1月11日に紹介したこの本をやり終えました。
この本の問題の [ 問1] は、すべて「下の漢字語をハングルで書いてください」というものです。
その中で私が書けなかったものを抜き出してみました。
薰氣 훈기
先驗的 선험적
庵子 암자
嗜好品 기호품
奢侈 사치
心琴 심금
夢幻的 몽환적
窮餘之策 궁여지책
永離別 영이별
훈기は、小学館の「朝鮮語辞典」には載っていませんでした。NAVERで探したら「暖かい気・ぬくもり」で出ていました。
암자は안자にしてしまい不正解(^^;)。
기호품は기が出ませんでしたねぇ。
영이별は영리별にしてしまいました(^^;)。
あとの単語はやはり少しずつ間違ってしまいました。
「漢字語をハングルで書く」以外の問題は、「文法」「語彙」そしてもちろん「読解問題」ですね。
この本の最初に波多野先生は「長文読解のコツ」を書いてくださっています。
それによると第1のコツは「何について書かれた文章かを先に知ること」だそうです。
続いて第2のコツは「文脈をつかむこと」。
それから「サイレントシャドーイングをすること」。
最後に文学テキストの読解に熟達するコツとして「文章に感動すること」を挙げていらっしゃいます。
本文は、韓国の小説家、オ・ジョンヒさんのエッセイ集「わたしの心模様」の中の文章です。
第1章 (ちょっと上級 )には24問、「家と日常」「年齢を重ねるということ」「コーヒーの話」「家族」「幼年の風景」「作家として」についてそれぞれいくつかの問題が出題されています。
第2章 (もうちょっと上級 )には、「外国童話」「東洋蘭」「いろり」など6問が、最後の第3章 (さらに上級 )だけ長文が1問、出されています。
どれも静かな文体に著者の深い思いがこもっているような気がしました。私と年齢が近いせいもあるのでしょう、共感できる文章が多かったです。
波多野先生がすすめていらっしゃるように「原典読破に挑戦」してみたくなりました(^^)。
おまけ: 今日も風が冷たく感じましたがお天気が良かったので、図書館に行く前に江戸川区の香取神社にお参りしてきました。桜のつぼみはまだ固かったけれど、私の大好きなヤブツバキが咲いていました(^^)。