11日にひとりで旅立った娘。婿さんと赤子は谷川岳の近くでお泊りなので、そのあいだに1泊で出かけました。目的は古い商店街などを写真に撮ること。
最初のトラブルは新幹線に乗ってすぐにやってきました。切符が取れなくてグリーン車に乗ったんですけど、精神的な不安からだと思います。「酔った」と。これまでにもひとりで新幹線に乗った経験はずいぶんあるんですけどね。
本当に吐きそうになって隣席のマダムに「吐いたらごめんなさい」と伝えたら、新幹線のスタッフに酔い止めがないか訊いてくださったそう。
酔い止めを持ってきてくれたスタッフの「酔ったかたはどなたですか?」と言う声がシーンとしていた車内に響き渡ったとか(^^;)。
それを飲んで少しラクになった娘は、助けてくれたマダムと楽しく会話して名古屋までたどり着けたそうです。お世話になりました。
「途中で降りられない」というところに恐怖を感じて吐き気がしたみたい、と言っていました。
翌日の帰りも、もう新幹線には乗れないからキャンセルする、と。帰りもグリーンだったんですけどね。
名古屋から関西本線で四日市へ。
列車関係のトラブル発生!
「乗り込もうとしたらドアが閉まってて、まだ乗れないんだなーと思ってぼーっと立って待っていたら、ほかの人がボタンを押して開けていて驚いた」そう。
次のトラブルは、レンタサイクル店のご主人との問題。娘にあれこれ(結婚しているか、子どもは何人か、などなど)質問した挙句、宗教の勧誘。おかしなネックレスを売りつけられそうになったとか!
四日市で撮った写真 ↓です。有名なスポットらしくカメラを持った人たちで場所どり合戦があったくらいなんですって。
こういう街が好きな娘でしたが、あまりにも人がいなくて心細くなったそうです。そこで「意外とひとり旅向いてなかった」とラインで言ってきました(^^;)。
翌日はまず駅で切符をキャンセルし、中央菓子卸市場を見に行き、大須行きはあきらめたようです。信じられない暑さだったとか。
それから名鉄で東岡崎まで。ものすごく古くて有名な「岡百貨店」というデパートを探しに。こんなところ ↓。「最高中の最高でした」ですって。
ここからが在来線でのきつい帰途になります。
豊橋で乗り換え。浜松で乗り換え。静岡で乗り換え。熱海で乗り換え。熱海からは「JR上野東京ライン快速{アクティー}」に乗って1時間35分。
合計でどれくらいの時間、列車に乗っていたのやら(^^;)。
旅のあいだずっとラインで報告がきました。2日間で300通だった!
夜9時過ぎに新小岩駅まで迎えに行ってやり、サイゼリアで食事。詳しい話を聞いて笑える、笑える!
在来線で東京までの道のりを走ると「ああ、東海道ってこういう道だったのか」と実感できたそうです。新幹線だとわからない感覚を味わえたらしい。
一方の赤子はと言うと、婿さんから何枚も写真や動画が届きました。ホテルでいとこ達とご飯を食べているところ。入浴シーン。ロープウェイとリフトに乗って谷川岳の天神峠まで行っているところ。谷川で水遊びしているところ ↓などなど。
いとこ達と遊んでいる写真は笑顔が多いのですが、昨日の夜ついに、まだ列車内にいた娘に電話がかかってきました。絶叫に近い大泣きで「おかーちゃーん、会いたいよーーー!」だったそう。
やはり3泊おかーちゃんナシはムリだったようですねぇ。今日会えたら大感激、かな(^^)。
娘の旅の感想ですが、「つらいことも多かったけど後から振り返れば全部貴重な体験だった。見たかったものもたくさん見れたし、楽しい旅だった」そうです。
お土産は名古屋名物のういろうでした。「外郎」を「ういろう」と読むの、娘は知らなかったそうです。
どうでもいい話を長々と読んでくださってありがとうございます(^^)。