キム・ジュンヒョク作家の新しい本、「メイド・イン・ファクトリー」 です。
ブロ友のAさんにお借りしました。
キム・ジュンヒョク作家がいろいろな工場を訪ね歩いて書いたエッセイ集ですね。イラストも著者が描かれたもの。
たとえばこれ ↓は、著者の 「文章工場」 だそうです!
訪ねた工場は、ラーメンやチョコレートなどの食べ物から、紙、ブラジャー、コンドーム (^^;) までさまざまです。
「プロローグ」 で著者は工場についてこんなことを言っています。
小さいころ、成績が下がると父親から 「勉強をすぐにやめて工場で技術を身につけろ」 と言われ、その言葉が恐ろしかったそうです。それで勉強をがんばったとか (成績は上がらなかったようですが)!
文章を読んでいると、著者の生い立ちやらふだんの生活などがしのばれて面白かったし、日本で韓国語を勉強している私たちのことを考えて簡潔なわかりやすい韓国語で書いてくれたのかなぁ、なんて思わせるような文体でした (^^)。そんなことはないと思いますけどもね。
著者の本はこれまでに 「楽器たちの図書館」 「ミスターモノレール」 を読んだだけです。
私としては 「楽器たちの図書館」 がおススメかな。日本語版も出ていますし。
ところでこの本、お借りしてからまず辞書ナシで読んでみました。それからゆっくりとわからない単語を引きながら読みます。
でもガックリ来るのは、それらの単語はすでに引いたことがある、という点です(^^;)。
なぜわかるかと言うと、私は引いた単語に鉛筆で下線を引いてあるので。
絶対に初めて見る単語だ、と思っていても違うんですねぇ。9割はもう引いたことのある単語なのです。
そして辞書ですが、電子辞書はまだ持っていないので、これ ↓、小学館の「朝鮮語辞典」で主に調べています。それに載っていない単語はネットで。
先日、ブロ友のAzさんがマンションのリサイクルスペースで、これのキレイなのを拾ったそうです! なんとラッキーなことでしょうか!
私はと言えば、やはりブロ友のMさんからずーっと前に頂いたのです。電子辞書を買ったからもうお使いにならないそうで。
それ以来、10年近く使わせて頂いています。中の下線も少しは増えました(^^)。もっと真っ黒になるくらい引かないとね。
あ、お隣りの区の図書館には、著者の本は4冊蔵書がありました。
「楽器たちの図書館 (韓国語版)」
「楽器たちの図書館 (日本語版)」
「ゾンビたち (韓国語)」
「ヨーヨー (韓国語)」
うちの区には1冊も無かったです (^^;)。
おまけ: 今朝またホームセンター 「コーナン」 に行ってきました。お隣りの区なんですけどね。3Fの園芸コーナーで水まきをしていました。今日はあまりしおれた鉢は無かったです。
「ゴーヤ」が200円で売られていました!