この写真では長襦袢を着たようには見えませんね(^^;)。
袖の中 ↓を見るとおわかりになるかしら。
おとといの「なんちゃってあわせ」ですけど、やっぱり写真に撮ってみると、お袖の中が淋しい...。
それで、図書館で借りて来た、お人形の着物の本を研究しました。
おとといの着物は、袖見返しと裾回しだけ付けて「あわせ」に見えるようにしたもので、載っていたのは「和布でちくちく ミニチュアのお着物」です。
他のを読んでみると、1冊は「ひとえの着物」+「下着(かさねとも言う)」+長襦袢。この本のは「下着」も肩上げ、腰上げをしてあります。
また別の、市松人形に着せる着物が載っている本では「あわせの着物」+「下着(これもあわせ)」+長襦袢。
どれも着た感じでは、どれかを省いても良いみたいに書いてありました。
考えた結果「なんちゃってあわせ」は作ったから、長襦袢を縫おうと思いました。
ところが、長襦袢には「おくみ」の代わりに「立衿」というものが付いているんですね。縫い方は「おくみ」と違うみたいでよくわかりません。
なので「おくみ」のままの長襦袢を縫ってしまいました。私のお得意の自己流です(^^;)。
着物と長襦袢の違いは、長襦袢には腰上げは無いところ。あとは中に着る物ですから、外から見えないようにサイズがやや小さめになっているところ。
袖丈と着丈を着物より少し短くしました。
それと、長襦袢には「半衿」を付けます。本衿の上に半衿の両端をくけて縫い留めました。これも本を見てやったこと。
半衿がしっかり付いているので、着せやすくやりました。
結局、長襦袢を作っておけば、浴衣をのぞいてどの着物の下にでも着せられるから便利かも? まぁ、着物の袖の長さにもよりますけどね。長襦袢の袖の長さとあんまり違うと変でしょうね。
今日の長襦袢に使った布ですけども、着物の裏地として使われていたものです。薄手なので長襦袢を縫うにはもってこいの布かな?
さて、今日は全国的に気温が高めで4月並みになるそうですね。東京の最高気温は19度の予想になっています。でもこれは続かないのかな(^^)。