浅葉なつ著「神様の御用人」です。ネット注文してくれました。
内容は
神様たちの御用を聞いて回る人間――“御用人”。ある日、フリーターの良彦は不思議な老人から一冊の本を託され、狐神の黄金とともに八百万の神々のもとを 訪れて御用を聞くはめになってしまった。かくして、古事記やら民話やらに登場する、人間以上に人間味あふれる神様たちに振り回されることになり……。
特殊な力もない、不思議な道具も持ってない、ごく普通の“人間”が神様にできること。それは果たして、助っ人なのか単なる使いっぱしりなのか。けれど、そこには確かに、神様たちの「秘めたる願い」と、人間との温かい絆があった。(出版社HPより)
いやいやいや、神社には今でもそこの神様がいるんだなぁ。そして神様でも困っていることがあるんだなぁ(^^)。
どうも主人公「良彦」の亡くなった祖父が「神様の御用人」を密かに勤めていたらしいのです!
良彦が方位神である狐から声をかけられたのは、友人の出仕している神社の境内にある小さなおやしろでのこと。
なにしろ狐は神であるから良彦に対する物言いも居丈高。
そして良彦に言いつけた御用とは
「先程も話した通り、神祭りをする人間が減ったことで、神々は力を失いつつある。日本の人の子が再び神祭りに目覚め、神に畏怖と敬いを持つようお前には取り計らってもらいたい。わしの御用とはそれだけのことだ」
って、それたいそうな御用じゃないですか!
良彦はと言えば、昨年新卒で入社した会社をわずか半年で辞め、この春からようやくつなぎのバイト生活を始めたばかり。
あれこれ反論して「できない」と伝えても狐はあとをつけてくる。
こうして狐と良彦の神社巡り、いや神様の悩み引き受けの旅が始まります。
次作はどうかわかりませんが、舞台が京都。狐が祇園の都路里のパフェを食べるシーンなんかも出てきて面白いですよー。
これはシリーズ化されてもう七巻まで発行されているようです。
どうして友人が送ってくれたかと言うと、彼女がツイッターでこの本をおススメしていたんです。
図書館で検索したら5人待ちになっていたのでそう返したら「送りました」って(^^)。
そういうわけでまたシリーズ物で次作を期待する本が増えました。
これまだ全部は読んでいません。なにしろ夜は9時ごろには眠くなって読書もなかなか進まないんです。今、半分まで読んだところです。
二巻からは図書館で待たずに借りられそうなので予約しました。
長雨も今夜で一段落しそうですね。夜から明け方にかけてだけ晴れマークになっています。実に久しぶりの晴れマーク(^^;)。期待しましょう。