畠中恵さんの人気の著書「しゃばけシリーズ」に出てくる料理を、川津幸子さんが現代の家庭でも作りやすいアレンジを加えて再現したのが、この本だそうです。
内容は
しゃばけシリーズには、おいしい料理場面がいっぱい。若だんなも妖も大好きな卵焼き、仁吉や佐助が給仕してくれる小豆粥。豪華な花見弁当、宴会の葱鮪鍋、やなり稲荷。宿場町の奈良茶飯、天狗と食べた夜鷹蕎麦。三春屋の茶饅頭に、栄吉の辛あられ……しゃばけに登場する美味なる江戸料理、全33品をお手軽なレシピで再現。若だんなが食べたあの味を、あなたもおうちで楽しんでみませんか? (出版社HPより)
実は私、この「しゃばけごはん」を読むまで、元になっている「しゃばけシリーズ」はまったく読んだことがありませんでした。どんな内容かも知りませんでした(^^;)。
なので、シリーズ全20巻のうち、最初の「しゃばけ」から13冊ほど借りて読んだわけなんです。残りの7冊は今日、図書館2館から借りる予定です。
主人公の若だんな、江戸の廻船問屋兼薬種問屋の一人息子、17歳。優しい性格で物言いも穏やか。
でも、彼の病弱さと言ったら、年に何回か死にそうな目に遭うくらいなんです。
だから、両親も彼の身の回りの世話をする手代ふたりも、店の売り物である砂糖を全部集めたよりも若だんなには極甘なのです!
店が火事に見舞われた時も、手代ふたりは主人夫婦には見向きもせずに真っ先に若だんなを連れて逃げ出し、あとで主人から責められるどころか「よくやった」と褒められる始末(^^;)。
そして問題は、若だんなの祖母が大妖であり、若だんなも人ではあるもののその血を引いているため、普通の人にはわからない妖(あやかし)たちを見分けることができる、ってところです!
手代ふたりも、祖母がつかわした妖。そして若だんなの周りにはいつも小鬼や屏風のぞき、と言った妖怪たちがうろちょろするんです。
事件が起こると、ほとんど横になっている若だんなの代わりに、妖怪たちが大活躍。そのままの姿で、あるいは人に化けて。
あら、「しゃばけごはん」より「しゃばけシリーズ」の紹介になってしまった(^^;)。
20巻ものシリーズになるだけのことはありますねぇ。登場人物たちが面白くて読みやすいですし。
今日は無風でルーフバルコニーにも日が燦々。それだけで気分が良くなります(^^)。
赤子と婿さんは今日から2泊3日で婿さんの実家に泊まりがけで行きます。娘は迎えにも行きたくないそうですけど、木曜日には行くとのこと。
赤子は昨日、「おかあちゃんが迎えに来るからうれしい」と言ってましたけどね(^^)。