昼間いくら時間があっても読書はできないタイプです (^^;)。 騒音とか人 (夫) の気配とかがあると集中できません。
友人で 「家では読書はできないから喫茶店とかに行く」 という人がいますが、エライと思ってます。 そういうところでも集中できるんですからねぇ。
夜遅くなってから自分の部屋で読み始めます。
ただ読んだ本のうち、ブログに読後感をアップするのはたぶん2割くらい。 実用書についてはもちろん書きませんし、あんまりだな、と思うのもダメですから。
先日読んだ 「スミスの本棚」 から何冊か借りて読みましたが 「落語の国からのぞいてみれば」 と 「バールのようなもの」 はダメに属するものでした。
たぶん私の好みじゃない、ということだと思うんですけども。 途中まで読んで 「もう、読めない」 とあきらめてしまったわけです。 文体が好きじゃなかったのかな。
それから、これも 「スミスの本棚」 から借りてきた、G・ガルシア・マルケスの 「コレラの時代の愛」 ↓ は、字がみっちりで500ページ! 厚さを測ったら3センチありました。 半分くらい読んだところで 「挫折しようかな」 と思いました (^^;)。
まぁ、がんばって407ページまで読んであきらめました。 う~。 どう言ったら良いのかわからないのですが、主人公たちにまったく感情移入ができないのが原因かな。
解説を読むと 「作者自身が19世紀風の小説を書こうとしたと語っているとおり、写実的な記述、描写がどこまでも続き、しかも会話らしい会話がほとんど出てこない」 と書かれています。 たしかに。
だから当時の社会情勢、文化、人の生活などについてはとても詳しく描かれているんですけども、主人公たちのものの感じ方、行動に関して同調できないんです。
でも彼はノーベル文学賞の受賞者でもあり、著書である 「百年の孤独」 は高い評価を受けた世界的ベストセラーになっています。 うーん、私がこの本を読むのにふさわしい読書力に欠けているんでしょうねぇ。
それから上下2段組みの本も私は読みたくなくなります。
キレイな夕焼け ↓。 こういう色、好きですねー。