昨日もまたまた編み物の本を7冊くらい借りて来ました。
その中の1冊なのですが、これこそ 「目からウロコ」 な本でした!
マフラーをアラン模様などで編むと、表は良いけれど裏はどうしても裏面なんですねぇ。 それでアラン模様は 「どうかなぁ」 って考えてしまうわけです。
ところがこの本では 「両面を楽しめる編み地」 を紹介してくれています。
「裏が見えてもステキという考え方のものから、全く両面同じ、さらには、両面使えてそれぞれ違う表情のものまで、今までのテクニックの考え方をさらに少し発展させたりすることで、少し驚きの楽しいマフラーができました」 と 「はじめに」 に書いてあります。
たとえばこのアラン模様のマフラー ↓ですが 「リバーシブル編みでアラン模様」 を出すわけですが、その 「リバーシブル編み」 の編み方がまったく初めて聞いた編み方でした!
「AB2色の糸を持ち、A面を編むときは、A色で表編み、B色で裏編みを1目ずつ交互に繰り返す。 編み地を返してB面を編むときは、B色で表編み、A色で裏編みを1目ずつ交互に編む」
これすぐに理解できますか? やっぱり実際にやってみないとムリっぽいです、私には (^^;)。
このマフラーはとんでもなく難しそうですけれど、一般的なアラン模様が両面に出る基本的なマフラーの編み方も載っています。 それを編むには、1段目はAの編み図を見て編み、2段目はBの編み図を見て編むわけなんです。 ため息が出そう...。
もっと理解不能なマフラーがこれ ↓。
「ちょうちん形シェイプのバスケット編み」 だそうですが、編み図 ↓を見てもさっぱりわかりません。 これはもう絶対に編めないなぁ。
でも普通の編み図だけれど、両面ステキに見える編み方も載っていて気に入ったので、ご注文をお受けしたマフラーの1本はこれにしようと決めました。
すごく時間がかかって気が遠くなりそうなマフラーの編み方がいくつも載っていて 「編み物にも頭を使え」 って言われているような気がして楽しくなりました (^^;)。