図書館で借りて読んでは返してしまうので、ご紹介できずにいますが、最近読んだ本を少しだけ〜。
まずは、成田名璃子著「東京すみっこごはん」。
商店街の脇道に佇む古ぼけた一軒屋は、年齢も職業も異なる人々が集い、手作りの料理を共に食べる“共同台所”だった。イジメに悩む女子高生、婚活に励むOL、人生を見失ったタイ人、妻への秘密を抱えたアラ還。ワケありの人々が巻き起こすドラマを通して明らかになる“すみっこごはん”の秘密とは!? 美味しい家庭料理と人々の温かな交流が心をときほぐす連作小説! (光文社HPより)
これは図書館で2巻と3巻を借りたんですけども、1巻がなかなか来なかった。
そうしたらNさんが送ってくれちゃったんです。「すみっこごはん」の成り立ちがわからないだろう、と。いつもありがとう!
4巻はまだ図書館から届いていません。人気なんですねぇ(^^)。
Nさんは、舞台が江戸時代の文庫本もたくさんくれて、宮部みゆき著「おそろし」は読みました。夜読んでいたら怖くなってトイレも行くのをガマンしたくらい!
それから、ツイッターで知った、川内有緒著「パリの国連で夢を食う。」。
世界一のお役所の舞台裏は、驚きの連続だった!
らららー、わおー、
パリの美しさにはしゃぎながら面接をうけ、
約2000倍の倍率を勝ち抜いて、私は国連に転職した。
そこには奇妙な慣行やユニークな職場文化が花開き、
国際色豊かなオフィスにはスーツ、民族衣装、パジャマ姿の人まで。
ガチガチの官僚機構とカオスな組織運営に、ビックリしながらも
愉快な同僚たちや、個性的な生き方をする友人たちに囲まれて、
パリの日々は楽しく過ぎていく。
けれど、ふとした瞬間に我に返る。
国連でやりたかったことって何だっけ?
次第に自分の生き方に対する違和感が膨らんでいった。
大切なのは、生涯保障された安定か、それとも……。(イースト・プレスHPより)
日大芸術学部を卒業した川内さんがどのような経緯で国連で働くようになったか。その内部の事情はどうだったか。パリでの生活はどのようなものだったか。などなど面白かったです。
そして、チョンミョングァン著「鯨」。
一代にして財を成し、あまたの男の運命をくるわせた母クムボク。並外れた怪力の持ち主にして、煉瓦づくりに命を賭した娘チュニ。巨大な鯨と煉瓦工場、華やかな劇場をめぐる壮絶な人生ドラマが幕を開ける──。ストーリーテラーとして名高い著者が、破壊的なまでに激しく生々しい人間の欲望を壮大なスケールで描き出した一大叙事詩。第10回文学トンネ小説賞を受賞し、韓国で累計15万部を記録したロングセラー、待望の邦訳。
なんとも感想が述べにくい小説で〜(^^;)。登場人物たちの、文字通り「波乱万丈」の一生を描いているのですが、事実とありえない現象が入り混じり...。
ただ、厚さが3.5cmもの長い作品なのですが、訳が素晴らしい! それでなきゃ読み終えなかったと思います。
図書館にもたくさん予約してあるし、どんどん読まなきゃ(^^)。
バラ「アイスバーグ」↓が開きました。このバラは華やかさには欠けるかも知れないけれど、飽きの来ないバラ。性格の良い子です。
「ガマの穂」↓が弾け始めました! もっと弾けるとあたりは大変なことになります! うちだって植えたことはないんだし、こうやって飛んで来た穂が根付いたんでしょうねぇ(^^;)。