19日にご紹介した「梵字手帖」を読み進めて行くと、梵字というとただの文字のようですが、そうではないようです。
どうも文字が「仏」「菩薩」などを表しているそうなのです(!?)。
ネットで検索したところ、梵字には50音があるのですが、どうもこれは遣唐使として唐で仏教を学んで帰国した空海(弘法大師)によって考え出されたものもあるかも知れないとのこと。
去年の8月24日に、陳舜臣著「曼荼羅の人」という本について書きました。その中に空海がどのようにして密教を学んでいったかも書かれていたと思うのですが、細かい点は記憶にありません。
とにかく梵字は密教と密接な関係があることはわかりましたが、まぁむずかしいこと。
わからないなりに読んで行ったら、ある規則だけは理解できました。
このページ↓を見てください。
たとえば「ア」の字の右上に、「し」をつけると「アー」になります。
同様に「ア」の字の右側に点をふたつ付けると「アク」。つまり点ふたつが「ク」になるんだと思います。
そして上に「リ」のようなものを斜めにつけると「アン」になるんですね。
こういう規則がわかると少しは覚えやすくなるのかな? 少しは、ですよー(^^;)。
この本は買う本ですね。
たとえば奈良や京都などお寺の多いところに行く時に持って行って、きくらげさんのように「どれかな」と探すのに必要だと思いました。まぁ、覚えられるなら全部おぼえちゃえばいいわけですけども(^^;)。うぅ~。