それにしても寸法を測ったら、縦が30cm、横が24cmもある大判変型サイズの本なんですよ! 驚きの大きさです。
「なんでこんなに大きくしたのかな」って言ったら主人、「いつも小さいの作ってるからその反動でじゃないか」ですって! なるほどね(^^)。
今号は「夏だから、ひみつの京都へ」特集で、それに魅かれて買ってしまったわけですが、「京都」と付くだけで売れ行きが何倍も違うんでしょうねぇ。
テレビのサスペンスものでも「京都どこどこ殺人事件」というタイトルにすると視聴率が期待できるそうですからね(^^)。
京都に4年間住んでいた私でも、ほとんど知らないことだらけです。
「祇園祭に後祭りがあった」なんて知りませんでしたし、それがこの夏の祇園祭で復活するなんて初耳でした。
その「祇園祭」のページ ↓です。10ページにわたって詳しく載っています。
実は私、祇園祭に行ったことありません。京都の三大祭り「祇園祭」「時代祭」「葵祭」の中で見たことがあるのは「葵祭」だけ(^^;)。
祇園祭は1日だけのお祭りじゃないんです。その前後にさまざまな行事が行われるのですが、盛り上がるのは「宵山」でしょう。
祇園祭の前日、7月16日の夜、通りが歩行者天国になって、祇園祭に使われる「山鉾」が立っている通りを見て歩けるんですね。
すごい人出なんですよー。
どれくらいすごいか、って言うと、むかし父が叔母たちを京都に招待してもてなした時があったんです。宵山もみんなで楽しんでいたのですが、人ごみをはずれた時に多摩川のおばさんのスカートが足元に落ちていたんですよ!
それくらい人ごみにもまれて、スカートがずり落ちたことにも気づかなかったんでしょう。みんなで大笑いした良い思い出です(^^)。叔母たちもみな故人になってしまいましたから。
川端康成の小説「古都」でも、主人公の双子が初めて出会うのが宵山で、でしたね。
あらら、祇園祭の話が長くなりました。
あと今号に載っていたので気になったのは、このキレイなかき氷 ↓。
これは「祇園楽楽」の「あめちゃんみたいなかき氷」で、錦水羹(錦玉のようなもの?)や白寒天、カラフルな白玉、果実まで入っているそうです。これに、ベリー、マンゴー、ピーチの3種類の自家製フルーツピューレのソースから好きなものを選んでかけていただくそうですよ。
それから和菓子 ↓。
これは「亀屋良長」が「ことりっぷ」のために作ったオリジナル和菓子だそうです。
そして、これまでの「ことりっぷ」では「三条通り」がクローズアップされていたのに、今号では「五条通り」↓にブームが来そうな気配? 知らなかった...。
以前は大通りに面したオフィス街というイメージが強かったエリアが、モノづくりに携わるクリエイターや文化系の人たちが次々とお店をオープンしているそうです。
あと、貴船と鴨川の「床」の話や、町家でのお食事、などなど。どれも「ふ~む」となるものばかりでした。
同じ「床」と書いても、貴船では「とこ」と呼び、鴨川では「ゆか」と読むのだそうです。
「床デビューの夢を叶えるカフェ」として、「スターバックス 三条大橋店」が紹介されていました。ほとんどのお店が「床料金」が別途必要ですが、ここのスタバはそれが要らないそう。
京都の夏の暑さは「油照り」と言われるほどのキビシさですけど、なんか夏の京都にも行きたくなってきました(^^;)。
「大文字の送り火」「下鴨神社の古書祭り」など、この季節ならではの行事もあるんですよねぇ。
毎月15日に「知恩寺(知恩院ではない)」で催されている「手作り市」も是非、行きたいです! これは夏に限りませんけどね(^^;)。