1月13日放送のテレビ東京「未来世紀ジパング」。この日の特集はスリランカでした。昔のセイロンですね。
この放送の中で驚くような情報を得ました。日本人なら全員知っているべきだと思えることでした。
それは、第二次世界大戦後、サンフランシスコ講和会議におけるできごとです。日本はロシア、アメリカ、イギリス、中国の4カ国の領土になる可能性があったそうです! この時、後のスリランカ初代大統領であるジャヤワルダナ氏の演説によってこの分割案は反故になり、日本が救われた、という話しでした。
氏の演説を短くまとめると「日本は尊敬すべき国。人はただ愛によってのみ憎しみを越えられる」。氏は仏陀の教えを揚げて会議の参加者たちの心を動かしたのです。
なぜこんな重大な出来事が私たち日本人に伝えられていないのか。なぜ教科書にも載っていないのか、わけがわかりません。
現在もスリランカは親日国として有名であり、内戦が終息した今ではいちじるしい経済成長を遂げているところだそうです。
実は私たちは新婚旅行でモルディブに行きました。その行き帰りにスリランカで飛行機を乗り継ぎました。行きに1泊、帰りは3泊ほど滞在したわけです。キャンディという古都まで小旅行も楽しみ、途中は紅茶農園や植物園などにも寄りました。
あれから30年、スリランカもかなり変わったようです。この放送で、コロンボにも高層ビルが建っている風景には本当に驚きました。
テレビ東京の番組が好き、って前に記事に書きましたけれども、今回の放送を見なかったらこの情報を知らなかったと思います。長年生きてきたのに、無知だった自分に呆然、唖然でした。
おまけ: 今日の夕焼けです。この冬いちばん寒かったと思いました(^^;)。