先々週からロザムンド・ピルチャーの本を何冊か借りて読みました。その中の後書きで久しぶりに目にした 「ミス・リード」 の名前。
この人の三部作と言われている 「村の学校」 「村の日記」 「村のあらし」 は文庫本で持っています ↓。 「村のあらし」 が見つからなかったのですが (^^;)。
奥付を見たら 「村の学校」 が昭和48年初版発行になっています! なんて昔なんでしょう! 中を見ても紙が変色しちゃってますねぇ。 でも好きで何度読んだかわかりません。
それでミス・リードの作品が他にもあるらしいので図書館で検索して借りてきました ↓。
私が持っている古い本は、翻訳が佐藤健一さんですが、借りてきたもののほうは中村妙子さんの訳です。
ミス・リードが 「村の学校」 で文壇デビューしたのが1955年。 彼女の作品は教師時代の体験をふまえたものになっていて、 「当時のイギリスの地方教育レポートでもあり、英国田園生活の風物詩でもある」 と言えるそうです。
今回借りてきた本を読んでも、文庫版の登場人と変わりない人も多く (親友のエイミー、掃除夫のミセス・プリングルなど) 安心して読めました。
またクレア先生、ミセス・プリングルの幼少期からの物語もそれぞれ1冊の本になっていて 「ああ、クレア先生がずっと独身だと思っていたけれど、恋人が戦死したせいだったのか」 など、新しい発見がありました。
翻訳に関しては、佐藤健一さんの訳が好きですけれど、これは何度も読んでいるせいもあるかも知れません。
母もひと落ち着きしましたので、いつものブログにもどりました (^^)。