今年の3月発行の本です。
石から銀座の握り寿司まで、
「口に入れたもの」のエピソードの数々を、
絵本、童話、エッセイ、小説など、
すべての著作から厳選して抜粋。
佐野洋子の「口の中 腹の中」がわかる食事典。
と、カバーのそでに書いてあります。この文章がこの本のすべてを表しているような気がします。
写真(お料理、佐野さんの昔の、など)と佐野さんの絵もたくさん載っていて、ずっしりと重いですね(^^)。
お料理ですが、佐野さんの一人息子さんでイラストレーターの「広瀬弦さん」が再現したそうです!
どんなお料理かと言うと
おせち(芋っぽいきんとん、昆布巻き)、真っ赤なビーツの塩ゆで、レバーペースト、などなどたくさん写真とレシピが載っています。
佐野さんのファンにとっては必読の本のように思えました。
私もファンのひとりですけども(^^)。
佐野さんの作品は児童書以外はたいがい読んだかな? 若い頃からのあれこれ(2度の結婚、離婚など)にも興味があるんですね。
こんなムック本 ↓も持っています。
作品の中でも特に特に好きなのは「神も仏もありませぬ」です! 「小林秀雄賞」をとっているエッセイ。オススメです!
ほかに最近借りて読んだ本は
奥村千穂著「美しいフィレンツェとトスカーナの小さな街へ」
石黒圭著「形容詞を使わない大人の文章表現力」
大田垣晴子著「ぶらぶらミュージアム」
借りて読んでもご紹介もできずに返却するだけで〜。
N子さんにもらった「御宿かわせみ」は今22巻まで読み終えました。登場人物の人柄もわかっているし、すうっと物語に入って行けるんですね。やや中毒みたいな?
今日は涼しいどころじゃなくて寒い葛飾区。また体調を崩されるかた出るでしょうね。気をつけたいと思います。