1巻で協力体制をとっていた修道女のリンジーには裏切られる結果となり、その後また助け合う仲になるという複雑さ。
2巻で印象的なのは、主人公の探偵、ハワードが、何度も復活を遂げていたと思われるサミュエルに会ったこと！ しかしその場でサミュエルは殺され、ハワードも大けがをして病院に搬送される。
ところが、死体保管所からサミュエルの死体が消えたという話がハワードに伝わってきます！ 監視カメラの映像に、保管所から自分で歩いて出て行くサミュエルが映っていたのです！ 復活...。
物語をすべて語るにはあまりにも遠大、壮絶なハワードの旅...。
結局、マヤ暦とキリスト教の終末論が一致し、人類は破滅するのか、という事態になり、ハワードはそれを阻止するためにマチュピチュまで行くことになります。
人類の破滅を阻止するには、「選ばれし者」 を見つけなければなりません。一体その人物はどんな姿で現れるのか...。
思いもよらず、マヤの血筋を受け継ぐ自閉症の少女がその 「選ばれし者」 でした。
最後の最後にハワードはその少女を銃で撃ち殺さなければ人類は終わる、と言う状況に苦悩します。無慈悲に殺された自分の可愛い娘、ジェイミーにそっくりなその少女...。
さてハワードの出した結論は？
この本ですが、前に読んだ 「究極の子」 と同じ作者が書いたもの。長いけれど読みにくくはありません。わからない単語もあまり無いのでおススメです （辞書に無い単語がほとんど無い、という意味です）。
おまけ: 昨日は朝の10時～夜の8時まで赤子の面倒をみました。疲れた～ （＾＾；）。家まで送って行ったらマンションの下に二人が待っていて、横浜みやげをくれました。横浜中華街 「萬珍楼」 の月餅 ↓でした。
前日に調べたら、中華街のおみやげスイーツの中で一番美味しいらしかったからそれに決めてた、とのこと。
餡が美味でした （＾＾）。
おまけ2: 「マメグンバイナズナ」 ↓にもうタネが出来ています。タネの部分、軍配に似てますかねぇ？
