Quantcast
Channel: ハーちゃんの「ゆらゆら日記」
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3633

織田博子著 「女一匹 シベリア鉄道の旅」

$
0
0





図書館の新刊案内で見つけた本で、「シベリア鉄道」の文字に惹かれて借りました。

いわゆる「コミックエッセイ」のジャンルに属する本ですね。今このジャンルが人気があるそうです。

私が好きな「たかぎなおこ」さんの本もこのタイプで、中国や台湾でも売れているそうですから。

この本ですが、著者が陸路でユーラシア大陸を1周半、7ヶ月間かけて旅した体験のほんの一部をマンガにしたもののようです。

北欧からサンクトペテルブルグに入り、シベリア鉄道の旅が始まります




と言いたいところですが、一般的には「モスクワ→ウラジオストック」までをシベリア鉄道と言うことが多いそうです。

中はこんな感じ 。オールカラーですね。




まず著者が困ったこと。チケットも駅名もキリル文字で書かれていること。そのためにキリル文字のお勉強。車掌さんとの意思の疎通がままならないため、今度はロシア語のお勉強。

モスクワから始まった鉄道の旅、6号室で一緒に過ごすことになったのは、30代のロシア女性とその二人の娘さんでした。

彼女たちの食事は、途中の駅で買った食材や持ち込んだもの、そして湯沸かし器のお湯を利用してのインスタント食品など。

もちろん食堂車もついていますが、少々お値段が高めのよう。

30代のロシア女性は、愛想は無いものの、リンゴをむいてくれたり紅茶を入れてくれたりもします。

車内で知り合ったカナダ人男性と観光したり、中国人の商人たちと漢字でやりとりしたり。カナダ人のその若者は北京まで行って中国語を勉強するそうです。

鉄道の旅で、もっといろいろな困難に遭うのかな、と思って読みましたが、意外にもほんわかした楽しそうな旅でした。

この旅のあと、著者は北京から、中央アジア、ヨーロッパ、中東、南アジアも旅したそうです。この本の続編も期待したいところです。


おまけ: また夜中から朝方にかけて編んだ玉編みを使ったネックレス。




玉っころの部分はこの編み図 で編みました。




中央の玉っころは5号針で、両隣りの2つは3号で編んだのですが、あまり大きさに差が出ないので残念(^^;)。

留め具も昨日と同じ編み図です。




長さは約55cm、使用した糸は、玉っころが「NEW エンジェルコットン」のCol No. 8、チェーン部分が「艶コットン」のCol No. 4で、両方ともセリアの糸です。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3633

Trending Articles