どうでも良い話です(^^;)。
昨日の夜、またもや借りて来た、古内一絵著「気まぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび」の第3話を読んで泣きました。
前にも書きましたが、このシリーズの主人公は「シャール」、元エリート商社マン、いまはドラァグクイーンです。
何度借りて読んだんでしょうか。ホントに買うべき本なんですよね!
これを読んで泣いた後、一緒に借りて来た、中村江里子著「12年目のパリ暮らし」を読み始めてビックリ!
なぜって冒頭の「日本語版に寄せて」にこんな文章があったから。
「シャールさん(私の主人です)もとても応援してくれ、手伝ってくれました」
ここでもまた「シャールさん」ですって! なんと言う偶然!
中村さんのご主人の名前は、シャルル・エドワードとおっしゃるそうですが、一緒に暮らし始めてから「シャールさん」と呼んでいるそうなんですね!
中村さんがフランスのかたと結婚してパリに住んでいらっしゃることは、なんとなく知ってはいましたが、著書を読むのは初めてでした。
「日本語版に寄せて」の第一文がこんな文章でした。
「エリコ、君が感じたパリでのショックを本にまとめてみないか? すごく興味深いと思うんだよね」
これは中村さんの友人で出版社に勤めている人から中村さんが言われたこと。
すぐにはOKを出せなかった中村さんですが、それから1年が経って、「だいぶパリでの生活には慣れたけれども、でもまだまだショックを受けたり悔しい思いをしている今の自分の気持ちをフランス人にぶつけても良いかな?」と思い始めたことからこの本が世に出たそうです。
若い頃にパリに行ったことがありますけど、それは一旅行者としての経験で、いざ住んでみた人の驚きなんて感じることはありませんでした。
この本を読むと、漠然と「パリに住んでみたい」なんて気持ち、ちょっとグラグラして来るかも知れません(^^;)。
道路の汚さは、他のかたの本でもわかっていましたけど、噛み終えたガムを平気で道に捨てる、犬の散歩中に犬のしたフンを片付けない、などなど。流行のファッションに身を包んだ女性がそんなものを踏んだりしたら!
どの章を読んでも「へえ!」となること請け合いです。
昨日は私が大好きな京都で凶悪な事件が起きて、たくさんのかたが亡くなられました。
ご冥福をお祈りいたします。