登山中に二度、高山病にかかった事があります(⌒-⌒; )。
その二つの山がこの本に載っていて、苦しかった事を思い出してしまいました。
「燕岳(つばくろだけ)」と「白馬岳」です。よっぽど登山には向いていない体なんでしょうねぇ。
それなのに山が好きで、頭の中で旅程を考えて、どこに泊まってどのルートで、ってとこまで決めて。
この本では、小学生の時から沢野さんが登った山が50山紹介されています。
小学生の時に登ったのは「高尾山」で、みんなとはぐれてしまい、2時間近く泣きながら登山道を下りて先生が待っていた駅にたどりつき、沢野さんも声をあげて泣いたそうです。
沢野さんのエッセイはだいぶ読んでおり、奥様との離婚問題、お子さんに関する悩みなど知っていたのですが、この本では娘さん、息子さん、そのお子さんたちと毎年5月の連休は家族10人でキャンプをなさると書いてありました。
離婚も回避できて今は穏やかな暮しになったんだなぁ、と思いました。
沢野さんのエッセイによく登場する「七国山(ななくにやま)」の山向こうに息子さんが家を買ったそうで、往復2時間歩いてお孫さんに会うのが奥様の楽しみだそうです。
うちの山行の写真を何枚か。
「涸沢」でテントを張った時のもの ↓。
「白馬岳」への途中 ↓。娘は4歳でした。
苦しかった思い出がよみがえります(^^;)。
おまけ: 梅雨明け後、最初の朝の「フライングソーサー」。