疲れてしまい今まで寝ておりました！ なにしろ病院に8時間弱いたものですから。
手術の時間が遅くなった、と主人からメールが来ましたが準備ができていたので早めに家を出てしまいました。
着いたのが7時半、病院を出たのが3時過ぎでした。
病室で術着に着替え、大黒様みたいな帽子をかぶり、看護師さんからボーッとする筋肉注射をされました。これは痛いんですよねぇ。看護師さんも看護学校で生徒同士お互いに練習したので痛みは知っているそうです。
クルマ椅子に乗って9時過ぎに手術室に入りました。30分程度と聞いていましたから10時には出て来るだろうと思っていましたが、11時を過ぎても出てきません！ なにか異変があったのか、って心配になりますよね。
結局出てきたのは11時半ごろでした。
先生のお話では、筋肉に打った注射のせいか緊張からか気分が悪くなり心臓にも影響が出てそれで時間がかかったそうです。
出てきた主人はクルマ椅子じゃなくてベッドでした。ノドには器具がつけられています。もうしゃべれません。
病室に戻ってからが大変でした。ある種のパニック状態になっていたのではないでしょうか。息も大きくて音がします。そしてしゃべれないので筆談ですが 「息苦しい」 とか 「寝ると呼吸が止まる。大丈夫なのか」 とか書いて看護師さんに訴えます。
「氷枕が欲しい」 だの 「たんを取ってほしい」 だの看護師さんを何度呼んだかわかりません。
看護師さんや私がいろいろなだめてやっと息もおとなしくなりました。1時間はかかったかな？
思うに、男性のほうがこういう事には弱いですね。女性だったら、手術が決まったらもう覚悟してその日を待つし、苦しいとか痛いとかにも強いですから。
筆談で 「何時までいられる？」 と言うので 「3時くらいかな」 と言ったら 「できるだけいてほしい」 とのこと。筆談の字も最初はパニック状態だったのでみみずが這ったような字でしたが、じょじょにちゃんと書けるようになりました。
こちらもあまり寝ていない状態で病院に8時間。「暑い」 と言う主人に入院案内でずっと風を送っていたりしてフラフラになりました。
3時過ぎに病院を後にしましたが、途中ほとんど居眠り運転気味で走っていました （＾＾；）。
明日の面会時間は午後の3時からですが、主人はもっと早めに来てほしいとのこと。しゃべれないから、という理由で早めに行っても大丈夫でしょう。
あ、ノドにつけた器具ですが、しゃべれるタイプのものもあるそうで、今回のはしゃべれないタイプ。主人はしゃべれるタイプに替えてもらう、と言っておりました。
今日は禁食。明日は柔らかいものが食べられるようです。
心臓の手術時に9Fでお世話になった看護師さんがいらして主人を励ましてくれました。
今後は声帯のようすを見ながら次の処置を決めるようです。いずれにしても早くノドの穴をふさいでほしいです。