先日借りて読んだ「あやしい探検隊 台湾ニワトリ島乱入」は、2009年に十数年ぶりに復活した「あやしい探検隊」シリーズ三部作のファイナルだったそうで、じゃ前の二作は?ということで二作目のこの本を借りた次第です。
ちなみに一作目は「あやしい探検隊 北海道乱入」で、こちらはまだ手に入れていません。
「台湾ニワトリ島乱入」のほうの感想は、なにしろ29人ものメンバーが日本からやって来たり帰国したりが多くて、わけわからなくなりました(^^;)。
メンバー紹介に関しても頭の中がゴチャゴチャになるという...。
それに対して今回借りた「済州島乱入」は、メンバー数が17人と少なく、そのぶん済州島での生活が多く語られていて面白かったです。
「台湾...」の旅は、椎名さんは「大成功だった」とおっしゃっているようですが、本のほうは面白くなかったです、私には。
椎名さんたちの旅は「出たとこ勝負」であり、今回の「済州島乱入」でも、釣りの名人がメンバーの中にいるから釣れた魚を中心にし安い韓国食材を手に入れて自炊生活が基本。やむなく外食するときはできるだけ安いものを食おう、という姿勢で臨んだ旅でした。
それにしても、初期の「東日本何でもケトばす会」が「怪しい雑魚釣り隊」に名前を変え、この本の「あやしい探検隊」になったそうで、初期のころの作品はだいぶ読みました。
あのころのメンバー、飯炊きメグロ、木村弁護士、イラストの沢野ひとしさんなどが私の頭にはハッキリ残っているのですが、椎名さんの話によると、メンバーはだいたい10年くらいで交代しているとのこと。そうだったのか...。
ここ10年以上、椎名さんの本に触れて来なかった私には、初期のメンバーがどうやって辞めて行ったのか、ちょっとわかりません。
「済州島乱入」「台湾ニワトリ島乱入」では、椎名さんは執筆に忙しく、島でのすべての行動に参加しているわけではない。まぁ椎名さんも今年の6月で72歳になられたわけですしねぇ。初期のころのメチャクチャな旅とは違って来ていますねぇ。
「済州島」は「さいしゅうとう」になっていますが、韓国語をやる私たちにとっては「チェジュド」と読んでしまいます(^^)。若いかたなら「チェジュド」のほうがパッと頭に浮かぶでしょうか?
今日の葛飾区の暑さはまぁまぁでした。
明日、あさっては外出するので最高気温が気になります。