外国の編み物の本には編み図は無く、編み方が文章で表されています。英書なら英語で。慣れていないとさっぱり理解できません。
これはそういう人のために書かれた本で、英文のニットパターンで作品を編みたい人のために丁寧に解説してあると思いました。
「はじめに」に書かれていて「え!」と思ったのは、「英文パターンで編むと、編み図に書けないような操作でも編める」という文章でした。これは実際にやってみないとわからないことでしょうね。
この本の構成は「基本編」「データ編」「実践編」の3編から成り立っています。
まず「基本編」で「英文パターンを手に入れる方法」「英文パターンの特徴」「1枚のセーターを実際に編んでみる」などを紹介。
「1枚のセーターを実際に編んでみる」では、左ページに英文パターン、右ページには日本語訳が載っています ↓。
「実践編」で面白いな、と思ったのが「英文パターンでよくある質問」コーナーでした。これは役に立ちそうです。
たとえば、「yf、yrn、yo、yfrnは全部『かけ目』と訳されていますが、どう違うの?」なんていう質問もあって、私などは「なんのこっちゃ」ですけども、本当にこういう悩みを持つ編み物愛好家には「あ、そうなのか!」になるページでしょうね。
最後に6作品(三角ショール、ウィンドウペイン模様の帽子、ギャザー入りのスヌード、ジグザグ模様のスカーフ、パッチワーク風ハンガー、花モチーフのメジャーカバー)が、やはりこれらも左ページは英文パターン、右ページは日本語で解説されています。
私が思うに、この本を横において実際にやってみる。そして慣れる。これが大事かな、って。
見ていて「?」と思って編んでみたのがこれ ↓です。「知っておきたい表現や編み方」の中の「主な棒針の作り目」のうちの2つ。
上は「編みながら作る作り目・その1」の編み方 ↓で編んだもの。
下は「編みながら作る作り目・その2」の編み方 ↓で編んだものです。
説明文の中の最初の作り目「slip knot」は、普通に作り目を始める時の1目め ↓です。2番目のところです。
こんな作り目の方法、知りませんでした!
ブロ友さんで、英文パターンでステキな作品を編んでいるかたがいらっしゃるのですが、きっともう解説など必要ない域に達していらっしゃるんでしょうねぇ!
あのコットが出来てから、娘は2時間でもぐっすり眠れるようになりました。赤子はメリハリのある子で、時々家に赤子がいることを忘れるくらい大人しく寝ていることが多いです(^^)。
ところで、今夜また雪かも、とニュースで言っていました。東京はちょっとの雪の予報でもキャスターが大騒ぎしています(^^;)。どうせ降らないと思うのですが...。