扱いづらいものだが、使い方次第では、より印象深い作品づくりを可能にする」ですって。
あ、文字数が1000を超えてしまった!
興味の無いかた、ごめんなさい(^^;)。