年末、12月30日に亡くなられた大滝詠一さんのCD ↓です。 これは1985年に出たものだと思います。 当時よく聴いていました。
1曲目の 「カナリア諸島にて」 が好きでした。
薄く切ったオレンジをアイスティーに浮かべて
海に向いたテラスで
ペンだけ滑らす
で始まる、穏やかな眠気を誘うようなメロディー。
最初の5曲が海辺のシーンを歌ったもので、南国の海辺に主人公はいる。そよ風が吹いて波の音がかすかに聞こえてきそうな、そんな情景。
聴いていて主人に 「この人たち良いねぇ。 仕事しないでバケーションを楽しんでて」 なんて言っていたものです (^^;)。 澄んだ海を眺めてボーッとしているのが好きなもので。
大滝さんの作品の中で耳に残るものの代表と言ったら 「幸せな結末」 「夢で逢えたら」 そして 「冬のリヴィエラ」 でしょうか?
「幸せな結末」 は 「髪をほどいた きみの仕草が 泣いているようで胸が騒ぐよ」 の最初のフレーズが頭から離れないくらい印象的な詞とメロディーですよねぇ。
なんと言うか、透明感のあるメロディーと言ったら良いのかな? スーッと胸にしみ込む感じとも言えそうな...。
「冬のリヴィエラ」は、主人が言うには元は 「夏のリヴィエラ」 だったんだそうですね、英語の歌詞で。
ご冥福をお祈りいたします。
おまけ: 今日の5時過ぎの夕焼けです。