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Channel: ハーちゃんの「ゆらゆら日記」
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内館牧子著「終わった人」

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2015年9月発行の本なのですが、図書館に予約してやっと来ました。

 

内館さんは脚本家と思っていて、著作を読んだのはこの本が初めてです。

 

表紙でも想像がつくように、定年退職した男性の話です。

 

がんばって東大法科を出て一流銀行に就職したものの、49歳のときにライバルが役員に選ばれ自分は子会社に出向という事態に...。

 

そして63歳の誕生日に社員から花束と記念品を受け取って黒塗りのハイヤーで家路についた田代壮介。ここから「毎日が大型連休」の日々が始まります。

 

仕事が無い、趣味も無い、親しい友人もいない...。さてどうなりますか。

 

こういう連れ合いが暗い顔をして毎日グチを言っていたら、妻はどう感じるのか。しかもその妻は子どもが手を離れてから美容師の資格をとってイキイキと働いている...。

 

壮介の気持ちも妻の千草の言い分もよーくわかるような気がしました。

 

終わりの方で二人は「離婚」でなく「卒婚」を選びます。

 

でも最後の最後の場面は少し明るい未来が見えるかな、って感じでした(^^)。

 

内館さんの小説、初めて読んだわけですけども、とっても読みやすかったです。

 

もう1冊借りてきた本は、近藤誠著「あなたの癌は、がんもどき」という本。じっくり読まないと理解ができなさそうで、昨日は70ページまで読みました。この本をご紹介するのは難しそうです(^^;)。

 

「ビオラ」のタネができ始めました。紙袋に入れておくと弾ける時に「パチッ」と音がしてビックリします(^^)。

 

中のタネの色が茶色に見えるのを採種するとすぐに弾けます

 

 

 

 

たーくさん採れます。ご希望のかたいらしたらお分けしますよ(^^)。


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