去年も4月に娘夫婦たちと京都旅行に行きましたが、それがもううんと昔のような気がしています(^^;)。
毎日毎日、京都に行きたい病が発作的に表れます。娘もそうらしいです。もっとも娘は大阪もとっても好きなのですが。主人も大阪で育ったし、私の母も生粋の大阪人なので、血的に言っても関西方面に興味が沸くのは当然かも知れません(^^)。
私は若いころ4年間京都で暮らしていました。父は定年退職後、嵐山で仕事を7年間しており、母も一緒に働いていたので、私はほとんど毎月のようにそこを訪れていました。
京都に住んでいたからと言って、お寺に詳しくなるわけでもないですねぇ。友人たちが来た時でも、気に入ったところばかり何度も案内するわけです。
健脚ならば、銀閣寺→哲学の道→南禅寺→青蓮院→知恩院→八坂神社→二年坂・三年坂→清水寺、これくらいは歩いて回れます。
あとは今は焼失してしまった方広寺の大仏さんにもよく会いに行きました。運の悪い大仏さんで、建立当初は奈良の大仏さんよりも大きかったそうですが、数度の地震、火災などでどんどん小さくなり、私がよく訪れていたころには肩から上の部分しかありませんでした。
その後、私が市川に戻った後の昭和48年に、またまた深夜の火災ですっかり焼失してしまったわけで、このニュースを読んで愕然としたものでした。木造のものは火事にはひとたまりもありませんねぇ。
前に立つと、まるで上から私の目を覗き込んでいるような大仏さんでした。残念です。
本を数冊借りてみましたが、結局いつも同じような物を食べ、同じような場所を歩き回るのかな?
主人は大原の三千院には行ったことがないそうで、ちょっと遠いけれども京都駅前からバスで行ってみてもいいですね。
私は何度も行きました。雪が降っている時に2度行きましたが、観光客も少ないせいでしょうか、お茶を出してくれました。すると三千院のお坊さんが「これから比叡山に登る」と周りのかたがたと話しているではありませんか! この雪の中を歩いて? 登山靴でしたから、どのルートかわかりませんが歩いてですね。
私は夏に登ったことがあります。小説「親鸞」を読んで、彼の歩いた道で登ろうと思い、雲母坂から頂上を目指しました。歩いて登る人はあまりいないのでしょう。道路標識もあやふやで、途中迷いましたし、会ったのはたった1人の登山者だけ。物好きですよねぇ、ドライブウェイで行けば簡単に延暦寺まで行けるんですから。
なんだか長くなってしまいました(^^;)。京都のこととなるとたくさん思い出があるもので~。
サクラの頃は混むけれど、日帰りなら大丈夫ですね。希望するホテルを確保するのは、この時期は大変ですけども。