Tさんの坊ちゃん、Y君のために縫ったものです。
裏地付き、中央縦に形状保持テープ入り。男性用の型紙で作ってあります。こちらの本 ↓に載っていたもの。
動画はこちらを参考に。
ただ、私の場合は、裏地は表地よりも小さく裁って縫っています。
裏地は表地と同じ型紙で裁ちますが、ゴム通し口は表地より1.5cm短く置いて裁ちます。
周りは型紙より3mm内側を切ります。
型紙は、2歳用から最大サイズの男性用まで、11種類持っています。ご希望のかたいらしたらお送りしますよー!
ざっと数えたら、ブログの写真を載せないものも含めると40枚、裏地付きを縫いました。ほとんどが立体タイプのものですが。
最初の頃と比べるとだいぶコツもわかって来ました。その頃のマスクを受け取ったかたに「ごめん!」と言いたいです(^^;)。
話は変わりますが、今図書館から借りて来ている本たちです。編み物関係はのぞいてあります。
髙田郁著「晴れときどき涙雨 髙田郁のできるまで」
坂本大三郎著「山伏ノート」
千早茜著「わるい食べもの」
渡辺葉著「ふだん着のニューヨーク」
です。
髙田さんは「みをつくし料理帖」で大好きになった作家さん。特に驚いた文章があります。中学一年生だった髙田さんは、体育教師に「このクラスで一番気にくわんのはお前や」と名指しで言われ、それからいじめが始まったそう! 男子生徒に暴力を振るわれ、肋骨骨折に内臓損傷で緊急入院になったとか。そして10年前、その教師が無銭飲食に飲酒運転で逮捕されたと新聞で見たそうです。「こんな人間に今まで...」そう思うと哀しみと苦さと滑稽とが胸に込み上げて、涙を零しながら笑った、と!
「山伏ノート」は、ブロ友さんの記事の写真に写っていたので借りてみたんです。高級料亭のお休みどころに宿泊者が読むように置いてあった本だそうです。これはまだ最初しか目を通していません。
「わるい食べもの」は、これもブロ友のMさんが紹介なさっていたので急いで借りた本。作家さんの文体って、「推敲を重ねてできた文章なんだろうなぁ」と思うものと、「ペンが走る通りに書いてあるなぁ」と思うものに分けられる、って思っているんです。もちろん後者が私の好みです。この本はまさに後者!
渡辺葉さんは、椎名誠さんの娘さんですね。何冊かエッセイを読んだことがあります。これを読むとニューヨークでこの店でこれを食べなきゃ、って気持ちになりますわ(^^)。ニューヨークで雪が積もると、歩くとすってんころりんと滑るそうですけど、渡辺さんは雪のニューヨークがとても好きだそう。想像してしまいました。
今日もお昼過ぎに目が覚めました(^^;)。昼夜逆転を直さないと!