先週は小説が多かったのですが、今週はなぜか海外の旅だの留学だのに関する本だらけになりました (^^;)。つまり私は海外に行きたい? そうなんでしょうねぇ、たぶん。
左から
椎名誠著 「あやしい探検隊 台湾ニワトリ島乱入」
鈴木康子著 「山猫先生 オランダへゆく」
喜多川リュウ著 「極上のクルーズ手帖」
萩野矢慶記著 「ウズベキスタン・ガイド」
今のところ、椎名さんの本を半分くらい読んだだけです。
椎名さんの 「あやしい探検隊」シリーズは何冊か読みましたが、ここんとこご無沙汰でした。
今回の旅はいつものように大勢の仲間との合宿、自炊旅。合宿地は台湾で、海釣りの話、街の話、食べ物の話、などなど。
鈴木さんは日本史学者なのですが、オランダ語をつい勉強し始めてしまったためにオランダに留学することになってしまう。そこでの生活上でのあれこれ (食事のまずさとか)が読みやすい文章で詳しく書かれています。まだパラパラしただけですが (^^;)。
喜多川さんの肩書きは 「クルーズ・コーディネーター」で、現在は外国客船 「オーシャニアクルーズ」の乗船コーディネーターをしていらっしゃいます。
最初に 「クルーズにまつわる6つの誤解」が紹介されているのですが、
誤解1 船旅は高額だ
誤解2 船旅は旅行期間が長い
誤解3 船旅は堅苦しい
誤解4 船旅は退屈だ
誤解5 船旅は揺れる
誤解6 船旅は言葉の壁がある
これら6つが誤解であることをくわしーく説明してあります。
その後も字が小さい分、クルーズを楽しむためのすべてのノウハウがこれ1冊でわかると言っても過言ではないくらい情報量が素晴らしいです。私は行くことがないでしょうが...(^^;)。
萩野矢さんの本は、写真も著者が撮ったもの。写真家でいらっしゃるそうです。
なぜこれを借りたかと言うと、武田百合子さんの 「犬が星見た」で、武田さんご夫妻がこの辺をツアーで旅していたから。
武田さんはウズベキスタンのうち、首都のタシケント、ブハラ、サマルカンドを訪れています。
「犬が星見た」を読む限りでは想像できなかった風景がこの本の中の写真でよくわかりました。神学校、モスク、廟など、ブルーのタイルで装飾されていて、この本のサブタイトルが 「シルクロードの青いきらめき」であることが納得できました。
こういう本を予約して借りると言うのは、今の私の心境となにか関係があるんでしょうかねぇ (^^;)。