でもだんだん着るものを編まなくなってしまって...。冬でもニットよりも軽いフリースを選ぶようになったことが大きいですかねぇ。
あと娘の小さいころは編んでやっていましたが、大きくなるにつれて編まなくなりました。編んでやったもの、ほとんど写真に撮って残してあります。
それから、手編みの場合、機械編みとの違いがわかるような作品を編まないと価値がないですよね。それが近頃あまり載っていないように思います。
この号で気になった記事、少しご紹介。
まず、編み物に関する本、イベント、映画などを紹介するコーナー、「KEITODAMA EXPRESS」 で見つけた記事です。
82ページの 「編み物造花」 ↓。
「編み物造花」 なんていう言葉があるなんて知りませんでした! 私が最近やっていることがこれですよね。まぁ、まだ 「クローバー」 と 「ジニア」 だけですけども。
これによると、江戸期に中国の造花の髪飾りがヒントになり、日本でも作られるようになり、さらに明治期になって手芸としての造花が盛んになって編み物でも作られるようになったそうです。
「編み物造花」 の本も出版されたようで、当時使われた針金は亜鉛製や銅線。幹には極細糸や紙を巻き付けたそうです。
編み方に特長があって、様々な編み方を組み合わせるのではなく、「ゆるめの長編み」 で形を調節したそうです。つまり、長編みの脚を徐々に長く編んで花片や葉を形作ったんだそうです!
こちら ↓のページでは、ニットではなくフラワーキャップに目が留りました (^^)。可愛いけど、どういう時にどういう人がかぶるのかな? アートフラワーを4年間ならっていた私としては気になるキャップでした。
そのほか、「なるほど」 と思わされたのが、86ページの 「カセの巻き方」 と106ページの 「2色のゴム編みの作り目のポイント」 です。
昨日借りてきた、「かぎ針で編む 黒 ゆきこのフラワークロッシェ」 ↓も、まさに 「編み物造花」 の本です。
中で 「良いな」 と思ったのはこれ ↓。アネモネのコサージュ。まず色が好き。
2段目に黒小ビーズを編み込んであるんですね。
それから、茎の部分の編み方が私が今までやってきたのとは違う手法でした。「point lesson」として、巻頭にカラー写真入りで茎の編み方も説明が載っています。
アネモネの編み図は他の本でも見ますけれど、やはりひと手間かけると印象が違いますねぇ。ビーズを編み込むのはめんどうだけれど、それだけのことはあると思う作品です。