2011年発行で少し前に話題になっていたような...?
なにしろazukinakoさんは、この本を読んで片づけモードに入り、卒業証書にお茶のお免状まで処分した、と言うのですから読まずにはいられません。
著者が言いたいこと、それは「一気にやる」。
そして、片づけでやるべきことは、大きく分けてたった二つ。「モノを捨てるかどうか見極めること」と「モノの定位置を決めること」だそうです。
その「見極め」なのですが、捨てるモノを選ぶのではなく、残すモノを選びなさい、と言っています。
その時に大事なのが、「触ったときにときめくか」なのですね。ここがこの本の核心なのかも知れないな、と思いました。
それから、「スムーズに捨てるための、基本の順番」は、はじめに衣類、次に本類、書類、小物類、そして最後に思い出品だそうです。
面白いのは、なんと著者は「衣替えはしない」と言っています。
たしかに衣替えをしなくて済むのなら、本当に気がラクになりますよね。
カリフォルニアの知り合いの家のクローゼットがそうでした。シーズン関係なしにずらーっとポールに衣類がかけてありました。カリフォルニアならではだよな、って思っていましたが、やりようによっては日本でもできそうです。
あと、「いつか読むだろう」「いつか使うだろう」と思ってとってある本類、書類のほとんどは必要のないものなんだそうです。「いつか」はまず来ない、と思ったほうが良いみたいですねぇ(^^)。
私がやっている収納法も出ていましたが、それは「バッグの中にバッグをしまう」こと。マンションではモノは増やせないので苦肉の策でそうしていたのですが、著者も同じことをやっていたのでフムフムとなりました(^^)。
「捨てられない原因」を突き詰めていくと、それは「過去に対する執着」と「未来に対する不安」になるそうです。
モノを通して「過去に対する執着」と「未来に対する不安」に向き合うと、今自分にとって本当に大切なモノが見えるようになり、その結果、自分の価値観がクリアになり、その後の人生の選択に迷いが少なくなる、ということなんですねぇ。
「片づけ」と簡単に言うけれど、自分の生き方にまで影響が及ぶわけか...。深いです。
私の場合、マンションに住んでいるせいもありますが、どうしても死んだ後の整理を考えてしまってモノは買わなくなっています。衣類なども、たぶん友人たちの10分の1? 20分の1? ホントですよー(^^)。
それにしても、この本を読んでから、そのへんに出ているモノを定位置にしまうようになりました。影響を受けやすいタイプですねぇ(^^;)。
「人生がときめく片づけの魔法 2」では、もう少し具体的に「片づけ」の方法を伝授しています。
夕方、娘のところに大根とタコの煮物を届けて、たつみ橋交差点を右折して病院を横目で見たら、駐車場に空きがあります。
診察券は「忘れました」と言って、2週間分のお薬の処方箋だけもらってきました。おとといが通院日だったんだけど、友人宅に行ったので間に合わなくて行けなかったので。
主治医(心臓のほう)は、1、3、5週の水曜日にしかここの病院に診療にいらっしゃらないのでかなり不便です(^^;)。
おまけ: きのう完成した友人用のスヌード。Nさんのに似せて編もうとしたのですが、黒とベージュの糸が足りなくて違うものになってしまいました。許せ、友よ(^^;)。