この著者の本を知ったのはブロ友のazukinakoさんの記事でした。
azukinakoさんは読書家であり紹介文を書くのに長けていらっしゃるので、ついつい「お、これは読まなくちゃ」という気分になります(^^)。
著者は短編をいくつか書いたのち「目覚めの季節 〜エイミーとイザベル〜」という長編でいくつかの賞を受賞しています。
そして「オリーヴ・キタリッジの生活」でピューリッツァー賞(小説部門)を受賞しました。これは著者にとっては3番目の長編小説です。
これはアメリカ東部の小さな町に住むオリーヴ・キタリッジとその周辺の人々を書いたもので、13篇からなっています。そのうちにはオリーヴの名前が一度しか出ない篇もあるので「?」となることも(^^;)。
訳者あとがきに面白いことが書かれていました。
・ 初めから順にお読みください。順序を乱すと効き目が薄れることがあります。
・ 第一篇だけで判断せず、せめて二篇か三篇は服用して、しばらく様子を見てください。
ですって!
このオリーヴという女性、読んでいて驚くような行動もとるし発言もする。だんだん私の頭の中にこの人の全体像が創られてきます。
とにかく興味のあるかたは是非お読みください!
図書館で次に借りて読んだのが、azukinakoさんも読むとおっしゃっていた「私の名前はルーシー・バートン」です。
Amazonの紹介文は
ルーシー・バートンの入院は、予想外に長引いていた。幼い娘たちや夫に会えないのがつらかった。そんなとき、思いがけず母が田舎から出てきて、彼女を見舞う――。
疎遠だった母と他愛ない会話を交わした五日間。それはルーシーにとって忘れがたい思い出となる。
ピュリッツァー賞受賞作『オリーヴ・キタリッジの生活』の著者が描く、ある家族の物語。ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー。
となっています。
母親に愛されなかったと感じている主人公が、見舞いに来た母とのちょっとした会話にも心を動かすようすが細かく書かれていて、速読はできない小説でした。
あと同じ著者の「目覚めの季節 〜エイミーとイザベル〜」「バージェス家の出来事」も借りたのでこのあと読むつもりです。
図書館ではこの4冊しか見つかりませんでしたが、書かれた順序としては「目覚めの季節 〜エイミーとイザベル〜」「オリーヴ・キタリッジの生活」「バージェス家の出来事」「私の名前はルーシー・バートン」となるようです。
まったく知らなかった作家を教えてもらうのは本当にありがたいです!
今日も「江戸変化アサガオ」↓の写真を〜。よく咲くし、つぼみもたくさん付いているので。
意外と結実率は良くないようで、今のところ採れたのは10粒くらい。この先の収穫に期待します(^^;)。
今日は曇っていましたがお昼ごろから小雨が降ったり止んだりしています。大雨で被害が出ている地方もあるようです。気をつけてくださいね!