図書館の「新刊案内」で見つけた1冊 ↓です。
この本は、テレビ東京の経済ニュース番組 「ワールドビジネスサテライト」 の中の 「スミスの本棚」 というコーナーを本にしたものです。
このコーナーは、各ジャンルで活躍中の人が自分の推薦する本を紹介する。 そして次のゲストとして自分の友達を指名するシステムだそうです。
ゲストとしては、サッカー選手の遠藤保仁さん、作家の角田光代さん、作家の島田雅彦さん、女優の鈴木砂羽さん、落語家の立川志の輔さんら、36人が登場。 それぞれが視聴者に薦めたい至極の1冊について語ります。
私が読む本を探す時、友人の情報や新聞などの書評、はたまた図書館の新刊案内などをあてに探すわけですが、この本のように1冊の中に面白そうな本が複数載っているものはとても助かります。 ラク、っていうかズルい方法っていうか...(^^;)。
うちの区とお隣の区の図書館にはめいっぱい予約してあったので、すでに予約した本のうち 「これはまぁいいか」 と思われるものは取り消しにして、この本の中から5冊予約しました。
「病気の日本近代史」 「コレラの時代の愛」 「落語の国からのぞいてみれば」 「バールのようなもの」 「楽園のカンヴァス」です。
これら、もうお読みになったかたもいらっしゃるでしょうね。
推薦されている本のうち、カズオ・イシグロの 「私を離さないで」 は何年か前に読みました。 SFに分類される小説でしょうか。 映画にもなりましたが、本当に不思議な、面白い、そして怖い本でした。
これを推薦したのは、アンドロイド研究者であり大阪大学教授でもある石黒浩さんです。 偶然でしょうか、苗字が同じ「 イシグロ」!
そして私は知らなかったのですが 「スミスの本棚ー私の人生を変えたこの1冊」 という第一弾もおととし出版されていました。 これも借りようと思っています。
近頃かなり本を読んでいるのは、やはりストレスがたまっているためかな? 読書できないほどの悩みも経験している私としては、本でストレスが解消できる状況というのは、さして深刻ではない、と判断しているのですが (^^;)。
追記: 「スミスの本棚」 第一弾を借りて読みましたが、新作のほうが数倍うまく編集してあると思いました。