この本を知ったのは、市川海老蔵さんのブログででした。海老蔵さんの長男の勸玄(かんげん)くんがこの本の愛読者だそうで、著者から大きなどんぐりなどをプレゼントされた、と言う。
私もどんぐりが落ちていたら拾いたくなるほうなので図書館で予約してみました。
この本では、森の小道を歩いていると拾える木の実、木の葉のいろいろを紹介してくれています。
では、これ ↓はなあに?
ご存じのかたも多いかも。これはリスがまつぼっくりのタネを食べた後の食痕だそうです(^^)。「リスの海老フライ」と言われているとか。
森の木の実の代表は、どんぐりとまつぼっくりだそうで、こちら ↓が日本産どんぐり図鑑。
日本にはブナ科の木の実が22種類あるそうで、栗もブナ科なのでどんぐりとして扱っているそうです。そうだったのか...。
こちら ↓は世界一大きなどんぐり。「インシグニス」と言う名前のメキシコのどんぐりで、直径が80mmになるとか!
一方、こちら ↓は「ヒマラスギ」のまつぼっくりが形を変えて地上に落ちたもの。「シーダローズ」と呼ばれるそうですが、キレイですね(^^)。
この木にこんな風に ↓なっているそうですよ。
どんぐりとまつぼっくり以外の実では「ムクロジ」↓の実が面白そうです。
黒くて堅いタネは羽根つきの羽根の玉に使われるそう。そして「ムクロジ」の果皮をぬるま湯につけてこすると泡立って汚れを落とすことができるんですって!
これらのどんぐりの保存法ですが、虫が卵を産みつけている可能性があるので、煮沸してから保存するのがベストだそうです。
① どんぐりをお鍋に入れてたっぷり水を注ぎ火にかける
② お鍋の中に泡が立ち始めたら火を止め、ざるにあける
③ 直射日光を避け、屋外で2日ほど乾燥させる
④ 屋内に取り込み、4〜5ヶ月放置する
だそうですよ。
よく行くお茶の水の「ニコライ堂」前の公園にたくさんどんぐりが落ちていて拾いたくなるんですけどガマンしてます。誰にも拾われないまま残っているんですけどねぇ。赤子と一緒なら拾えるなぁ(^^;)。