図書館で検索していてタイトルの「京都寺町三条」に目がとまり借りた本です。
あらすじは
京都の寺町三条商店街の骨董品店『蔵』でアルバイトを始めた女子高生の真城葵。
店主の息子・家頭清貴は、物腰は柔らかいが恐ろしく勘が鋭い、ちょっと”いけずな”京男子。
ある日、『蔵』に茶碗が持ち込まれる。清貴は、それが贋作だとあっさり見抜くが、やがて清貴の前に稀代の贋作師が現れ――
エブリスタ発、大ヒットキャラミスの第二弾!
なにしろ舞台が京都、それもまん中の寺町三条。そして京都のお寺や名所、町などの名前が次々と出てくるわけで京都行きたい病の私にはたまりません(^^)。
そして京都についての知識も手に入れることができます。
たとえば、主人公の葵が
「今年は『大文字焼き』を見に行こうと思ってます」と言うのに対してホームズは
「葵さん、『大文字焼き』ではなくて、『五山の送り火』ですよ」ととがめるように言う。
実際、私ら関東人はよく間違えちゃうんですよね(^^;)。
葵の清貴に対する気持ちが恋に発展するのかどうかも気になるところです。
①から読みたいところでしたがまだ図書館に届いていません。③と⑤は借りました。続けて読みたいと思っています(^^)。
今までに⑦まで出ていますが、9月14日に⑧が発売予定と著者のブログで知りました。
若いころ京都に4年住んでいました。その後も両親が嵐山で仕事をしていたこともあり数十回は上洛しています。
毎日のように「ああ、京都行きたいなぁ」と思うばかりです。最後に行ったのは娘が結婚して半年後くらいだったでしょうか。娘夫婦と私ら夫婦の4人で行きました。
夏は暑いから行きにくい。秋は人出が多くて散策もラクじゃない。春はホテルの予約も取りにくい状況。だとするとねらい目は冬?
このごろの京都は冬もそれほど寒くない感じがします。お寺さんに上がると冷えますから暖かめのソックスを持参して履き替えれば良いわけで。
でも行ったらきっと神社仏閣めぐりはしないでしょうねぇ。町をぶらぶらしてカフェとかで休む。それのくり返しになるでしょうね(^^;)。
このシリーズは第4回京都本大賞を受賞しています。